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「○年間働いた○○を辞めました!」と今までお世話になった会社に後ろ足で砂をぶっかけながら新進気鋭のベンチャー(笑)に転職した人間が退社して半年以上経っても延々と古巣のことを書いている文章からしか摂取できない栄養素がある。
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ダイの大冒険とかスラムダンクとかFirst Loveとか、アラフォー世代が出世して意思決定に関わるようになった結果、自分達が一番楽しかった時代の懐古オナニーに突っ走り同世代から絶賛され、白けた若者はオッサン向けコンテンツに目もくれずYouTubeやTikTokに夢中だという限界少子高齢社会ニッポン。
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teamsで上司からの助言に対していいねを押したら「君のためを思って言うけど、そういう時はいいねじゃなくてありがとうございましたと書くんだよ」と忠告するおじさん「君のためを思って言うけど、そういう時はいいねじゃなくてありがとうございましたと書くんだよ」
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東京五輪の時も「これが日本の放射能オニギリだぜhahaha」と盛り上がって何のお咎めもなかったNYタイムズ記者がいたな。LGBTや黒人に対する差別は一発で職を失うけど、アジア人はいくら差別して笑いものにしても「ジョーク」として無問題になる欧米基準はよくわからん。教えてハヒントンポスト!
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「恵理子は良いよね、駐妻から悠々自適の専業主婦で」。小百合に悪気がないことは分かっている、精一杯の作り笑いでやり過ごす。慶應を卒業して三井物産の夫を持ち、オーストラリアから帰ってからは豊洲のタワマン24階で帰国子女の娘を育てている。はたからみれば、何不自由ない人生に見えるのだろう。
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でも日本には”清掃”があるから…
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1ヶ月前だったらハフポが「大阪駅で猥褻イラスト!国連が怒りの声明!」みたいな記事を投稿してバズって、海外に住んでるのに何故か朝から晩まで日本語で怒ってる人たちの「欧米じゃあり得ない、日本人男性は全員変態!」みたいな御意見が次々とタイムラインに流れて多様性を形成してたんだろうな。
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「学校サボって、東京までW杯のパブリックビューイング観に行かない?」N502iに届いた、ケンジからのメール。テレビでは連日のように稲本のゴールシーンが流れていて、日本代表のグループリーグ突破で浮かれたブラウン管の向こう側の空気は、僕の住んでいた北関東の田舎町にも確かに伝播していた。
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「文学部だからって言い訳してる時点で負けだから」。銀座の交詢社ビルで開催されたゼミのOB会。慶應という威光に縋る大学生と、そのブランドを活用できず鬱屈した人生を歩むOBやOGで埋め尽くされたパーティー会場の片隅でワイングラスを傾けるその人は、アクセンチュアと書かれた名刺をくれました。
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カタールW杯のスタジアム建設で6500人が死んだらしいが、黒部ダムの38倍と考えるとすごいな(なんでも黒部ダムで換算する昭和脳
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大学生の頃、「W杯を現地で観戦するために仕事辞めました!」みたいな感じでテレビのインタビューに出てる人達を馬鹿にしてたけど、大人になった今になってみると、その意思決定ができる時点で彼らは自分の人生を生きている訳で決して真似できないだけに眩しくもある。
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クールジャパン機構の投資案件、ざっと見ただけでも日吉歩いてる慶應生を3.4人捕まえて「日本の魅力をどうやったら世界に発信できるか、アイデアを聞かせてよ」と1000億円渡して投資先を決めさせたような感じなんだよな。この失敗をガクチカとして就活(天下り)頑張りそう。
cj-fund.co.jp/investment/dea…
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クールジャパン機構、関わった経産省官僚をまとめて冬の体育館の床に正座させて「君たち給料が低いだのブラック職場だのTwitterで文句ばっか言ってるけど、国民の税金を気前よくドブに捨てて随分と楽しそうだね」とネチネチ5時間詰めたいが、彼らもきっと家族を人質に取られてる被害者なんでしょう。
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足立区の給付型奨学金案、メチャクチャ良い取り組みだな。40人というのは枠として小さいので、返礼品不要のふるさと納税で全国から寄付を集めて欲しい。ガンガン寄付したい。SAPIXだや海外留学だと盛り上がってないで、もっとこういう取り組みが日の目を見るべきだと思う。
asahi.com/articles/ASQCQ…
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いっけなーい😵!遅刻遅刻💦! 私、慶應卒24歳OL!Webテスト代行業者使って大手企業に就職したんだけど、私の代わりにSPI解いてくれた人が逮捕されちゃった😭!一体私、これからどうなっちゃうの〜😭😭!?
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小1の壁の記事を受けて「子供が学校から帰ってきた時に親がいた方がいい」みたいな無責任な言説で母親に呪いをかける人のクソみたいな説教に対しては、「はいはいアンタみたいな昭和の価値観を引きずる脳みそ森喜朗な親の子供は可哀想ですね」と聞き流し、毎日18時まで学童で楽しく遊ばせような。
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「あのタワマンが完成する頃には私は死ぬのかな」
聖路加病院の病室の窓から、柔らかい夕陽が差し込む。痩せた結衣ちゃんの肌は透き通るような白さで、残酷なほど綺麗で、僕はかける言葉を何も持ってなかった。窓の外では、工事中のパークタワー勝どきでクレーンが静かに動いていた。#タワマン文学大賞
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賛否はあるんだろうけど、医師と弁護士と公認会計士を全制覇って純粋にすごいな。医者としてTwitterでポジショントークしまくって、気に食わないこと言われたら弁護士として開示請求かけて金をむしり取って、会計士としてカシオとシャープの電卓の違いを語れる訳でしょ(Twitterで断片的に得た知識)
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深夜、家族が寝静まったタワマン低層階のリビングで1人、Switchの電源を入れる。ニャオハがマスカーニャまで進化しても、チャンピオンロードでオモダカを倒しても、驚きや喜びを共有できる友人はどこにもいない。プレミアムモルツを一口飲む。僕が本当に欲しかったものは、もう二度と手に入らない(完
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「そういやα1のケンタ君、家にSwitchないんだよ。ママが厳しいんだって。可哀想だよね」息子の何気ない一言に、動悸が早まる。子供の世界の共通言語を持たず、母親の監視の下で偏差値を上げるためデイリーサピックスを黙々と解く小学生男子。顔も知らないケンタ君の日常を思うと、胸が締め付けられる。
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「うわ、バイオレットだ!やったー!パパ、ありがとう!」朝、リビングでAmazonの箱を開けて大はしゃぎの息子。「誕生日でもクリスマスでもないのに。まだSAPIXの宿題も終わってないのよ」としかめっ面の妻。これは息子のためでなく、僕の傷を癒すための儀式なんだと言っても理解して貰えないだろう。
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大人になった今だから分かる。健全な物に囲まれ、誘惑に負けることなく健やかに育って欲しいという母の想いは世間では愛と呼ばれるものだ。僕が社学とはいえ早稲田を出て、それなりの企業に勤めているのは母の愛のおかげだ。でも、幼少期に満たされなかった想いは、渇きは、今もまだ確かに残っている。
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お小遣いを貯めて、ポケモンの攻略本を買った。隅から隅までボロボロになるまで読み込んだ。技マシンの番号と技名を全部覚えた。全ポケモンの進化パターンもそらんじた。でも、そこには僕が動かせるピカチュウもミュウツーもいない。むしろ虚しくなるだけだと気づくのに、そう時間はかからなかった。