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特に菅氏による官僚支配が続いたことが大きい。第二次安倍政権の元で辣腕をふるい、「忖度」を官僚世界に浸透させ、恐怖で支配し、心ある官僚が職を賭して提言しても、文字通りクビにされるだけに終わり、結局、政治家に都合の良い、耳障りの良いことを言う揉み手官僚だけを重用した。
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米10キロの政策は、現場の声を聞いていないようにしか思えない。想像の産物でしかない困窮家庭への勝手なレッテルを貼って(親が放蕩してるなど)決めてかかった政策に思われてならない。
電気ガス水道家賃の確保に必要な現金よりも米10キロの方が安く済み、ニュース性があるから選んだのでは。
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たたし、「平和な空間では、暴力を振るった者が問答無用に罰せられる」というルールが問題なく機能するためには、暗黙のうちに守られてきた、ある前提が必要だ。「人の心を傷つけるような嘲弄冷笑をしてはいけない」という前提。
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住民が少なすぎて、スーパーやガソリンスタンドは経営が成り立たなくなり、撤退していくだろう。飲み屋や飲食店も姿を消すだろう。そうなると、田舎の農業従事者にとって気分転換も難しく、生活するにもあまりに不便な地域になってしまう。
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私は、内部留保は、労働者の賃金か、設備投資に回すように促すのが筋だと思う。その点に注意しないと、内部留保が大量に株主に吸い取られる恐れがある。このことには十分注意しないと、日本企業の富が外国人投資家に吸い取られる恐れもある。十二分に注意したいところ。
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こう考えると、私達は「石油を食べている」と表現しても差し支えない。もし石油が手に入りにくくなったり、高騰して入手困難になるようなら、食料生産そのものが危うくなるくらい、今の農業は石油などの化石燃料に依存している。
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ところが日本でそれは難しい。日本は狭くて山がちな土地。アメリカやブラジルのように、地平線まで同じ調子の平地なんてところはほとんどない。このため、少人数で広大な面積の農地を確保すること自体がそもそも困難。すると、効率化することが非常に難しい。
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もはやこうした勘違いを防止するためにも、「休暇」という名称をやめて、「産後出向」「育児出向」と呼ぶように推奨したい。ぜひ広めて頂けたらと思う。
#産後休暇じゃなく産後出向
#育児休暇じゃなく育児出向
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人間にとって、嘲弄冷笑は、批判されるよりも怒りや恨みを買うことになる。やられた人は、毛沢東が紅衛兵をそそのかしたのと同じように、安倍氏がそそのかした、あるいは暴威を振るうのを見て見ぬフリをした、と恨んだ。安倍氏が憎まれるのは、日本版紅衛兵による恨みがあるように思う。
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そして、政治家はお気に入りの人間からしか意見を聞かないものだから、現場で起きてることを政治家の耳に届けようとしても馬耳東風。そんなシステムになってしまっている。いまや省庁に陳情に行っても取り上げてもらえるとは考えない方がよい。一応、首相が変わって風向きは変化してるのだけど。
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官僚にも色々いるが、国を思い、この国をよくしようという志を持って官僚になった人間も多い。そんな彼らからすると、大切なことを伝えようとすると首が飛び、出世できるのは政治家の言うことに揉み手をしながら従う人間になってしまったのでは、やりがいを見出すことはできなかった。
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「資産所得倍増計画」なら、理屈としては、国民全員が株などの資産を持ちさえすれば、国民も資産所得を得る立場となり、首相が訴えてきた「新しい資本主義」とも理屈の上では整合する、と、首相に入れ知恵した方がいらっしゃるのでしょう。そうでもないと、この変貌ぶりは説明できません。
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学校という狭い世界でも、クラスの人気者が特定の人間を嘲弄冷笑すれば、それはクラス全体に伝染し、「コイツは嘲弄冷笑しても構わないんだ」という空気が支配的となり、対象となった子どもは激烈な孤独感と、激しい憎悪を抱くことになる。
