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先ほどTVで103歳の方が戦争体験を語られていたのですが、話すと亡くなった仲間たちの顔を思い出すので100歳まで語る事ができなかったとおっしゃっていた事が、戦争の悲惨さを表しているように思えました。
「戦争は一番人が亡くなる」という言葉も胸に刻まなければいけないと思います。
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小学校の先生がコロナに感染したことを学校に報告せず、検査陽性から5日後に自ら出勤できると判断して授業をしてしまった報道がありましたが、「感染症はたとえ自分の体調が大丈夫でも周囲に感染を広げてしまう問題がある」という事を改めてみんなで共有していく必要があります。
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尾身会長
「ちょっとでも具合が悪い人や感染の心配のある人が、職場であろうが学校であろうが地域であろうが、どこでも気楽に検査をできる体制を国・自治体がその気になればできるはず」
尾身先生が今でもこのような当然の事を言わなければいけないのは残念ですが、ワクチンと共に重要な事です。
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すでに呼吸困難や酸素投与の必要がある中等症の方がどうなったら入院や次の段階の治療が必要かを判断するのは往診医でも容易ではありませんので家庭内で家族が行うのは困難でしょうし、軽症であっても家庭内感染を防げる構造の家ばかりではありませんので、入院施設と共に療養施設を拡充すべきです。
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コロナは誰が感染しても不思議ではなくなりましたが、人と完全に接しない生活は難しい以上、検査/診断が広く容易にできて感染拡大を予防しやすい体制がやはり重要です。
これだけ一般的病気となったにも関わらずまだ発熱でもすぐ検査を受けられない所もあり、今更ですが医療体制の改善が必要です。
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黒岩知事、言っていました…。
「みんなに検査をするわけにいかないので、まずはインフルエンザを疑って処方、おさまらない場合はコロナのPCRをする」
「(神奈川)医師会と進めている」
これだとPCRがすぐに受けられず、悪名高き「37.5℃4日間」と変わりません。
今から目指す方針とは思えません…。 twitter.com/hitorigoto__j/…
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オリパラ推進本部事務局
「仮に選手から陽性者が発生した場合でも、ほとんどは無症状、あるいは軽症であると想定される」
「選手は若い人が多いので、重症化し入院病床が埋まるということは考えにくい」
最悪の事態を想定するのが危機管理の基本ですが、これでは心配です。
asahi.com/articles/ASP6Z…
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新型コロナに感染した方のお子さんを濃厚接触者として検査すると陽性であることも多く、そして問診上、実はお子さんが先に軽症状で発症して治っていたケース(お子さんからの家庭内感染)も当然あります。
これだけ感染が広がっていますので、軽症状の小児にも積極的検査の方針に向かって欲しいです。
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「胃が痛いとばっかり思っていた」というのは後から膵臓や胆嚢などに病気が見つかった方からよく聞く言葉ですが、胃が痛いと感じるのに胃カメラで異常がない場合は、単に安心して終わるのではなく胃の周囲の臓器もしっかり調べてもらうことをお勧めします。
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「発熱はあったものの肺炎所見が見られなかったため入院時にPCR検査を行わず」
「入院後悪化でPCRを行い陽性」
「同じ病室の患者やスタッフに感染が広がった」
肺炎や重症者以外にPCR不要とすると常にリスクがあり、「発熱だけで検査なんて」という意識は変えるべきです。
minyu-net.com/news/news/FM20…
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「咳が治らなくて肺のあたりに違和感がある気がする」という訴えで来院された方が「逆流性食道炎」であったり、「胃が痛い」と来院された方が「膵癌」であったりすることが多々ありますので、患者さんの訴えは信じるとともに良い意味で疑ってあげることも重要と感じます。
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昨日の逆ですが「受診したけど検査なしでコロナではなく風邪と言われた」という方が後日コロナと分かった場合はもっと気の毒です。医師にそう言われたら大丈夫と思い会社や学校に行くと思いますが、周りに広めてしまいます。濃厚接触がある場合は別ですが、検査を活用せずに精度の高い診断は困難です。
