お盆休みとHJさんのお仕事(来月分)を経てまた個人的模型の時間ができました😚 過去2作からの流れだとやっぱここらでジオン系かなァ というわけでチョイスしたのはプレバン商品のシン・マツナガ専用ゲルググJ。成型色がイイ感じで無塗装仕上げができそうな予感~♪ それではボチボチいくとします🥳
始めに気になった胸部の左右幅を詰めるため、腕の接続軸ブロックをまず切り取ります。胸部側を狭めたい分削って切り取ったブロックを再接着(画像は仮に着けた状態)。
流用パーツは過去に潰したキットのものがそれこそ無数にあるのですが、ごちゃごちゃで整理出来てないため探すのが大変です😖 今回はシン・マツナガ専用ザクのバックパックというドーピングすれすれのパーツが発掘されたので(笑)、これを発想の元としてMSV的推力増強系の機体を妄想してみます🐣
後方スカート部にクシャトリアリペアのパーツ、肩アーマーには何かの膝アーマーパーツを配置。ここまで流用パーツは全部なんの形状変更もせずにそのまま使ってます(もちろんパテも不使用)😅 全体のバランスを確認して、これで妄想追加装備は終了。あと残るはディテール追加作業のみです😤
簡単にランナープラ板と言ってましたが、ご質問があってたので私なりのやり方を改めてご紹介します😙 まずは軽く基準となる面をカッターで作ります。次にその面を下にしてもう一面を削り板状に。一回で削る量は少しずつで写真の状態は2~3回ひっくり返して出来たもの。くれぐれも手を切らないように😥
後は鉄ヤスリで表面を整形。この時指のはらで板の厚みを感じながら削り量を調整します(長年の作業で身に付いた特殊技能)😚 この状態までせいぜい1~2分程度。今やディテールに詰まったり、やる気がでない時などはランナープラ板を作る(手を動かす)ことが気分を模型モードにするスイッチになってます🤣
ランナープラ板説明しているうちに胴体部のディテールが完成しました♪ 毎度の感じですが、ジオン系はモノコック構造を意識してパネルラインとしてのスジ彫りは控え目にするのがマイルール。 プロペラントタンク接続用の穴が加工で浅くなったので外側に肉付けを追加するような地味な作業もやってます😅
ゲルググ界一のイケメンで細面なイェーガー(キットの再現度も👍)ですが、ぶた鼻🐽で潰れぎみのゲルググの感じも好きなので鼻先だけを大型化することに。まずいつものランナープラ板を両側に貼って整形した後にもう一回薄手のプラ板をあえてラインを残しつつ貼りつけました。
プロペラントタンクとライフルのディテールを追加をしたら、ディテールアップ作業は全て終了♪ バックパックがおもいっきりプロペラントタンクと干渉してたので強引な形状変更でこれを回避しました😏 さて、追加装備部は部分塗装するとして当初の思惑通り全身は成型色のままで仕上げといきますか!😚
次にバックパックとリアアーマーの追加パーツ部を成型色と同色で塗っていきます。 成型色に似た色を作る時は“塗った瞬間と乾いてからでは印象が違ってくるところ"に注意するのですが、もっと重要なことは…あまり気にしないこと! ちょっとくらい色が違っていても気にしない強い心が必要なのです!!💦
最後にバーニアをメッキ調最強の4Artistマーカーを使用して塗装。マーカーで塗れない細かい所はアクリジョンのシルバーをフツーに筆塗りしてます(マーカーの塗料を皿に出して筆塗りなんて上級モデラーみたいなことはしません💧) これにて塗り分けは終了! 次はご要望の多かったスミ入れの解説です😱
さてスミ入れです😩 一部の方はご存じの通り(読者投稿時代に一度書いてたので)私はスミ入れにエナメル塗料を使ってません。代わりに…… 水彩絵の具!!で代用しています😱😱😱 恥ずかしいのであまり言いたく無かったのですが(一応プロモデラー…)読者投稿時代から現在までずっとこのやり方なのです💦
写真のキャップに入れてるのは食器用洗剤を水で薄めたもの。水彩絵の具はそのままだとプラに乗りが悪いので少しだけ洗剤を混ぜてます。 写真の小皿で調色して水で濃度の調節をしてるだけで、あとの手順は普通です。 正直仕上がり方面でエナメルよりイイことはひとつも無いのですが唯一の強みが……
