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報告が済んだらルーツへ向かいますが、野孤に「これから移動します」という旨を伝えます。これは口語で構いませんが、慎重である事が望ましく、人間が横柄であってはなりません。
そして、ここからは一連の「還す」行程を終えるまで一言も喋ってはいけません。さて問題は移動方法です。
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山籠の先輩僧から「お前の話をした若いのがいたから、山ではいない人の話をするなと注意しておいた」と連絡があり「その晩にお前を名乗るモノが鍵を開けてくれと戸を叩いた」との事だった。それを見越した先輩が戸に向けて札を立てていたようで、それに気付いたモノは舌打ちをして消えていったそう。
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というのも、これは単純な話で大勢の野孤に車に同乗してもらうからです。
いわゆる見える方のお言葉をお借りすると「大きな1つ?1人?一体?になって載っている」そうです。燃費も悪くなる訳です。
さて、目的の本社に着きましたら丁寧に道案内を致します。その際に両の袖には「道案内の符」を持参し
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あったのかなぁって今でも不思議に思います。
別に大した話じゃないんですけど、寝る前に思い出さなければ良かった。
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ます。これは正式な名前があるのですが、ここでは用途から「道案内の符」とします。簡単に言うと本社でバラけない為です。
本社の稲荷さまの前に着きましたら「どこから、なぜ、お礼、また来る旨」を伝え祈祷を合掌にて密唱で勤め、来た道を振り返らずに帰ります。
帰りは燃費が良いのでスイスイです。
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一応追記しておきますが、仮に寺に来て頂いた場合、まずは「もうふざけて心霊スポットに行くのをやめる」事を誓って頂くのが大事だと思っています。結果として自分では何も出来ず、寺などに頼るしかないのであれば、初めからそんな状況になる事をしないのが1番の対策ですよね。
ただでさえ夏場は
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「霊感のある友人に憑いていると言われました。お祓いして下さい」
友人に言われたら不安になるし気持ちはわかる。でもお祓いはしなくて大丈夫。不安を煽るだけの友人を整理する方が大事
「霊感があります。友人のお祓いをお願いします」
友達じゃねぇ。不安を煽るな。あと寺はお前の下請けじゃねぇ
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ご承知の通りの繁忙期ですので、余計な仕事を増やさないで頂きたい所です。電話1本取るのも人間1人使うわけですからね。
ちなみに1番多いのは免許取り立ての高校生と、時間もお金も持てるようになってテンション上がっちゃってる大学生ですね。
学生諸君もっと楽しい事いっぱいあるぞ!
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【速報】母子共に健康 無事に産まれたようです👶 twitter.com/6SYAKU_HOUSHI/…
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セルフ地鎮祭なるものが話題ですが、これは中々に厄介な事でして、しっかりと引導を渡すべき事案です
そもそも地鎮祭に限らず、宗教ごとに限らず、ですが『この論には両論ある』という「実際には"ない"ものが"ある"前提になる」というのは非常に危険な事なんですね
そのような観点で少しばかりお話を
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しかし人間の体というのは正直なもので「命は美味い」し「命を頂くと元気」になるんですよね。
別に不思議でもなんでもなくて当然の話です。
だからこそ「いただきます」「ごちそうさまでした」と口にする事は忘れたくないなと思っています。
まとまりのない話ですが、某有名女優さんが脱ヴィーガン
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これは大事な話です🙋 twitter.com/6SYAKU_HOUSHI/…
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たことのない感覚でした。
とはいえ今振り返れば、急に生魚を口にしたのですから当然といえば当然なのですが、お祝いのお食事ですし、久しぶりの娑婆に舞い上がっていた事もありパクッと頂いてしまったんですね。
あの時の最悪な経験は、同時に「あぁ、命を頂いているんだなぁ」という実感ももたらして
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@5aYk62YReziFrQi 村名に付き由来 往古吾勝郷と申唱候処田村将軍夷賊御退治賊主大武丸死骸此所に相埋候以来村名に罷成候由申伝候事
現代語簡訳
昔は吾勝郷という所でしたが、田村将軍が蝦夷退治にお出でになった折り、退治した「大武丸」という首領の死骸をここに埋めたので、それ以来、村名となったと伝えられている
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くれたので非常に貴重な体験だったと思います。
この体験は魚以外もそうで、牛豚鳥なにの肉であってもやはり「命」の匂いは感じられました。
その度に「死」を取り込み「生」を産み、生かされているんだと実感し、手を合わせ「いただきます」「ごちそうさまでした」と口にしました。
少しづつ娑婆に
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【お詫び】
昨夏より多くの女性から「今年1番の快便」には余りに大きな意味がある、とのご指摘を頂いております。快便の持つ意味を見誤り大変申し訳ございませんでした。どうぞ皆様が快便でありますように。
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なにも巨大な教団を相手取って裁判をするだとか、そういった事だけではなく、もっと身近な世界に主戦場があり「カルト宗教を脱会できない」「カルト宗教を脱会した後の生活が怖い」といった方の相談を受け適切な行政機関と繋いだり、時に直接寺院にやってくるカルト会員との対話があったりと多岐に渡り
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地鎮祭の朝は必ずその土地の氏神様に参拝するのですが、ある日いつものように氏神様を探してお参りするとスーツ姿の男性がお参りされていて、後にそれがその日の現場の施工業者さんだと分かるのですが、私はハッキリと「この方は信用できるな」と思ったんですね。そして今朝、その方が独立して起業され
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慣れてきた頃、ふとアノ匂いが薄らいでいる事に気づき急に怖くなったと言いますか。
そんなつもりはなくとも「命への感謝」が減っているように感じたんですね。理由は今でもよく分かりませんが、それに気づいた時は怖かったですね。