予測が当たるかどうかは、新しい調査手法を受けての予測部分の洗練度の勝負になってくると思いますが、前例がないことに加えて難しい選挙区が増えているので、読売新聞のように緩く予測して接戦扱いを増やすのが適切のように思いますね。
選挙区に出馬している前職、元職の候補が国会でどんな活動をしていたのか知りたい方は、下記を参照してください。会議での発言の回数や内容、委員会出席状況、質問主意書の名称や内容、役職、会派などを確認できます。 2021年衆議院議員選挙 立候補者一覧と選挙区情報kokkai.sugawarataku.net/special/re49.h…
東京8区、6区、9区、10区、12区の順に投票率が上がっている。 sokuho.r3syuugiinsen.metro.tokyo.jp/sokuho/r03shu_…
最高裁判事の国民審査、全員自民党政権が任命しているので、野党支持者は全員×でもいいし、与党支持者は全員信任でもよいと思いますよ。
期日前投票の速報を見ると、前回比微減。当日投票率が伸びているのは東京など一部地域なので、全体的に投票率が上昇することは今のところなさそう。 soumu.go.jp/senkyo/49syuso…
投票率は18時時点で50%を超えた模様(期日前速報+18時投票率51.1%)
今回の衆院選、野党共闘の評価で揉めると思いますが、印象としては物凄く効いたと思います。立憲民主党が共産党にだいぶ助けられた、という意味で。
比例の票の出方を見れば、反与党票は立民を素通りして維新に行っていると想像されます。都議選が示した傾向と似ています。立憲民主党は野党第一党として核になり切れなかったわけです。
これを、共産党と組んだ影響で票が逃げたと解釈する人もいるかもしれませんが、半分は当たりだと思います。ただし、共産党と組んだから票が逃げたという共産党忌避は小さいでしょう。
そうではなく、共産党と組むために(組んだのに)政策の方向性をかなり共産党寄りに置いたことが、立民が票を逃がし、維新が票を得た背景ではないかと考えられます。
共産が左の票を固めてくれるのだから、立憲民主党はもっと「改革」を訴えてもよかったはずですが、同じように格差是正、ジェンダー平等などを訴えていました。これらは野党第1党の政策集に入れるべき事柄ですが、中心的な訴えが被ってしまって票田も被り、ウイングを広げられなかった。
以前は「改革」をめぐり各党が争っていましたが、自民党が河野太郎総裁にしなかった時点で維新の独占領域となりました。「改革」と言っても、ごりごりの新自由主義を訴える必要はないと思いますが、事業仕分けレベルのことすらメインの訴えに置かなかったのでこの層は立民を素通りせざるを得なかった。
その意味では、与党は維新に助けられた部分が大きいと思います。ただ、選挙区の票差を見るととても安心してはいられませんね。少し野党共闘(立民)が戦略を修正して広めの網で勝ちにくれば、南関東を中心に次はひっくり返るでしょう。
維新は、結果だけ見れば大成功です。ただ、今回得た議席や支持を有効に使えるかも疑問があります。やはり大阪兵庫以外では比例で議席を取るのが精一杯で、それも与野党双方の支持の低さによるもの。今後支持を維持できるかは自民、立民次第でしょう。
とても地味で注目されていませんが、野党にとっては小党分立はまだまだ問題ですね。れいわ新選組は東京以外でもかなりの得票率で、参院選なら1-2議席取れる勢いですし、社民党も名簿出す限り議席に繋がらない票をかなり持って行きます。
一番は国民民主党で、定数の大きなブロックを除けばかなり大きな割合を野党の議席に繋がらない票にしています。国民民主党はそれで当選できない候補もいるわけですから、今後は統一名簿なども視野に入れたほうがよいでしょうね。
共産党の票はきっちり乗っていて立民候補はそれで助けられたけど、立民の支持自体が全然足りず、その要因として身も心も野党共闘しすぎて共産党に似通った印象を与えたために、改革志向の無党派を捉えられなかった、とまとめられると思います。 twitter.com/nobu_akiyama/s…
比例票を見れば、というか支持率を見れば、立憲民主党が現状の方針で政権を取れないことは明らかなので、これをどう改めていくかが野党側の焦点。しかし、参院選まで時間は短い。
今回の選挙では情勢調査の当たり外れが話題になりました。下記に各選挙区の情勢をまとめていますが、「当たった」と言われている朝日新聞の調査も選挙区別ではわりと外していることがわかります。 2021年衆院選 選挙区情勢(結果予測)まとめ kokkai.sugawarataku.net/special/re49j.…
今回の選挙、小選挙区では前回選挙よりも立憲民主党などの野党(非維新)の成績は良化しています。与党を上回った選挙区が増え、惜敗区も増えました。野党の候補者調整による影響です。
野党共闘により確実に得票率は増え、勝利、接戦となった選挙区は増えました。勝利区が劇的に増えないのは、繰り返しになりますが、野党側の支持率が低いためです。
野党共闘を続けるかどうかが立憲民主党代表選の争点と一部で言われていますが、そうなったら危ういですね。共闘を続けようが続けまいが、大事なのは自勢力の支持や組織の大きさで、これがないと交渉は不利になる。支持層や党員、地方議員などをいかに厚くしていくか、自党の支持拡大戦略がまず先。
野党第1党というポジションだけで多数の票が取れるわけでないと再確認したのが立憲民主党の今回の選挙。何をしようとする政党なのか、それこそ何を「変える」のかが明確でなく、共産党とすら差別化できないのなら、有権者に名前を覚えてもらえないのは仕方がない。
国民民主党、メディア等ではなぜか勝ったような扱いになっているけど、比例得票率5%未満では参院比例の議席を守れず、埋没を避けるために立民と距離を置くというのは理解できる選択。
選挙区の改選は大分、山形と1人区もあって、他野党との協力がなければ維持は難しい。静岡、広島(ともに無所属)も2人区なので対抗馬を立てられたら厳しい。仮に維新と連携しても勝てないし、維新からしたら寄られても邪魔でしかない。