劉彦甫(@LIU_Yen_Fu)さんの人気ツイート(古い順)

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台湾人として日本国民にちゃんと確認してほしい点。今の日本政府の議論と準備は日本が攻撃される事態と台湾有事で米軍を支援する状況をごちゃ混ぜにした面があり、目指す方向が国民に理解されてなさそう。台湾有事が日本に及ぼす多大な影響を考えれば台米日でともに対中抑止を強化して有事回避を目指→ twitter.com/Ryudai_Jinsha/…
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すのが日本の利益になると私は考えるが、そもそも日本で自国の防衛と台湾防衛の協力が厳密には違うものであり、それぞれで備え方や方向が異なることを国民が理解しているか疑問だ。丁寧に議論しないと台湾有事の可能性が高まった時に準備不足や日本国民の不支持などで対中抑止が機能しない恐れもある。
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このポイントを理解できている日本の方が少なそうなのが心配です。政府の曖昧な説明の中、結果として日米両国が台湾のために共同で戦うことなることを国民は理解して、防衛3文書や直近の2プラス2合意を捉えているのか。有事目前に日本国内で話が違うと反発が起きて脱落しないかと本当に懸念します。 twitter.com/show_murano/st…
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左派が再び台湾から遠ざかる懸念は私も同感ですが、私はその懸念以上に左派が政府批判などのために台湾の先進的な側面などを都合よく利用する一方で台湾の歴史を理解しようとしない姿勢への失望が遥かに上回った、というのが正直なところです。詳細省きますが昨年は本当に嫌な攻撃に何度も遭ったので。 twitter.com/terashige8/sta…
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台湾侵攻の引き金を引こうとするのは中国で、それを長年米台日が抑止してきた。米台日が防衛強化で対中抑止力向上を目指すとかえって緊張が高まる安全保障のジレンマに陥るが現状変更狙って軍拡するのが中国側である以上、それしかない。台湾海峡の基本構図を理解されず議論される方が台湾には迷惑だ。 twitter.com/kojiskojis/sta…
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台湾情勢について教えてほしい、とあるメディアの記者にお願いされたので、資料も準備してオンラインでレクを始めたが、15分ほどで「保守派が話す内容と変わらない」「有事は幻想という視点で話してほしい」と言われたので途中でやめた。知りたい事実以外は無視という姿勢は記者としていかがなものか。
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もともと私は購読していない信頼感ゼロのメディアで、知人経由のお願いで少しでもお役立ちできればと思い準備したが、やはりそういうメディアだったということがわかったので個人的には満足。姿勢に共感して購読する人もいて営業妨害になるからどことは言いませんが、よく毎日発行されて廃刊しないな。 twitter.com/liu_yen_fu/sta…
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あのですね、このツイートとそれに連なるコメント群をみていて、蔡英文総統のメッセージのコンテクストを読み取れないほど日本の多くの方は台湾や周辺情勢を理解していないことがわかって、本当にまずいと思いました。以上です。
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@Ryudai_Jinsha 基本的な知識が全体的に欠如しているので対話を行うために必要な内容を都度解説できるカタリスト(触媒)の役割を果たせる人が必要だと思い、はがゆい思いでした。私は沖縄タイムスの編集局長の「台湾は日本や沖縄に迷惑をかけないようにちゃんとした世論を構築してほしい」との発言に怒りを覚えました。
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この数日、日経から台湾有事を必要以上に意識させようとする報道が多く、少し煽りすぎだと言及しようと思ったのですが、その前に今日行われた沖縄対話プロジェクトのシンポジウムへの絶望と怒りの方が大きいのでそれへの批判的言及から発信が再開しそうです。あれであと2回、何の対話ができようか。
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昨日沖縄で開かれた「『台湾有事』を起こさせない・沖縄対話プロジェクト」のシンポジウムは現状維持と平和を目指す台湾社会への無理解と侮蔑的な姿勢が重なった。特に沖縄タイムスの宮城栄作編集局長による台湾に対する筋違いの図々しい「要求」は台湾側の神経を逆撫でする対話とは正反対で今後の議→
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論を困難にしかねない衝撃はあった。シンポジウムは昨年10月に行われた「沖縄対話プロジェクト」の発足イベントに続いて行われたもの。台湾側から2名の識者を招き、沖縄の「識者」と議論する形だった。台湾側の2名は一般的にそれぞれ民進党と国民党の立場に近いとされているものの、見識を深く備えた→
