何気なく左手を見ると、何か小さな黒いモノが付いている。虫かな?と思ってみると・・・ 「ポ」でした。君、どこから来たの?
あまりのド直球に、不謹慎ながら笑ってしまった。
「全部」の強調を「全ーーー部」って書いちゃうと「ぜんーーーぶ」になっちゃっておかしくなる。だから仮名で書かざるを得ないわけですが、きょう買った あらゐけいいち『CITY』第1巻を読んでいたらこんな対処法が。漢字の「全」の形をうまく活用していて、お見事。
式の数字の部分は固定で、+-×÷だけが変えられるようになっている。 毎朝、前を通る度に「ほえ~」と感心している。さて明日は……?
金田一京助はアイヌ語の語彙を収集するために、子どもらにわざと無意味な絵を見せて「何?」を意味する語を引き出した、そしてそれを使って色々な語を話者から引き出した・・・という逸話を昔どこかで読んで、以前から出典が気になっていたので探した。 原文を見ると、いやぁ、いい話ですねこれは。 twitter.com/_sotanaka/stat…
マンガとかツイッターとかで「我が手に宿りし○○」「神々に仕えし○○」「いにしえより伝わりし○○」のような表現を見かけるたび、脊髄反射的に「その "し" は "たる" の方がベターでは?」と詰め寄りたくなる、"し" 警察です。
そう言えば大学に入って間もない頃、なぜか「他言語での『猫の名付け』の定番は何か」が気になって、留学生に質問して回ったことがあった。 "Kitten"とかが多かったが、一番印象深かったのがモンゴルからのある留学生の答えで、「猫に名前をつけるという発想がない。猫はただいるもの」だった。 twitter.com/_sotanaka/stat…
【卒論・修論の締切が近付いて不安感が強い、という人へ】 そういう学生さんに私が勧めるのは「一旦 論文を終わらせる」ことです。「一旦休む」ではありません。それでは不安の原因が残ったままなので。 そうではなく、いま手元にある素材を使って、カスッカスの内容でも良いのでとりあえず論文を→
何かから貼り付いたなら形が反転していそうなものだが、正面から見た「ポ」である。 逆に言えば、いま日本のどこかで「ポ」が一つ欠けているはずなのだ。気になるなあ。
ショックを受けた時の「ガーン」というオノマトペの例を、今日たまたま見ていた江戸時代の黄表紙に見つけた。さくらももこが作ったんじゃなかったんだ。
学生向けの論文引用作法マニュアルを公開しました。タイトルにもあるように、「どうすれば"無自覚の盗用"を防げるか」についての説明に力点を置いています。 これから #卒論#修論#レポート を書く方々、是非ご活用ください。 researchmap.jp/multidatabases…
→ その上で、その後も気持ちがノらなければそれを提出すればよいですし、もし気持ちが上向きになったら加筆・修正を行えばよいのです。「質はさておきサッサと完成に持っていって、余力があれば残り時間で直す」、締切つきの仕事への不安は、これによってかなり緩和できるかと思います。お試しあれ。
テレビつけたら、昔のドラマで「一般家庭にある古文献を調査する学者」が、汗を拭いたタオルを和本の上に置いてて、他人事ながら「お前は出禁! 出禁じゃ~!」と心中で叫んだ。
→ 書き上げてしまうのです。目次も表紙も作って、「今日から一切何もしなくっても、最悪コレ提出すればよい」という状態に持ち込みます。これが「一旦 論文を終わらせる」です。 こうすることで、「論文が出来るだろうか……」という不安は消えます。なぜなら、論文は ”もう出来た" からです。→
論文代行サービスのサイトにある「字数が楽に稼げて確実に単位がくる文学部レポートの書き方」(syukudaiko.com/faculty-of-lit…) という、挑戦的なタイトルの文章を読んだところ、意外とイイことも言ってるなと思ったので、抜粋しつつ所見を述べていきます(同意の程度に応じて○とか×とか付けていきます)。
上記に続く、この逸話も実にいい。
江戸時代に出版された方言辞書『物類称呼』は日本語史の超有名資料だが、序文は初めて読んだ。 方言をうっかり使って笑われぬように…ではなく、「別の地域の友達ができた子供が、その友達の言葉づかいを笑ったりすることがないように」この辞書を編んだ とあり、図らずも心打たれた。 twitter.com/_sotanaka/stat…
卒論・修論の締切が迫り、焦っている人も多いかも知れません。そんなあなたに伝えたいことがあります。 限られた残り時間の中で、なるべく良い論文にするために必要なことが1つあります。 それは、「見切りをつける」ことです。 →
折句の代表例として知られる、伊勢物語の「からころも~」の歌。 折句の趣向(織り込んだ語)は、翻訳すると失われてしまう、と当然のように思ってきましたが、折句を保持したまま英訳している労作を知りました(カキツバタの英名はJapanese "iris")。脱帽!
鎌倉時代の説話作品に、笑いの描写を「は」「はあ」と記したものがある。一見違和感ないが、この時代の「は」の発音は[ha]でなく[ɸa(ふぁ)]だったことが知られている。 このことに思い至って以来、古典で笑いの描写を見ると明石家さんまの「ファー!」という笑い声が脳裏に響くようになってしまった。
奈良時代の古文書に「流伊万呂」という人名が見えます。和語は、ラ行で始まらない&母音の連続を含まないが原則でしたので、この名は当時としては相当エキゾチックな響きを持っていたと想像されます。今で言えば「ヴェッ太」「フュン介」 みたいな感じ? キラキラネームだった・・・かも知れません。
そろそろ期末レポートの季節かと思いますので、レポート書き方の極意4点をお示ししておきます。
NHK『土曜スタジオパーク』で、高橋一生が『怪異妖怪記事資料集成』(国書刊行会)を持ち出してきたので興奮した。私は職場の図書館でパラパラ見たことがある程度ですが、新聞記事とかの資料がひたすら並んでいる かなり硬派な本ですよね。
学生向けに配付している「レポートが書きやすくなる4つの要点」です。 年末年始のレポート書きにご参照下さい。
アイヌ語の基本語彙は既に知られていただろうにどうしてそんなことが必要だったのか、というのも不審だったのだが、北海道アイヌ語ではなく樺太アイヌ語の調査だったということも分かり、得心がいった。