何気なく左手を見ると、何か小さな黒いモノが付いている。虫かな?と思ってみると・・・ 「ポ」でした。君、どこから来たの?
何かから貼り付いたなら形が反転していそうなものだが、正面から見た「ポ」である。 逆に言えば、いま日本のどこかで「ポ」が一つ欠けているはずなのだ。気になるなあ。
学生向けの論文引用作法マニュアルを公開しました。タイトルにもあるように、「どうすれば"無自覚の盗用"を防げるか」についての説明に力点を置いています。 これから #卒論#修論#レポート を書く方々、是非ご活用ください。 researchmap.jp/multidatabases…
ショックを受けた時の「ガーン」というオノマトペの例を、今日たまたま見ていた江戸時代の黄表紙に見つけた。さくらももこが作ったんじゃなかったんだ。
この『啌多雁取帳』には「狐先生(きつせんせい)」という表現も出てきます。愛称らしい。ニャンコ先生みたいなものか。
オードリー・タンさんの中国語名は「唐鳳」で、英名のオードリーと中国語名の鳳とは無関係なのですが、この「鳳」は(日本では)「おおとり」の訓があるので、日本語を知る人からすると「オードリー」が「鳳」の訓のように見える。全くの偶然ながら、とても面白い。
ドイツ人の友人と、rangerという言葉について話していて(きっかけはPower Rangers)、そう言えばスーパー戦隊シリーズの「○○レンジャー」って今は必ずしも語尾「レンジャー」じゃないよなあと思い調べると、2002年の「ハリケンジャー」でレンジャー→eンジャーとなり、「ボウケンジャー」(2006)→
コナン君が白川静に並々ならぬ思いを抱いていると知って些かうろたえている。 単に白川説を支持するだけでなく、白川静本人に思いを致しているところが(白川説の当否とは別問題に)なんかしみじみとコワい。
マンガとかツイッターとかで「我が手に宿りし○○」「神々に仕えし○○」「いにしえより伝わりし○○」のような表現を見かけるたび、脊髄反射的に「その "し" は "たる" の方がベターでは?」と詰め寄りたくなる、"し" 警察です。
@tennkuunagi 現代語の「た」(「たり」に由来する)は、"過去に起こって現在には存続していないできごと"と"現在にまで存続しているできごと"の両方を表します。 存続していない例:先月コンサートに行った。 存続している例:曲がりくねった道。 (つづきます)
@tennkuunagi (つづき) 古文では、「き」(連体形は「し」)は "存続している" 意味を表さないので、元のツイートに挙げたような文脈で使うと不自然に感じられます。 存続していない、例えば「かつて大いなる地震ありき」といった場合だと「き」でも違和感がないと思います。
「全部」の強調を「全ーーー部」って書いちゃうと「ぜんーーーぶ」になっちゃっておかしくなる。だから仮名で書かざるを得ないわけですが、きょう買った あらゐけいいち『CITY』第1巻を読んでいたらこんな対処法が。漢字の「全」の形をうまく活用していて、お見事。
もう寝なきゃならんのに、ジェジュンさんという人(日本語を喋りまくる)のソウル街ブラ番組が面白くてつい見てしまう。
この番組(ジェジュンJ!プラス)。あ、これが初回なのかな。 nitteleplus.com/program/j-junj…
面白い人だ(東方神起のメンバーだったんですね)。頭がいいのも感じるけれど、すっとぼけたところもある。「最近いつ泣いた?」との質問に「『タイタニック』を見て泣いた」と答えたのには笑った。
#卒論修論一口指南 としてポツポツ投稿していたツイートを加除修正して一つにまとめました。これから論文を書く文科系学生の方々にご覧頂けますと幸いです。 researchmap.jp/multidatabases… から全文DL頂けます。 構想編、調査編、分析・執筆編、完成編の4つに分けています。 構想編はこんな感じです。1/5
「ゼがジェと発音される地域で、『ジェイアール』までも訛った形と誤認されて『ゼイアール』に修正されてしまう」、これが過剰修正。 学生時代、四国でそういう例があると習いましたが、これは広島市の例。"実例"を初めて見て感動(正直、作り話を疑っていた...)。 twitter.com/knsizm/status/…
日本語文の作例で犬を登場させる時には「ポチ」で事足りるけど、英語文の場合について内省がはたらかないので検索したら、ちょうどいいサイトが見つかった。 ”Stella”にしました。 goodhousekeeping.com/life/pets/a257…
そう言えば大学に入って間もない頃、なぜか「他言語での『猫の名付け』の定番は何か」が気になって、留学生に質問して回ったことがあった。 "Kitten"とかが多かったが、一番印象深かったのがモンゴルからのある留学生の答えで、「猫に名前をつけるという発想がない。猫はただいるもの」だった。 twitter.com/_sotanaka/stat…
いいね・リツイートが増えてきたので(ありがとうございます)念のために追記しておきますが、このツイートは「モンゴルでは猫に名前を付けないらしい」と主張するものではありません。あくまで、私がかつて1人の留学生からこういうコメントを得たというまでのことです。
折句の代表例として知られる、伊勢物語の「からころも~」の歌。 折句の趣向(織り込んだ語)は、翻訳すると失われてしまう、と当然のように思ってきましたが、折句を保持したまま英訳している労作を知りました(カキツバタの英名はJapanese "iris")。脱帽!
ある中学生が古文漢文教育に関する私の講演録を見つけて授業で発表してくれた(そしてそのまとめは要を得ている)ことを偶然知り、猛烈に感動している。
鎌倉時代の説話作品に、笑いの描写を「は」「はあ」と記したものがある。一見違和感ないが、この時代の「は」の発音は[ha]でなく[ɸa(ふぁ)]だったことが知られている。 このことに思い至って以来、古典で笑いの描写を見ると明石家さんまの「ファー!」という笑い声が脳裏に響くようになってしまった。
金田一京助はアイヌ語の語彙を収集するために、子どもらにわざと無意味な絵を見せて「何?」を意味する語を引き出した、そしてそれを使って色々な語を話者から引き出した・・・という逸話を昔どこかで読んで、以前から出典が気になっていたので探した。 原文を見ると、いやぁ、いい話ですねこれは。 twitter.com/_sotanaka/stat…
上記に続く、この逸話も実にいい。