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学者である。シンポジウムはまず10月に行われた発足イベントの議論内容の紹介から始まった。10月の内容自体が台湾海峡の現状と構造を全く正しく認識できていないものだったが、今回のシンポはそれを踏まえる形式をとって始めてしまった(10月イベントの詳細は下記ツイートをご参照ください)。すでに嫌→ twitter.com/liu_yen_fu/sta…
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な展開となったがその後の稲嶺恵一元知事の基調講演や招かれた台湾側識者2名のプレゼンは時間やまとめ方などテクニカルな問題を除けば大変有意義だった。これはシンポの流れも改善されるかと失望状態から少しだけ希望を持ちはじめてすらいた。しかし、次に行われた沖縄側の一部識者のコメントや対話→
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セッションでのやりとりで再び失望した。コーディネーター(司会)である前泊博盛氏による台湾への理解が全くないからなのか要領を得ない質問の振り方は失望の象徴である。台湾側の識者は彼らにとって外国語である日本語で台湾有事の引き金を引くのは中国であって、ボールは台湾側になく、有事を招かな→
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いよう台湾は抑制的に振る舞っていることを懸命に説明し、有事の可能性についても台湾海峡の情勢を踏まえて冷静に論じた。だが、前泊氏は「どう台湾有事の可能性はないと2人に言わせて帰すか」「戦争はない、有事はないと2人にどう伝えるか」などあたかも両名が好戦的であるかの前提で議論を振り続け→
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た。途中で「台湾が武力衝突を回避してきた知恵は何か」との質問を振っていたが、それこそ「台湾独立」など有事を招きかねない動きを台湾社会全体はバランス感覚を持って抑制してきたとともに、中国を台米日などで淡々と抑止して中国による台湾侵攻を先送りさせてきたからにほかならない。その認識も→
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共有せずにコーディネーターをやっていたのならあまりにも準備不足だったと言わざるをえない。そして沖縄側の識者として出た高嶺朝一氏(元琉球新報社長)は「(有事は)ないでしょう笑」と一笑に付した上で、「あってほしくはありません」と言った。台湾側もあってほしくないと平和を求めているにもかか→
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わらず、嘲笑的態度だったのが前泊氏の振り方も相まって実に失礼に思えた。続けて高嶺氏は台湾側論者が例示した米国高官による2027年までに台湾危機が顕在化するとの警告について「(高官は)次の仕事を探すためにそういう発言をする、煽られないように気をつけないといけない」と反論した。これはシ→
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ンポで議論する上であまりに雑な扱いだ。求職活動のためという目的が含まれていたとしても政府・軍高官がなぜ公聴会やインタビューなどの公式や公の場でそのような発言をするかといえばシグナルの役割があるわけで、それは何の意味をもつかを着目して分析する必要がある。2027年までに台湾侵攻を中国→
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が整える可能性が言及されているのは、中国の経済力と軍事力の強化に伴い、台米日等による対中抑止力とのギャップが埋まりつつあり、野心的な指導者(習近平氏)の登場で台湾の武力統一の可能性が過去と比較して高まりつつあるからでそれをこれまで通り有事を先送りさせるために防衛強化が必要なことを→
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訴えるためだ。本当に侵攻が起こる可能性はまだ低いものの、有事の目を摘むための防衛強化議論が各国として必要となっているがゆえの発言だ。煽っているのは確かだが、それによってようやく必要な防衛強化議論ができるわけで、その背景を踏まえて台湾側の識者は例示をしている。前提のおかれた専門的→
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な見方を揚げ足をとるように一蹴して議論の発展を期さないのは全く対話の姿勢が感じられない。そしてとどめを刺したのは対話セッション終了後にコメンテーターとして登壇した沖縄タイムスの宮城栄作編集局長の次の発言だ。「台湾の人たちも有事にならないように、あるいは日本や沖縄に迷惑をかけるこ→
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とのないようなしっかりした世論を築いていっていただきたい」。一体何様のつもりであるのか。この発言は台湾で昨年行われた世論調査で台湾有事に自衛隊が参戦するかとの問いに参戦を信じると答えた割合が4割を超えていたことを受けてのものだ。確かに憲法9条をはじめとした制約を理解している人から→
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すれば台湾社会の日本に対する理解不足は目につくが、これは台湾政府や台湾の専門家も危機感を覚えている。日本が有事に際して直接台湾に自衛隊を派遣することはないと台湾の政策担当者は誰もがわかっているし、誤った認識の自国社会に現実を理解してもらい、台湾は台湾自身で守るのが前提で、対中抑→