「相手の話をさえぎらない」というのは🇺🇸でも大切なマナーの1つです。上司や顧客に対してだけでなく、部下や新人、子供相手でも傾聴はとても重要です。相手の話をしっかりと聞くところから信頼関係が始まるわけです。私はこのマナーを徹底的に守っているので英語ができなくてもあまりバレてません。
多くの人は知らないと思いますが、海外生活を始めて数年経つと、一部の鋭い🇯🇵人はある真実に気づき始めます。そう、日本への一時帰国予定を落ち度がないように徹底的に入念に計画しない限り、もう2度とグラコロは食べられません。このような小さな絶望の積み重ねを経て我々は大人になっていくのです。
敬意が欠けている人でも「イチローは凄い!」みたいに偉大な業績を残した人を崇拝してたりします。でも会ったことも話したことも無い有名人を持ち上げるよりも、身の回りの人達にもっと注目して敬意を払った方がいいと思います。情報過多の時代ですけど、生活圏内にしっかり目を向けて生きたいですね。
才能が無いとか、向いてないとか、それっぽい言い訳を用意して諦めるのは簡単です。でも才能が発揮できる向いてる分野って、諦めなかった先でしか見つかりません。ある日突然才能が降って湧いてきて「おめでとう明日から活躍できます!」なんてことは起きません。諦めたくなった時に思い出して下さい。
人間関係に悩んでる人へのアドバイスです。悪い人はどこにでもいるけど相手が100%悪いことはない。人間関係の1番内側は自分とのトラブル。つまり対人関係の問題の起点は常に自分自身。1%でも自分に非があるのなら改善すべきは自分自身。と少しの非で詰めてくる人から距離を置くといろいろと捗ります。
🇯🇵語勉強中の🇺🇸人同僚が「豆腐の原材料はどんな味なんだ?相手に飲ませる意味は?」と聞いてきたけど全く意味が分からず文章を見せてもらったら『相手に苦汁を飲ませる』と書いてあり「苦汁=ニガリ=豆腐の原材料だろ」と熱弁してきた彼にちょっとイラっとしたので今度ニガリを飲ませると約束しました。
🇯🇵人に足りないのは褒めて伸ばす精神です。例えば🇺🇸のSushiを食べて「これは本物じゃない」と言う人は二流です。一流の私は「とても美味しいSushiだ」と毎回お店を褒め続けていました。すると、そのお店はどんどん腕を上げるわけでもなく潰れましたが、次に出店してきたお店がとても美味しかったです。
例えば死ぬほど努力した人に「天才ですね」という表現を使うと「それは才能だから大して努力してない」という侮辱に取られる可能性があるので、尊敬している人には決して使わず、逆になんか嫌な人には積極的に使って適当におだてるといいです。と言ってた後輩に「天才ですね」と言われた事があります。
「🇺🇸はお給料が高い」には「でも実力ないと即解雇」と言われがちですが、能力不足で即解雇される事は滅多になく改善期間が設けられます。だから努力が得意な🇯🇵人には問題ありません。でも面白くないイジリ文化が普通と思ってる🇯🇵の中高年が渡米したら即解雇されるかも知れませんね、ハラスメントで。
「英語ができたら海外で働けていいなぁ」 と定期的に言われます。英語ができるだけで海外で働けると思ってる人がまだいらっしゃるようです。それではここで一曲お聴きください。 「日本語ネイティブでも日本の就活は大変だろ」
行動力がすごい人に話を聞くと「思いつく→行動に移す」の間には、気がついて、調べて、考えて、理解して、相談して、アイデアを増やして、コストを検討して、実施可能な選択肢を見つけて、時期を見計らって、そしてやっととりあえず始めてみると分かるので、すごいのは行動力だけではありませんね。
🇺🇸で代々受け継がれているエリートの遺伝子は、幼少期からの英才教育の賜物です。そんな🇺🇸人同僚達に子供の早期学習について聞くと、雨の日は毎日スターウォーズ鑑賞、2歳の頃から読み聞かせはハリポタ、それでも10歳過ぎた頃にはポケモンや日本のアニメにハマるらしいです。我々の完全勝利です。
