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PTA考。
スウェーデンの小学校を訪問したところ、教師、子どもたち、保護者が一つの部屋に集まっていた。定期的に集まり、クラスの問題を全員で話し合うのだという。大人だけでなく子どもも意見を述べる。これはいいなあ、と思った。
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私が子どもの頃の、もう40年も前のこと、ペンチ(ラジオペンチ)は1つ数百円した。その価格は納得できるものでもあった。ペンチが日本で年間に売れる数は決まっているだろう。1つ作るのにどれだけの手間と時間がかかって、職人の人件費を・・・などと考えると、その価格になるのは納得だった。
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効率化って、人のクビを切ることなんですよ。
社会って、人を活かすことが使命なんですよ。
人を路頭に迷わせ、生き延びる手段を奪うのは、もはや社会じゃなくて殺し合いの闘技場なんですよ。
私たちはいつの間にか「効率化は良いことだ」と信じ込まされてきましたけど、そろそろバレてきています。 twitter.com/moyasi_taro/st…
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この状況を私はすでに6年ほど前に聞いていた。「忖度だらけですよ」。官僚のトップに上り詰めても、政治家にたてつけば簡単に飛ばされる。この結果、官僚トップは政治家に盲目的に従う人間ばかりになってしまった、という。
msn.com/ja-jp/news/nat…
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官僚にも色々いるが、国を思い、この国をよくしようという志を持って官僚になった人間も多い。そんな彼らからすると、大切なことを伝えようとすると首が飛び、出世できるのは政治家の言うことに揉み手をしながら従う人間になってしまったのでは、やりがいを見出すことはできなかった。
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「強いリーダーシップ」考。
日本にすっかり根づいてしまった「強いリーダーシップ」。私の見るところ、小泉純一郎氏の影響が決定的だったように思う。「自民党をぶっ壊す!」と、自分の根城の破壊宣言をして拍手喝さい、選挙で大勝し、安定政権を築いた。
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私はあまり詳しくないが、モンテッソーリは「のめり込む」ことを大切にしているらしい。乳幼児は一つのことに執着することがある。お皿をガンガン叩いたり、床に落としたり。親はついそうした行為を「行儀が悪い」と思って止めてしまうことがある。けれどそれでは「学習」を止めてしまうことになる。
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また調べ直さなきゃだけど、数年前に調べたら、交付金と競争的資金の合計額は増えてた。だったら競争的資金の一部を交付金に回した方がええと思う。ここ二十年で「研究者を金欠に追い詰めたら必死になって研究が進むだろう」という仮説はものの見事に否定されたと思う。 wedge.ismedia.jp/articles/-/295…
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酪農家に対し「これまで何の経営努力もしないで苦しくなったから助けてくれでは都合よすぎる、自業自得」という意見を読んだ。私はこの意見、無茶だと思う。
一定以上の乳脂肪分を含まない牛乳は半値で買い叩かれる。乳脂肪分の基準を達成しようとするとトウモロコシなどのエサ(濃厚飼料)が必要。
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濃厚飼料は海外から輸入したものが断然安い。このため、酪農家は濃厚飼料を買わざるを得なくなった。濃厚飼料を買わずに済ませようとしたら牛乳が半値でしか買ってもらえないのでは、選択肢はない。
そんな状況で飼料の輸入がままならなくなった。
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それ以外選択肢がない状態に追い込まれた上で輸入飼料が手に入らないなら、お手上げ。「経営努力」を続けた結果でこうなってる。自業自得論はちょっと厳しすぎるように思う。
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濃厚飼料の自給率は平成元年で12%だという。9割の酪農家は、輸入した濃厚飼料を使わなければならない状況。国産のを増やしたくてもそんな急に調達できない。不可能なのに「努力不足」と切り捨てるのは、ちょっとなあ。
maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu…
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まとめました。
酪農家が潰れるのは自業自得なのか?|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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東大教授の鈴木宣弘氏とキャノングローバル戦略研究所の山下一仁氏は真っ向から対立。前者は「日本の農家は補助が少ない」と主張し、後者は「日本農業は保護されすぎ、甘やかされている」と主張。互いに自著で(名指しせずに)相手を非難。
私なりに、お二人の主張を紐解き、言語化してみたい。
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NHKはかつて、「欲望の資本主義」という特集を組んだことがある。資本主義の駆動力は欲望だ、ということを端的に表した言葉だと思う。
けれど、私は欲望以外の駆動力が可能なのではないか、と考えている。それについて、言語化を試みたい。
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ふと気がついたこと。
日本の大学は、入学さえしてしまえば卒業は簡単。これは残念ながら本当。
でもこれ、一つ面白い効果をもたらしてるかも。勉強嫌いからのリハビリ。
大学入るまでは親も周囲も勉強しろとうるさく言う。けど、大学に入ると誰からも言われなくなる。
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で、大学の先生は基本、研究者。研究者というのは好きで調べ物したり、実験したりしてる。学ぶことが好きな人種ばかり。だから、学ぶことは面白いと信じてる人種ばかり。
学生は、誰からも勉強しろと言われないで済む間に勉強嫌いが薄れてきて、そのうち、大学の先生らの「学ぶのオモロイ」が伝染る。
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管理教育、偏差値教育を受けていた世代は、「子どもは勉強嫌いな生き物」であると信じている人が多い。このため、嫌いな人間に勉強さすには強制するかほうびで釣るかしないと決して勉強することはない、と考えがち。しかし私は、人間は本来、学ぶのが大好きな生き物だと考えている。
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人類にとって厄介なこと。それは、「石油が儲からない資源になり始めている」こと。
石油が利用され始めた頃は、噴水のように石油が吹き出していた。この時代は、採掘に1のエネルギーを投じたらその200倍のエネルギーが得られた(EROI=200)。しかし現代は10倍を切り始めている様子。
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それと比べると、自然エネルギーは採算性がかなり向上している。太陽電池を製造するのに1のエネルギーを消費しても、10倍以上のエネルギーが取り出せるようになった。だとしたら投資効率はこちらの方がいい、ということで、投資家は自然エネルギーに投資しても、石油に投資しなくなり始めた。
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この状況が、実は厄介。2つ問題がある。まだまだ私達の文明は石油を必要としている。自動車や田畑を耕すトラクターなど、動力のほとんどがいまだに石油エネルギーで動いている。天然ガスや石炭さえほとんどシェアがない。普及し始めてるかに見える電気もシェアがない。動力のほとんどが石油依存。
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石油に頼れない社会は、エンジンを積んだ乗り物の多くが動かないことを意味する。田舎で作って都会に運んで高く売る、というビジネスモデルは、石油が高騰しても成立するのか?
私達の社会は大きく変容するだろう。私達はいま、そのとばぐちに立たされている。
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まとめました。
石油の「儲からない資源」化問題|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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中学生で偏差値64未満の子は、小学校の内容であやふやな部分が残っているリスクがある、と書いたら、意外に思われた方もいらっしゃったよう。偏差値64って、結構高い。小学校の内容「ごとき」ができないもんだろうか?と思われる方がいらっしゃるのも不思議ではない。しかし小学校の内容、侮りがたし。
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小学校、中学校の内容をみんな軽く見過ぎ。完全にマスターせずに終わっている人、結構多い。習った当初は完璧に理解できたとしても、時間が経つ間に忘れている人は結構いる。しかし特に数学は、小中学校の内容に抜け落ちがあると成績が伸びない。