猿渡青児(@SawatariSeiji)さんの人気ツイート(いいね順)

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第一次大戦の塹壕戦は、欧州の人々の記憶に強烈に残っているようで、割と色々な博物館の展示アイテムになっている。国、場所、時期によって特徴があり映画でも考証の対象になっている場合が多い。
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映画「Uボート」は何度となく観ていて、劇中、艦長を"アカロイ"と呼んでいるように聞こえるが、ドイツ語DVD字幕では"Kapitan"(カピタン)になり音が全く違うのが長年の謎だった。最近ようやく判ったのは劇中では"Herr Kaleun"へアカロイン"(大尉殿)と呼んでいて、DVDの字幕と台詞は違うということ。
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映画「遠すぎた橋」、個人的に今でも謎なのは、マーケットガーデン作戦の立案者で原作でも主要な登場人物で描かれるモントゴメリー将軍がキャスティングされておらずスクリーンに登場しないこと。ちなみに代わりに失敗の責任者として描かれたブラウニング中将の遺族は憤慨していたとのこと。
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終戦直後、空母葛城によるラバウルからの復員カラー映像。この頃から日本人にはマスクをする習慣があったのか、南方のおかしな疫病を持ち込まないように、ほとんどの兵士がマスクをしている。 youtu.be/NCwXiVvGbm0
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チェコの独立機甲旅団による祖国解放を映画いた映画"Tankova Brigada 戦車旅団"(1955)、戦後間もない頃の映画なので、本物のドイツ軍装備が大量に登場する。日本未公開
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トップガンが公開する前、「ファイナルカウントダウン」が空母のオペレーションを余すことなく見せてくれる映画だった。タイムスリップ直後、E2ホークアイと、RF8A偵察機を順次飛ばすあたり、米海軍全面協力映画の真骨頂。残念ながら日本軍飛行士は明らかに日本語がおかしかった。
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アメリカ映画で描かれる、少し病んだベトナム帰還兵は必ずフィールドジャケットを着ている。
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2018年の映画「潜水艦クルスクの生存者たち」、爆発事故で海底に閉じ込められた生存者を巡って、ロシア海軍の硬直した官僚主義と秘密主義を描く実話をベースとした硬派な潜水艦映画。水兵の給料遅配や救難艇の予備バッテリーをツアー会社に売り払っていたりなどロシア軍の駄目っぷりを鋭く描いている
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ユダヤ人の最終的解決を決定したヴァンゼー会議を描くドラマ「謀議」(2001年)。舞台劇のように全編会議のシーンで、ワインを飲みながら、製造業の歩留まりを離すが如く、絶滅収容所の計画を議論する。Blu-ray化して欲しい作品の一つ。
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先日、前を走っていた初老の女性の運転するメルセデス。赤信号見落として歩行者を轢きかけたけど、ベンツの緊急回避ステアリングが発動して人身事故を避けた瞬間。テクノロジーの勝利。
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私の出身地、熊本城の地下からこのようなものが。写真はゲティスバーグの博物館の展示物 米国の南北戦争軍用品、熊本城で出土 西南戦争直後の土層から | 2021/10/20 - 熊本日日新聞 nordot.app/82337294077029…
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昭和50年代に出版された「七人の軍隊」悪辣な暴力団に対して中支戦線経験の元陸軍大尉ら同じ老人ホームの七人が、玉砕隊を結成し三八歩兵銃や擲弾筒で襲撃する小説。森繁久弥主演でドラマ化もされたらしいがそちらは未見なので一度見てみたい作品。
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欧州の戦争博物館では塹壕をテーマとした展示が多い。陣地構築については各国陸軍毎に特色があり、戦争映画の蘊蓄・考証ネタとして持っておくと面白い。
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「西部戦線異状なし」の舞台となったフランスとベルギーの国境付近。無数の墓碑が点在している。その多くには名前がなく”第一次大戦兵士の墓”、”名は神のみぞ知る”とだけ記されている。付近の土産物屋では出土したボタンやバックルを売っている。日本人的には憑いていそうで買えない。
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アメリカ版「僕らの7日間戦争」こと「タップス」(1981)、M60や手榴弾持って学校に立て籠もる。今見直すと、トムクルーズや、ショーンペン、ジョージCスコットなど、きら星のごとくスターが並んでいる。
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「史上最大の作戦」の撮影で使われた、ロングシュルメールの砲兵観測壕。この壕の後方100メートルぐらいの場所にある、4門の海岸砲座までは観光客が訪れるが、この壕はやや目立たない場所にあるため人影はまばら。
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2月26日なので、226事件の竹橋交差点。橋の欄干などは今も残っている。当時と同じアングルで写真を撮ろうとすると交差点のど真ん中あたりまで出ないといけないので断念。いつか雪の降る日にまた撮影したいと思っている場所。
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「バンドオブブラザース」のウィンタース中尉がカランタンの戦闘で持ち帰った降下猟兵の迷彩スモック。1989年、ドイツを訪問したウィンタースは、ドイツ側の指揮官、第6降下猟兵連隊長のハイテ中佐と再会し、カランタンの戦いを二人で語り合い、このスモックを返還した。
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「バンドオブブラザース」のニクソン大尉。戦後、日系人のヒデコ・ウメザワと結婚した。ヒデコは大学在学中に大戦が勃発し強制収容所に収監された経験を持つ。結婚式の付添人はウィンターズが務めた。ヒデコはニクソンが亡くなるまで彼を支え、その後ドラマの制作にも協力した。
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Netflixのドラマ「初恋」、主人公が航空自衛隊の航空学生という珍しい設定。自衛隊ドラマとしては「テッパチ」よりも考証の切れ味とリアリティがある。
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第一次世界大戦のヨーロッパ戦線、カナダ兵として参戦した日本生まれの日系移民は222名、主に元薩摩藩士の一族など。ソンムやイーペルなどの激戦に参加。54名が戦死、92名が負傷、11名に勲章が授与されたが帰国後も、排斥運動などで苦難の道を歩んだ。youtu.be/7iTMiSU_mIM
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1年前のコロナ禍と共に作り始めたスペインのAndrea MiniaturesのTank Fightのジオラマが完成に近づいてきました。現在95%の完成度。このジオラマは実話をベースにしており、ドイツ兵に囲まれた中の戦車兵は3日間耐えて、生還したそうです。
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戦争映画「炎628」の2KデジタルリマスタリングBlu-rayが米クライテリオン社から発売されたので以前のDVDとの画質比較してみました。画質のシャープさは一目瞭然で、画面も一回り広くなっている模様。
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「日本のいちばん長い日」の撮影では、全国から戦前のクラシックカーが集められた。NHK会長のシーンでは戦前の国産大型乗用車のニッサン70型?、情報局総裁はダッジ1934年型か? リメイク版ではこの辺りの考証はいい加減になっている。
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映画「フルメタルジャケット」の"微笑みデブ"の英語 での呼称は"パイル二等兵"、元ネタは昭和40年頃にTBSで放映されたドラマ・ゴーマーパイルこと「マイペース二等兵」の主人公