松本春野(@HarunoMatsumoto)さんの人気ツイート(古い順)

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社会福祉士の友人が言っていた。社会福祉士になる人は”いい人”が多い。でも自分を「いい人、正しい人」と思ってると危険だと。自分がマジョリティーの人間なら、その存在がマイノリティーにとってはまず「抑圧的」であることを前提にしろ、と。自分は差別しない人、ではなく、する人かも、と思えと。
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朝起きて、布団の中で、通勤の電車の中で、少しツイッターを眺める時間があったら、福島市に住むあふらんさん@pinwheel007 のブログを読んでください。一県民の思い。福島の、見えずらい大きな側面に気づかされます。fukufukutan.jugem.jp/?eid=19
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福島に関しては、四年積み重ねられてきた、不安を軽減できるくらいの膨大なデータはもうすでにある。それらを集め比較し読み解く作業が超絶に面倒くさいので多くの人は放棄する。一方の意見だけを深く見聞きし、新たに科学解釈を比較せず不安を拡散することで、崩壊する暮らしもあることを心に留めて。
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無意識の差別が貧困を生むし、守りたかったはずの子どもたちの未来を奪うこともある。それほど慎重にならないといけない事。居心地のいい場所で、受け入れやすい情報を受け、いつもの反対の型で語れるほど簡単な話じゃないです。原発無くしたいなら、複雑で超絶面倒臭いことに各々向き合いましょう。
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私は超左翼一家に生まれ育ってるから、この四年揺れに揺れた。行ったり来たりを繰り返し、時間をかけて今の発言にたどり着いた。福島を訪れるたび、暮らしと子どもを守るため、確かな情報を一つ一つ増やしていく実践や対策を黙々とし続ける福島の人たちを見て、多くを学んだ。自分が恥ずかしかった。
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どうか思想のための「福島」運動のための「福島」にしないで下さい。「」の中にはどの問題の当事者も当てはまると思ってます。社会運動が身近な中で育ちました。皆さん立派な信念のもと活動されてるのは重々承知ですが、「信念」の前に「当事者」に目を向け、耳を傾けて下さい。福島の当事者は多様です
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個人的オススメ福島本。「知ろうとすること。」「放射線被曝の理科・社会」「いちから聞きたい放射線のほんとう」「それでも、さくらは咲く」など。「はじめての福島学」は購入済未読。パラパラめくった感じはよかった。現実に多くの福島県民から支持を受けてる本を読むことは、福島を語る上では必須。
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むしろ、お父さんの方がはっきり言ってる部分もある!「居住不可能な地域は別にして、現状では子どもたちは十分安全に生活できる環境が整っています」is.gd/GNAR5C 絵本業界でこれ言うのだいぶ大変だと思う…. 私もビビらず言っていこう…(めちゃビビってる)
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福島の地元新聞記者さんは「中央メディアはいつも『一番悲惨なネタはないか?』とドタドタ土足で福島に入り、そこだけ覗いて、本当に伝えてほしいことは何も伝えず帰ってしまう」と。この記者さんの実家も警戒避難区域にある。「一歩ずつ前に進んできた努力と結果を伝えたい」と、日々仕事してる。
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信濃毎日新聞から電話取材。「この4年間、県内の多くの人は、『被災地フクシマ』を脱するべく、確実なデータと対策を積み重ねてきた。一方、県外の私たちの多くは、不安要素を掻き集める4年間だった。『フクシマ』を『フクシマ』のまま語り継ぎ、反原発の象徴にしてきた気がする。」と話した。
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「ふくしまからきた子 そつぎょう」に対し、いい反応ばかりじゃないと今日出版社に送られてきた手紙を読んで痛感。「反原発運動を批判するな」「スピーチする立場にない」「祖父母の威光で出した本」「絵本作家を廃業しろ」「福島の人を代弁するのは僭越」…わーい!お手紙♪と思って開くと危険…
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「あの日からもずっと、福島・渡利で子育てしています」の著者、佐藤秀樹さんと電話で話した。「『ふくしまからきた子 そつぎょう』は福島あるあるですよ。帰ってきた子を友達が抱きしめて迎える光景を、本当にたくさん見るんです」と。佐藤さんの著書も多く読まれて欲しい。福島の一家族の話です。