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なお、農家で発生する規格外の野菜をムダなく食べることで食品ロスを減らそうとする動きもある。これは農家の生活を破壊する行為なのでやめて頂きたい。
その活動をしている方は善意だろう。売れない野菜を、安いとはいえ売れて現金が手に入り、消費者は安く食品が買えてウィンウィンだ、と。しかし。
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大規模農業は一人ではできない。従業員を雇うことになる。しかしあまりに不便になってしまった田舎に住むことを、経営者は嫌がるようになるかもしれない。すると、従業員に農作業を任せて、自分は都会で暮らす不在地主的な経営者が出ないとも限らない。こうなると。
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発達障害があることに自ら苦しみ、同様に苦しんでいる人たちに、少しでも役に立てばと発信を続けているゆらりさんのレポート。
少し言葉が難しくて分かりづらい人もいると思うので、解説を試みる。
twitter.com/_yurariyurari_…
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現場に来ようとせず、収入だけを送れという経営者に不満を持ち、農業生産への意欲は減退。農地に堆肥を入れ、地力の維持に努めなきゃいけないのに怠るようになり、次第に土壌がやせ、ついには石灰岩の露出する土地に変わってしまったことが、モンドゴメリー「土の文明史」に記載されている。
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もし安倍氏が、嘲弄冷笑的な態度や姿勢を見せず、真摯に耳を傾けるポーズでも見せていたら。一緒になって嘲弄冷笑する輩をたしなめ、「人を嘲弄冷笑するものではない」と心から叱咤する人であったなら。政敵でも違った受け取り方になっただろう。
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遺体を鍋で煮込むという解釈が子どもの誤読だと思い込んでるけど、そういう弔い方してる地方の話を聞いたことがある。遺体を煮込んできれいな骨として取り出す地方があると聞いた。昔の風習を聞かされた子どもなら、そう解釈しても不思議じゃない。誤解は教師の方かも。 news.livedoor.com/lite/article_d…
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これまでは、亡くなった人の悪口は言わないものだ、というのが不文律であり、中曽根元首相を国葬にするかどうかについても異論あったが、中曽根元首相のことを悪し様に言う向きはやや小さかったように思う。しかし安倍元首相にはどうも遠慮のない人が多い。なぜだろう?
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駒村教授の主張は、これまでの竹中平蔵氏の主張と違いが見えないくらいに一致しています。ということは、竹中氏と同様、「成長分野の邪魔をしないように、この分野には減税すべきだ」と主張することでしょう。すると、「有能」とされた労働者、経営者、株主はたくさんの利益を得ますが、国には。
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大規模農業を持続するには、田舎の住民数をいかに維持するか、という政策とセットでなければ、早晩、破綻することになるだろう。農業以外の生活インフラを田舎でとう維持するか、という問題は、近い将来の日本の食料安全保障と直結する問題になるかねない。
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現場の従業員との意思疎通が難しくなり、次第に不満がたまっていくだろう。やがて、かつての不在地主と小作人との関係のように、ギクシャクしてくる可能性がある。
古代ローマには、ラティフンディウムという大規模農業が盛んになった。しかしこれも、経営者がローマに暮らし、奴隷に耕させるように。
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だからナイチンゲールが本気で「苦しんでいる人達を助ける看護師になりたい」と言ったとき、ナイチンゲールの実家は猛反対した。貧困対策は実物支給でお茶を濁せばよいだけなのに、真剣に取り組むなんて!ナイチンゲールの姉などは昏倒してしまうほど。
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私が懸念するのは、このまま格差を放置すると、日本の治安の良さも失われるだろうこと。戦前の格差が大きい時代、お手伝いさんに赤ちゃんを殺されたという事件が。私の祖母の知人でも、赤ちゃんの時に床に叩きつけられ、命とりとめたが小人症になった人がいた。富裕層も安泰ではいられなくなる。