#本日の無知の知 「積ん読」ちう言葉は、おれはてっきりここ2, 30年の言葉かと思いよったが、とんでもなかった。日国によると、森銑三が明治10年代の例を指摘されておる由。 画像は伊藤痴遊『吉田松陰』(1914年)より。
学生向けに配付している「レポートが書きやすくなる4つの要点」です。 年末年始のレポート書きにご参照下さい。
「春よ、遠き春よ」……それは文語文やないの。 「瞼閉じればそこに」……「閉じれば」、ほな文語文ちゃうかぁ。もうちょっとヒントくれるー? 「愛をくれし君の」……「くれし」は文語文やろ! 「なつかしき」……どうみてもそれは文語文よ、間違いない! 「声がする」……やっぱ違うかぁ。
卒論・修論の締切が迫り、焦っている人も多いかも知れません。そんなあなたに伝えたいことがあります。 限られた残り時間の中で、なるべく良い論文にするために必要なことが1つあります。 それは、「見切りをつける」ことです。 →
式の数字の部分は固定で、+-×÷だけが変えられるようになっている。 毎朝、前を通る度に「ほえ~」と感心している。さて明日は……?
→ その上で、その後も気持ちがノらなければそれを提出すればよいですし、もし気持ちが上向きになったら加筆・修正を行えばよいのです。「質はさておきサッサと完成に持っていって、余力があれば残り時間で直す」、締切つきの仕事への不安は、これによってかなり緩和できるかと思います。お試しあれ。
→ 書き上げてしまうのです。目次も表紙も作って、「今日から一切何もしなくっても、最悪コレ提出すればよい」という状態に持ち込みます。これが「一旦 論文を終わらせる」です。 こうすることで、「論文が出来るだろうか……」という不安は消えます。なぜなら、論文は ”もう出来た" からです。→
【卒論・修論の締切が近付いて不安感が強い、という人へ】 そういう学生さんに私が勧めるのは「一旦 論文を終わらせる」ことです。「一旦休む」ではありません。それでは不安の原因が残ったままなので。 そうではなく、いま手元にある素材を使って、カスッカスの内容でも良いのでとりあえず論文を→
テレビつけたら、昔のドラマで「一般家庭にある古文献を調査する学者」が、汗を拭いたタオルを和本の上に置いてて、他人事ながら「お前は出禁! 出禁じゃ~!」と心中で叫んだ。
#アルセウス古文 についての調査報告を公開しました。下記ページから全文ダウンロードいただけます。 researchmap.jp/soTANAKA/misc/… 書いてみると思いのほか長くなってしまったので、「簡易版」も作りました(次ツイートに掲載)。主だったところを見てみたいという方は、まずそちらをご覧くださいませ。 twitter.com/_sotanaka/stat…
[予告]『Pokémon LEGENDS アルセウス』発売半年を記念して、拙稿「“古文” で書かれたポケモン図鑑:『Pokémon LEGENDS アルセウス』ポケモン図鑑の日本語学的分析」を7月28日に公開します。タイトル通り、#アルセウス古文 の特徴についての報告です。職務の合間を縫って鋭意執筆中です。#アルセウス
論文代行サービスのサイトにある「字数が楽に稼げて確実に単位がくる文学部レポートの書き方」(syukudaiko.com/faculty-of-lit…) という、挑戦的なタイトルの文章を読んだところ、意外とイイことも言ってるなと思ったので、抜粋しつつ所見を述べていきます(同意の程度に応じて○とか×とか付けていきます)。
これ、私もやってます。あと「縦書き/横書きを組み替えて点検」というのもやります。 twitter.com/irutaroh/statu…
そろそろ期末レポートの季節かと思いますので、レポート書き方の極意4点をお示ししておきます。
今年の大河では『吾妻鏡』、再来年の大河では紫式部→道長→『御堂関白記』か・・・変体漢文ブーム来ちゃうなコレ。
駒場生に限らず、この漫画は万人にぜひ一読してもらいたいです。 とくに "コレ" は絶対に絶対にやってはならない・・・。 twitter.com/UTokyoKomabaLi…
[宣伝] ツイッターで連載しておりました #卒論修論一口指南 が、本になって文学通信から刊行されることになりました。書名の通り、卒論や修論を書く上で知っておいてほしいことを色々書いています。 表紙と目次が公開されていますので、是非チェックしてみて下さい。 hanmoto.com/bd/isbn/978490…
卒論・修論の要旨は、テキトーに書いてしまいがちかと思いますが、読み手・書き手の双方にとって重要な見取り図ですので是非マジメに書いて下さい。 下記のことに留意してもらえれば、おおおそ適切な要旨になると思います。#卒論修論一口指南
NHK『土曜スタジオパーク』で、高橋一生が『怪異妖怪記事資料集成』(国書刊行会)を持ち出してきたので興奮した。私は職場の図書館でパラパラ見たことがある程度ですが、新聞記事とかの資料がひたすら並んでいる かなり硬派な本ですよね。
にわかには信じがたいことですが12月になりました。卒論・修論を執筆中の皆様は、すみやかに作業の手を止めてプリンタの替えインクを注文して下さい。 それから、近くのコンビニを巡ってwordやPDFを印刷できるコピー機が置いてあるかチェックしておくこともオススメします。#卒論修論一口指南
見坊豪紀「ことばのくずかご」『言語生活』289号(1975年)より。
あまりのド直球に、不謹慎ながら笑ってしまった。
"「キラキラネーム」など漢字本来と異なる読み方がどこまで許容されるかなどを議論" "漢字本来と異なる読み方"・・・すごく胸にゾワゾワと来る表現です(一般に、言葉に関する議論で「本来」を持ち出すとロクなことにならない)。 nordot.app/80780678508629…
奈良時代の古文書に「流伊万呂」という人名が見えます。和語は、ラ行で始まらない&母音の連続を含まないが原則でしたので、この名は当時としては相当エキゾチックな響きを持っていたと想像されます。今で言えば「ヴェッ太」「フュン介」 みたいな感じ? キラキラネームだった・・・かも知れません。