"絶対にプラが割れ無いこと!!"です! ABSだろうが関節部だろうがどれだけジャブジャブやってもへっちゃらなのだ!!(やけくそ💧) 他にも安全で安心だし、安上がりで手軽。定着しないので仕上げにトップコートは必須となりますが😚 …それでもやっぱりエナメルを使っている方には無駄な話だなァ💦
それでは実践編… まずは濃いグレーや関節部用に焦げ茶色をスミ入れ。水で薄めて(洗剤は極少量。多いと泡立ちますw)斜めにした小皿に少し溜まる程度の量を作ってやるのが私の作法。 スジ掘りをしっかりと掘る工程の必要性は、このエナメルと比べると流動性に劣る絵の具のスミ入れに起因してます😥
次に白部に薄い色を。 今回は関節の緑から連想して緑系にしようと、前の焦げ茶の残りに緑と白を混ぜて色を作ります。スミ入れの色にしては結構白過ぎるように感じるでしょうが、これくらいの方が実際スミ入れしてみると濃くなりすぎずイイ感じになるようです😀
拭き取りは全て筆に水を含ませて拭うやり方です。 綿棒を使わないのは使い捨ての消耗品ってのがどうも体質的にダメなため💧(紙ヤスリをあまり使わないのも同じ理由😩) キレイな仕上がりより綿棒の消費を気にするようでは… ともかくこれが良くも悪くも人と違うと言われる私のスミ入れの全てです(恥😖)
というわけで完成です😆 今回は期せずしてお手軽工作の見本市みたいな作品となりましたが仕上がりは十分満足のいくものとなりました♪(私のハードルが低いだけ?) 完璧も大事。でもたまにはこんなお手軽モデリングで面倒な手間を省きながら楽しく模型を製作することも絶対的に大事ですよね✨
さらに今回のお気軽ポイントをまとめると… ・プロポーション改修は上半身と足首だけ ・追加装備部も流用パーツを形状も弄らずに貼りつけただけ(結構いじったバックパックは除く💦) ・塗装も全身成型色仕上げの部分塗装のみ もちろん各々にそれなりのスキルは必要になるのですが…
その割には素組みと比べて結構イイ感じに変わってると自己満足😋 比較的チャレンジし易い工程になってると思いますので、どしどし参考にしていただいて、多くの人に“キットをいじる楽しさ“を感じてもらえるとうれしいです😆
仕事の合間に作るものも見てもらいたい!! という欲望から(携帯も持ってなかったおじさんが)始めたツイッターが、こんなにたくさんの人に見てもらえてるなんて夢のようです😊 今後はもはやネタ切れで目新しいことはでてこないでしょうが、変わらず続けていきますので“よもぎ“共々宜しくお願いします。
HJ 11月号の見本誌届きました~😆 今月もスゴい作例が盛りだくさんの中、今回私が担当したのはMGガンダムVer.2.0!! この名作キット、実は二度目の挑戦となるのですが今回はいつもと勝手が違っていて…… 詳しくは本文中のコメントでご確認ください☺️
今回からは再び30MMに挑戦!! また(バイロン機ではなく)連合軍機になりますがユニットが多くて楽しめそうな機体“アルト空中戦仕様“をチョイス!😆 前回は2体のニコイチでしたが、この機体なら(余るアルトのパーツも含めて)組み換えだけで十分オリジナリティが狙えそうなので単体でやってみます♪ #30MM
次は足首ですが、空中戦仕様のものにフツーアルトの足首を組み合わせてつま先立ち感を解消。まるでこうすることが決まっていたかのようにサイズがピッタリでビックリ😆 四つ爪のうち後ろのは向きを変えて再接着。左右のやつは切り取りますが、どこかで使うつもりなので大切に保管します😅 #30MM
肩にユニットを増設するためのフレームをランナーとタグの組み合わせで製作します☹️ まずランナーを差し込んでそれを巻き込むようにプラ板を貼り重ねていきます(接着剤は土台の肩パーツに漏れないように) 接着剤が乾いてからヤスリで形状を整えたら廃材がそれっぽいパーツに変身しました😊 #30MM