しつこいですが、これはスクリューではなくプロペラです。 英語でスクリューはネジ。プロペラは推進装置。スクリュープロペラではなくプロべリングシステムが一般的な呼称だとプロペラメーカのお偉いさんが言ってました。 (ただしガリンコ号さんは除く)
タンカー船のプロペラ軸とは別に中間軸にも軸アースがあります。無いと電食という作用で軸がボロボロになります。試運転前の保護具がない状態なので見やすいけど近づくのは危険です。
タンカー船のロープのことをホーサーと呼びます。このホーサー、力が掛かると破断することがあります。近くにいると大変危険。破断試験の時の動画です。段階的に切れやすいホーサーですが過信しちゃダメ。船のロープのすぐ横で釣りをされている方にも知って欲しいのです。
タンカー船のポンプは強力です。家庭用のお風呂が0.3秒弱で満杯になるほど。それでもひかる の5500KL積み荷を陸上げするには、2時間半はかかるのです。
もし扇風機の羽が縦向きだったら無風。これを左右にネジると風の向きを前や後ろに変えられるし、強さも角度で変えられる。これを船のプロペラでやったのが可変ピッチプロペラ(CPP)。当社のタンカー船ではバウスラスターのプロペラで使用されています。グイッと変形するのが格好いいです。
タンカー船のバウスラスターの可変ピッチプロペラ(CPP)は角度を変えながら回すことができます。左右逆に移動したい時に止めることなく羽根の角度だけを変えればOK。もし逆回転させるなら一旦止める必要があります。桟橋につけ放しする時、スラスターのロスタイムに強い波を受けると致命的なのです。
タンカー船の錨のチェーンを落として急停止するとこうなります。リモコンのブレーキで急停止できるかの投錨停止の試験。危険だから近寄りすぎると危ないです。
タンカー船のアンカー⚓️のチェーンは放水して洗いながら巻き上げます。そのままだと海底のドロが船内のチェーンロッカー(錨鎖庫)に入って貯まるからです。チェーンの通るパイプの中で放水するのが効果的。チェーンを洗うための放水ですがチェーンウォッシュではなく「アンカーウォッシュ」と呼びます。
海運業に携わる皆様にお願いです。あの方が昨年に引き続き挑発されておられます。前回、我々が挑発して相手をして喜ばせてしまった反省で、今回は徹底的にスルーをお願いします。反応するほど相手の思うツボです。事故を起こそうと思って起こす船員さんも船会社もありません。ご協力お願いいたします。
タンカー船の航海灯の左は赤色です🔴 右は🟢真ん中は⚪️です。 夜の航海中に正面に🟢⚪️🔴って見えたら、そのあとどうなるでしょうか?
タンカー船の底には排水口があります。その名は船底プラグ。バラスト水と呼ばれる重りの海水を捨て切るために使います。ドックに入れてメンテナンスする時だけ開放。海水が多く残ってると一晩たっても水が止まらないことも。航海中にプラグが外れると悲惨なので、プラグをはめたらセメントで固めます。
キングストン弁が自沈用…は間違いです。タンカー船などの商船ではただの船底弁だから。貨物を積んだり上げたりした時に代わりにバランスを取るためのバラスト水や、機関室の冷却水の取水口だったり。Wikiにも「自沈用との誤解」という項目が(リプ欄に)。タンカーに乗ると毎日のように開閉できます。
タンカー船の全速力での試運転。荷物が空っぽの時と積んでる時では出来る波が違います。これは積んでいる時の映像。船が重くて深く沈んでいる分、迫力のある航跡になるのです。
人気のタグボートさんがやってきました🛸 #まもなく出港
【悲報?】船員さんたちと焼肉に行った結果。コロナ前を超えました。
下にあるカチカチのカウンターがアナログで好き。タンカー船のメインエンジン回転計。1分間に最大220回転。これまで26年間刻んできた回転数。まだまだ現役で頑張ります。
タンカー船の激レアエンジンDM47。製造されたのが20台。現存してるのは国内に2台だけ。他のエンジンは3桁以上作られてるものが多い。急に発注してもすぐに部品を送ってくれるメーカーさん凄すぎます。
日本に2台。タンカー船のプロペラを回す激レアエンジンを上から見るとこんな感じです。
レトロでレアなタンカーのメインエンジン。昔のエンジンは銘板がとても立派。針は全てアナログ。
タンカー船にとって「橋はくぐるもの」ですが、レーダーで橋を見分けるのは初心者には難しいのです🌉🚢 点線の根本の緑色が自船。 青いのが航跡。 これでどの橋かが分かったら素晴らしすぎます。
タンカー船で塩の入ってない水は貴重です。でもお風呂やトイレなどの生活だけでなく、エンジンの冷却などにも真水が必要。そこで海水から真水を作る機械が造水機です。高温で沸騰させると非効率。真空状態にして50℃以下で沸騰させて1日10㌧の真水を作ります。飲み水と不足分は水道水を買っています。
タンカー船で使い放題の海水。実は大きな欠点があります。金属を劣化させること。機関室のパイプは海水との戦いです。例えば海水から真水を作る造水機。長いパイプに穴が開いたらピンチ。そこで長い管はコーティングした配管。一部わざと金属の短い管を使います。犠牲管と呼ばれ毎年予備と交換します。
@sakesyubunken 電食について説明する必要があるのですが、海水こと食塩水と船の電気が加わると金属のイオン化傾向の高い部分から電気分解が生じます。鉄とアルミニウムが同じ電気が流れるところにあればアルミニウムから解けていく作用が発生します。船体であれば亜鉛板を取り付けておけばそこからどんどん溶けます。
タンカー船で水流が発生するところは海水との戦い。鉄が電気分解されて溶ける電食が発生するから。船の先っぽの向きを変えるプロペラ、バウスラスターでも強い水流が発生。船体を守るため、鉄の代わりに溶けてくれる船体保護亜鉛を取り付けます。金塊みたいな亜鉛も2年後には溶けて無くなってます。
タンカー船の犠牲になった犠牲管。船の機関室にある金属の配管は海水には勝てません。わざと弱い部分を作って溶ける部分を集中させるのが犠牲管。交換しやすい短い曲がり部分を犠牲にします。替えにくい場所の配管はコーティングされたパイプを使用。配管をステンレスにしたら機械が溶けます。