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1年生の女の子から「先生に友達をたくさん作る方法を教えてあげるね」と言われ。耳を傾けると「『おはよう』と『ごめんね』と『ありがとう』をちゃんと言うの。ちゃんとって言うのは目を見て言うの」と教えてくれた。大人の世界でもとても大事なことだと思った。
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6年生の男の子から「愛するってどういうことなんですかね?」と真剣な目で質問。『うーん。正直先生もまだその意味を探している段階だけど、“優”しいって漢字はさ。人を百回愛すると読めるんだ。だから優しくするということに関係があるかもしれないね』と返答。少し晴れた顔が見れて良かった。
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子供の時から思っていたけど。何か嫌なことをされたときに「許してあげてね」と強要されるのが不思議だった。拒否すると「なんで許してあげないの」と悪者のようにされるのも納得できなかった。だからクラス内のトラブルは子供の様子をみて『無理に“いいよ”と言わなくてもいいよ』と声掛けをしている。
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“正しいアドバイス”より“喜ぶアドバイス”をしてくれる人の方が好きだし。“良いことを言おうとする人”より“余計なことを言わない人”の方が大事にしたい。この難しい感覚分かります?
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ジャングルポケットの斉藤さんが「傷付ける側の人は一瞬で忘れるかもしれない。でも傷つけられた側は一生忘れない。僕は子供の時に「チビ」といじめてきた奴らを一生許せないし。恨んでいる」と中高生に語った。簡単に言葉を贈れる”今”だからこそ大事だと思った。温かい言葉を使って生きていたい。
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そういえば父に「素敵な人が欲しい」と呟くと。『ならまずはお前がそうならんと』と返答。理由を尋ねると『大人になると自分と同じような人が引き寄せられるからだよ。愛されたいなら愛しなさい。信用されたいなら信じなさい。優しくされたいなら優しくしなさい』と言われ。肝に銘じようと思った。
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➖社会人になる際に父からの教え➖
・苦手な人には、挨拶だけ
・嫌いな人には、話を聞くだけ
・嫌味な人には、受け流すだけ
・無視する人には、期待しないだけ
自分を大切にするというのは
付き合う人間をきちんと選ぶこと。
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宮崎駿が言った『めんどくさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ。世の中の大事なことってたいがい面倒くさいんだよ。』っていう台詞が好き。面倒くさいことをコツコツと積み上げることは、自分の生活を整えることに繋がると思うから。
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➖病まないための6箇条➖
・完璧を求めない、誰も期待してないから
・見返りを求めない、誰も求めていないから
・頑張り過ぎない、誰も評価しないから
・考え過ぎない、誰も気にしていないから
・自分に厳しくしない、比べる必要ないから
・無理して笑わない、面白くないのだから
もう十分頑張ってる
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クラスの子どもが他の先生に叱られた時に。必ずなぜ怒られたのかを聞く。すると不思議なことに大きな声で叱られた子は『分からない』と答え、諭された子は『〜がだめだったから次はこうする』と答える。激しく怒られるほど頭には残らない。
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クラスの子が手作りの地図をもってきた。「朝行きたくなくて急遽父親が作ったのだ」と教えてくれた。毎時間終わるごとにもってきて「ハンコ下さい」と嬉しそうにいう男の子。最後のゴールには”はあげんだっつ”と”はぐ”と書かれてありとても素敵な支援だと思った。
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心理学の先生から『心が疲れ始めている兆候は①無関心②無感動③無気力の3つ。1つなら睡眠をきちんと取りなさい。2つなら好きな人と美味しいものを食べなさい。3つなら家族と一緒に医療の力を借りなさい』と言われたことがある。”ひとりで行動しない”というメッセージが大事なものさし。
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前にゲッターズ飯田さんが言ってて話題になった「嫌いな人に注目して生きるほど人生は暇ではない」って言葉。度々思い出すんだけど本当これだって思う。陰口を言われても嫌われても気にする必要はない。相手がどう感じるかは相手の課題なのだから。好きなこと、好きな人に集中して生きたい。
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さっき行ったスーパーで。男の子が『今日ほんとに学校行きたくなかったわ』と言うと、父親が「お。わかる。お父さんもやわ。お互い頑張ったからアイス買おうぜ」と笑い合っていた。弱音を言い合えて、共感し合える関係は大事。それが家族にいたらこれ以上の幸せはないよね。
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そういえば祖父に「大切にする人ってどんな人?」と聞いたことがある。すると『そうだなぁ…』と暫く考えた後に『調子が悪いときや、失敗して落ち込んだときでも変わらずそばにいてくれる人だろうな…』と返答。大人になってようやくその意味が分かった。
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高校の現代文の先生が「何かしらの判断で迷ったのであれば。“正しい方”ではなく“美しい方”を選びなさい。なんとなくでいい、感情的でもいい。自分が美しいと思って進む道の跡に正義が残るから」という授業は今でも鮮明に覚えている。本当に“美しい教え”だと思った。
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1年生の女の子が「先生、なんで雨が降るか知ってる?」と質問。『なんでなの?』と問い返すと。「それはね。昨日たくさんの人が泣いたことを知らせるためなの。みんなの涙が地面に落ちて。それが今度は空から降ってくるんだよ」と返答。子供の見てる世界は複雑で美しいと思った。
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『 誰かに嫌われたくらいで
人生とくに何も変わらない 』
というマインドは生きる上でとても大事
この難しい感覚わかります?
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主任に「どうしたら上手くいきますかね」と聞いたら。『上手くこなす必要なんかないのよ。道に迷った方が、道を知れるんだから。1人だと不安だというなら、私が一緒に迷ってあげるから大丈夫。泥臭く楽しくやりましょう』と言われて凄く心が軽くなった。結果よりも過程が大事。
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イライラを感染させてはいけない。怒りの根源には「私が正しい」がある。でも感情的になっていいことなんて一つもない。相手を傷つけるか、自分を傷つけることになるだけ。怒って何かを解決できることはないのだから。正しいよりも優しいを選べる強い人でありたい。
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少し発達が遅い男の子。でも彼は誰にでも優しい。牛乳をこぼした友達に「手伝うよ」と声を掛け。運動会のダンスが覚えられない友達に「一緒に中休み練習しよう」と励まし。泣いてる友達がいれば「ぼくも一緒だよ」と共感する。勉強ができる以上に人として大事なことがあると気付かせてくれる。