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誤解が多いけど、まず福島に「暮らす」ことや「帰る」ことは精神論で裏付けられている行為じゃない。その選択は数字やデータといった科学的な裏付けあってのこと。空間、食品、土壌の放射線量や内部被曝などの数値が見える化されている結果。外より福島県民の放射線リテラシーはやっぱり相当高い
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これまた誤解されているのは、「国が出している公表の数字を信じるのか?」という声。民間や個人でそれを再チェックしてるところが随所にある。自分で調べ、測り、国が出している数字とそう変わらない数字を見て、納得している人たちが多い。他の県のことは知らないが、福島に関してはそんな感じ。
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口を酸っぱくして言いたいのは、福島の外の人間だけが鋭い視点を持ってるわけじゃない。国を疑っているわけじゃない。自分で思いつくようなことは、だいたい福島のどの地域でも疑い尽くされ、調べられてると思った方がいい。当事者を軽く見ている。私たち以上にはるかに死活問題なんです。
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私は福島の差別の問題を語らずして、反核反原発運動の未来はないと思う。 私たちは、広島、長崎から何を学んだのでしょうか。被爆者の長い苦しみの中には差別の歴史があります。「差別」は、外の人間が事実や科学を学べば解消されていくんです。当事者にこれ以上負担をかけさせてはいけない。
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毎日web版のキーパーソンインタビュー「私の4年間は原発事故に怒り、悲しみ、そこから学ぶ4年間だったといえるでしょう。イメージの「フクシマ」から現実の「福島」の姿を描くための4年でもあった。」自分の福島関連で今までで一番読んで欲しい記事mainichi.jp/feature/interv…
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今日は投票日ですよ〜
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勝手に外から対立軸を引くことで見えなくなることがたくさんあることを福島の問題で学んだ。国や企業や誰かを悪の権化みたいに語ることで、外にいる責任を負わない私たちは物を分かった気になるし、何かを暴いた気になる時があるけど、板挟みの当事者や現場をさらに苦しめる結果に繋がることもある。
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1.奈良学園で中学3年生に、なぜわからないものをわからないままにしてはいけないのか、という話をしました。なんとなく怖いから、わからないから福島や福島県産を避けるということは(今は調べればわかることが多々ある状況)、福島で福島県産を食べて育った人を否定し、避けることにつながります→
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2.その意識から、結婚差別などの深刻な問題へと発展しかねないという話をしました。それは広島や長崎でかつて起こった出来事です。ハンセン氏病の患者に起こった差別です。易きにながれ、知ろうとしないことで、差別に加担してしまうことがあることを話しました。
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NHKの新・映像の世紀のヒトラーの回をみた。独裁者も怖いけど、大衆も怖い。自分が信じる正義に相反する人々に容赦なく暴言を吐いたり制裁を加えたがったりするのは、昔も今も同じ気がした。保守でもリベラルでも独裁主義でも民主主義でも、他者を尊重しない空気が充満すれば同じように生きづらい
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朝から89歳の祖母と福島についてのNHKのラジオを聴いた。祖母は感覚的に放射能恐怖!の人だったけど、魚の生態と放射線の話や、歯のレントゲンの二回分、N.Yまでの飛行機で被曝する十分の一が福一原発のツアー(1時間)で浴びる線量などと、具体的な情報を聴き、ツアーに参加したがって驚いた
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朝の福島についてのNHKラジオで放射能怖い怖いの89歳の祖母は、具体的な情報を聴き、原発ツアーに参加したいとまで言い出した。知ろうとする気持ちがあれば人は変われる。もっと皆が知らないことを知っていく姿勢を持って、ともに支え合えるような社会に変わっていく一年になればと思いました。
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先日、福島民友に取材していただいた記事です。福島を訪れ、事実を目の当たりにする中で、イメージのフクシマから現実の福島を知っていきました。記事の中では現在も続く福島へのヘイトスピーチに触れています。ぜひ読んでみて下さい。 twitter.com/tatsutakazuto/…