出張で来ているスペイン人の同僚とランチを一緒してたら「W杯でなぜスペインが日本に負けたか知ってるか?」と突然聞かれ(これは国際問題に発展するヤツだ…)と感じて注意深く答えようと脳をフル回転させてたら彼が「俺がここで仕事してるからな…」いやお前学生時代はバスケ部やったて言うてたやん。
20年前の🇯🇵では私は社会不適合者だと思い込まされてました。でも渡米後は何も問題なく仕事できてます。会社勤めを続ける限り評価は環境に左右される部分が大きいので、ある程度頑張っても改善が見込めない時は、過度に消耗する前に早めの転職を。会社員の成功は行動力と運が九割。逃亡は生存戦略です。
華氏はわかりにくいと🇺🇸人同僚に愚痴ったら「100超えたらマジ暑い、30切ったら超寒い。50は涼しくてちょうどいい。水が凍る/沸騰する温度よりも、人が基準の華氏は使いやすい」と、ドヤ顔返しされた日が華氏50度(摂氏10度)くらいで彼は半袖一枚で寒そうだったので無理せずもう一枚着ろよと思いました。
今朝やむをえない事情で5時に出勤して仕事してたら誰もいないハズのオフィスで物音が。音が次第に近づいてきたなと思ったら突然ボスが大きな紙袋片手に私の部屋に入ってきて目が合うとFワードを投げかけられ「俺はサンタだ。お前は何も見なかった。いいな?」とメッセージカードとギフトを貰いました。
ボスは明日から1月4日までバケーションなので、今日が最後のチャンスだったようです。同僚達の机の上にも同じギフトが置かれてましたけど、最近は出勤しない人も多いのでいつ気づくことやら。子供達も今週で学校が終わるので先生やバスの運転手の方へのギフトも今日か明日ですね。素敵なホリデーです。
今日LA出身の🇺🇸人同僚が「若い頃はイケてるclubをいくつ知ってるかで友人と競ってたけど、オレゴンに引っ越してからは週末に捕まえたcrabの数でしか競ってない」と言ってて私も蟹を捕まえたいので「crabスポット詳しく教えて」とお願いしたらclubの話を延々とされたのでLとRの発音が上手くなりました。
「🇺🇸では転職が当たり前、勤続年数が長いと転職する能力が無いとみなされる」みたいな話を時々見かけます。確かに転職を繰り返して収入を上げる人もいます。でもオレゴンみたいな田舎では7割くらいの人はのんびり1社で長く働きたいと考えているように見えます。プライベートの充実の方が大切ですしね。
これは転職活動中の人達へのアドバイスなんですが、年末年始にのんびりツイートしてる人達が働いてる会社はたぶん働きやすいと思います。
「🇺🇸人は11月末のサンクスギビングから2月のスーパーボウルが終わるくらいまで仕事に本気を出さない」みたいな論調を時々見かけるけど、ちょっとそーゆーのはマジで迷惑なのでやめてもらえませんかね。だってそんな言い方したらまるで3月から11月までは本気で仕事してるみたいじゃないですか…
当たり前過ぎて多くの🇺🇸人は気づいていないけれど🇺🇸人はカジノが大好き。若者だけでなく50代でも隙あらば友達とカジノに泊まりがけで行って夜通し騒ごうとする。パーティが遺伝子に組み込まれているのだと思う。一方で🇯🇵人と言えばやはり温泉。我々は山奥で静かにコーヒー牛乳を飲んで卓球したいのだ。
気分転換が上手くできないとお悩みの皆さん、リフレッシュしたい時は2つ以上の作業を同時に行うのがオススメです。例えば歌う&本を読む、ラジオを聴く&文字を書く。複数の作業を同時に行うと、脳がパンクして気持ちを上手く再設定できます。なので今度試しに仕事しながらビールを飲んでみてください。
「自信がないからその仕事には応募しない」みたいな話を時々聞きます。でも自信よりも「やりたいかどうか」の方が大切です。それに自信を手に入れる一番の方法は、実際にやってみる事です。私も20年前自信もなく勢いだけで渡米しましたが、経験を積んだ今でも自信はありません。自信は無くていいです。
依存症の判断基準の一つに「健全な社会生活に支障が出ているのに、やめたくても、やめられない」と言うのがあるらしいんですけど、どこからどうみても残業がほぼ該当しますね。