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【第5話こぼれ話3】米軍を演じたキャストの方(キャラウェイではなく、入谷を押し戻した軍人)は、実は私がよく行く西アフリカのブルキナファソ出身の人でした!それを撮影途中で知り、二人で意気投合してローカルな話題で話まくり。その後、東京に戻って再会し、一緒食事を。ドラマのご縁に感謝。
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【第7話こぼれ話1】美香の腸炎は、難治性のクロストリジウム・ディフィシル腸炎という設定です。日本でもこの腸炎の治療目的で糞便移植が普及しています。緊急治療として、倫理委員会で迅速審査を行い、GOサインを。1親等以内の糞便を使うので、賢一のライフログのう○こはまさに打って付けでした!
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【第9話こぼれ話1】監修のうちでも私はかなりコミットした回なので、感慨深く視聴。難治性セリアック病に対するアメリカ鉤虫を使った寄生虫療法は、米国で臨床試験が実施されています。作中ではそのソースを明らかにしていませんが、実際にはヒト感染者からの糞便が必要です。
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【第6話こぼれ話2】今回の遺伝子ドーピングの裏設定は、野桐の骨髄採取→造血幹細胞培養→CRISPR/Cas9によるエリスロポエチン遺伝子の導入→放射線照射等による自身の造血幹細胞の破壊→エリスロポエチン導入造血幹細胞の移植→赤血球数増加、というものでした。理論上は可能で、検出は大変困難です。
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【第10話こぼれ話1】アメリカ鉤虫に加え、ヒト蛔虫もヒト鞭虫も、糞便中に虫卵が排出されます。作中の相羽村は、昔ながらの「肥だめ」があり、それを元に肥料を作って野菜等に使うことで、有機農法を推進しています。高家がスコップで撒いていたアレは、人間のウンコ由来の肥料で、寄生虫入りです!
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【第7話こぼれ話2】救世主兄弟の出産は、日本では学会等のガイドラインから実質的に認められていません。健康であろう受精卵のHLAの検査が、病気の場合の遺伝子検査に限定した今のルールに反するのです。描写に苦労しましたが、作中では「受精そのものに失敗した」ことで未遂に終わらせています。
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【第4話こぼれ話1】トキソちゃんことトキソプラズマ、監督がどんな寄生虫なのか知りたいとのこと、HFF細胞内で容赦なく増殖し細胞膜を破壊して大挙してにょりにょり出てくるタキゾイト達の動画を見せたところ、気持ち悪い!と予想通りの返答で(笑)、可愛いアニメに落ち着きました。#インハンド
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【第8話こぼれ話2】セラチア菌は「霊菌」とも呼ばれていて、野外の死体でよく増殖するため、忌み嫌われていた菌です。1950年に米軍がサンフランシスコで散布実験を行ったことでも有名。私の研究室の成果で、セラチア菌はハマダラカの体内でマラリア原虫の増殖を抑えます。ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23571408
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【第7話絶賛推薦】牧野役の菜々緒さんが、初めてのお母さん役に扮します。これまでの悪女イメージから、クールな官僚へと役柄を拡げ、そして今日は母親役。私もまだ観ていませんが、視聴者の皆さんもあっと驚く役者振りと確信しています!ハンカチ握って、乞うご期待!