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コロナの感染が確認された方から「職場で喉の痛みと咳がある人がいたけどその人は検査していないのでコロナだったかわからない」という話しを聞くと、断定はできませんが、最初に症状のあった方が休んで検査で確認していればもしかしたら感染拡大を防ぐことができたかも…と気の毒に思ってしまいます。
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喉の痛みや微熱等のみで元気な方が「検査を受けると(陽性になると)〇〇できないから」と避けたくなる気持ちは良くわかります。しかし感染症は自分が大丈夫でも周囲への影響がありますので、検査で確認して対策をとる事は重要です。同時に検査を受けた方が極力不利益とならない配慮も必要だと思います。
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コロナに感染してしまい"ついに"と少しの"まさか"が混ざった気持ちでした。発熱外来等ではなく家庭内感染で一度家庭に入ると対策は難しいと改めて感じます。
幸い症状は軽く体の不安より働けない事が申し訳なく辛かったのですが、周りがみんな優しくて助けられましたのでしっかり働いて返したいです。
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診察では積極的にコロナを疑わないような症状/所見であってもPCR等の検査を行なうと感染が判明することがあります。この経験を繰り返すたびに検査の有難さを再認識しますし、逆に言うと経験していなければ「この程度ならおそらく風邪なので検査は不要」というような診療を今もしていたかもしれません。
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自分の間違いを認めると信用をなくしてしまうように思ってしまいがちですが、実際は逆で、自分の間違いを認めて素直に訂正することのできる人の方が圧倒的に信頼できることに気づきます。
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緊急事態宣言で自粛を促しながら世界中から人を集めようとしている矛盾についてきちんとした説明を行なわないと、これまで我慢していた大部分の国民でさえも政府の要請に従えなくなってしまうのではないかと心配です。
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コロナ感染が検査で判明している方が、期間を守らず回復後すぐに出勤や登校をする事は、多くの方が問題視すると思います。
一方で感染していても検査を行わなければ出勤/登校がすぐできてしまいますが、こちらの問題は軽視されがちです。
軽症でも早期検査が必要と考えてきた理由の1つとなる問題です。
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PCR陰性でも安心できないのは同意です。
しかし病院スタッフは陰性確認して安心したいとは思っていません。
感染者を発見して院内感染リスクを少しでも減らしたいだけで、陰性でも常に疑って対応します。
事前確率が高い流行地のスクリーニングPCRまで安易に無駄と言わないで欲しいという心境です…。
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37.5℃4日間はひどい基準だったと思います。
COVIDなら早期隔離が重要ですし、COVIDではなく早期に抗菌薬の必要な細菌性肺炎や溶連菌の可能性もありますが、受診しないとわかりません。
しかし医師も検査なしではCOVIDを診断できませんので、PCR拡充・早期受診推奨が本来の医療の在り方だと思います。
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「ワクチンの副反応だと思った」
「風邪だと思った」
「子供のRSだと思った」
「いつもの頭痛と思った」
「…」
コロナと他疾患を症状や身体所見だけで見分けるのは困難で、容易に検査できる体制が必要と考えたのはそのためでもありますが、症状があれば自己判断せず受診/検査が望ましいと思います。
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発熱などで受診されてPCR等を勧めても、希望されない方もいます…。
「検査で陽性だと会社や周囲に迷惑がかかるから」というのが一番多い理由ですが、新型コロナは自分はもちろん周囲の方の命にも影響する可能性がある病気です。
適切に検査を受けて対策することは周囲の方を守るためでもあります。
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医師になるにあたっては主にIQが重視され、EQ(心の知能指数)は評価の基準にはほぼなりませんが、臨床で良い医師だなと感じた方々のことを思い出してみると大抵EQが高いだろうなと思う方ばかりで、今後は感性の評価やそれを磨く教育がより一層重要になると感じます。
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「40代娘発熱で119番→保健所へ相談の指示→約1時間後死亡」
本当に嘆かわしい事例です。
救急隊の聞き取り不十分が原因ですが、保健所を介する体制が残っているのも問題です。
直接医師が診断する体制に戻さないと、このような不幸が繰り返されてます。
okinawatimes.co.jp/articles/-/612… @theokinawatimes