富裕層に国のお金を流してもっと裕福にしたら、いずれ下の層にまでこぼれ落ちてくるのでぜひやってみましょうと煽る所謂”トリクルダウン理論”。しかし実際は下に滴り落ちないばかりか、お金は上層部で溜まりに溜まってゆき、お金持ちがさらに裕福になっていくだけというのである意味非常に罪深い。(続)
政治の方向性を決める力はこの国の主権者である国民にあるんです。そのことを絶対に忘れてはいけないでしょう。国民の大半をないがしろにするような政治のあり方は、主権者の意思と決断によって幾らでも変えていけるということを絶対に忘れてはいけません。
それ以外は黙っていろ、文句を言うな、などと触れ回るのは、富裕層優遇政治の維持に貢献しろと言っているのと同じです。国民が黙っていたら自然と富裕層優遇政治に傾いて行ってしまうからです。富裕層の影響力に対抗するには、地味な市民運動(当然平和的)や労働者による運動が欠かせないんです。(続)
何度も繰り返しますが、富裕層や大企業は、巨額の献金やロビー活動などを通して、常に政治家に直接働きかけ、社会のルールそのものを自分たちに都合よく変えてしまう影響力を持っているんです。なのに、その他の国民が政治に貢献できるのは「投票日のみ」だとか、(続)
「失われた三十年」の責任が、過去三十年間ほぼ政権を握り続けてきた政党には一切ないという体で話すの、あれ一体なんなんだろうな。国民を馬鹿にするのもたいがいにして頂きたいな。
繰り返しますが、国民がYESと言うまで繰り返す「丁寧な説明」って、もはや説明じゃないな。ただの説得だな。有無を言わさないタイプの。
「それは毒ガス室で始まったのではない。それは政治家達が人々を「我々対彼ら」だと分断して始まった。寛容さの欠落とヘイトスピーチで始まり、人々が気にかけるのをやめ、鈍感になり、見て見ぬふりをした時、滑る様にして大量虐殺に進んだんだ。」 アウシュビッツ・エクシビション twitter.com/auschwitzxhibi…
国を三十年間衰退させてきた政治の中枢に居座るブレーンと呼ばれる人達。それ、もう「ブレーン」じゃないだろう。衰退させる以外分からないんだから。
人の価値や人間関係の価値を「生産性」で測ろうとするあの思考は本当に危ないですね。そこで止まらないからですよ。生産性がない、価値がないから不平等に扱っても致し方ないという結論に達し得るからです。理由さえあれば人を不当に扱ってもいいという結論に至る可能性があるからですよね、それは。
優生思想が何かを学ぶだけでは駄目ですね。過去に優生思想に傾倒した社会が何処に向かって、人々に何をしたのかまで学ばないと。人間として同じ過ちを繰り返さないために。
「治療不可能な精神病患者が国や国民、家族の負担になっているため、法律が作られた。いわゆる安楽死計画によって、精神病患者に“恵みの死”を施し、命を終えてもらうことになった。我々はそのために選ばれ、法律および計画を実現させる義務があるのだ」(業務命令で行われた説明) NHK 2020年09月17日
「ナチス時代、ドイツは“優生思想”に基づいたさまざまな政策を進めました…障害のある人や病人などを殺害する極秘指令です。命を奪われた人の数は7万人ともいわれ、ヒトラーは彼らの死を“恵みの死”と呼び、家族や社会の負担を減らすものだと考えました。」 NHK 2020年09月17日
繰り返しますが、「直ぐに儲かるかどうか」で片っ端から切り捨てていった先に見えるのは一体どんな未来だろうか。そこで人々は幸せにしているだろうか。
国有財産売っ払って防衛力強化することを閣議決定 「岸田首相、国有財産を売っぱらって防衛力強化」 「国有財産の売却など、税金以外の収入を積み立てる「防衛力強化資金」の創設を盛り込んだ法案を閣議決定」 FLASH 2/4/2023 news.yahoo.co.jp/articles/9bfd8…
研究に人生を捧げて来た研究者が何百人、何千人という規模で一斉に首を切られる。路頭に迷う人も出てくるだろう。そんな恐ろしいニュースを見て「将来ぜひ研究者になりたい」なんて思う子供がいるだろうか。そんな状況で研究が発展してゆくだろうか。
日本の賃金が30年も低いままだ、あの日本が一体どうしたんだ、と国外ではニュースになる。その上、物価高騰に大増税の計画まで。何故もっと抗議の声が上がらないんだろう。 “Japan's workers haven't had a raise in 30 years. Companies are under pressure to pay up” CNN BUSINESS 2/3/2023
自らは何十年、いや何百年にも渡る教育、医療、学問、研究などの恩恵を最大限に浴びて生活しておきながら、現在の教育や研究はというと「すぐに儲けが出るかどうか」という基準で片っ端から切り落としていこうとするビジョンのなさには愕然とするな。心底。
繰り返しますが、「死んだのはどうせ老人だろう」だとか「老人ならいいだろう」だとか、自分はずっと老いないみたいなスタンスで話しているのは一体どうしてだろう。
いや、同性婚を認めたら変わってしまうような社会、ただちに変えてほしい。ただちにだ。
わが国のみ法制度がありません 「日本は主要7カ国(G7)で唯一、LGBTQ(性的少数者)の権利擁護に関する法制度がなく、5月のG7広島サミットを前に野党から追及を受けている。」 Bloomberg 2023年2月2日 bloomberg.co.jp/news/articles/…
こういう人が首相秘書官を務めているという事実に底知れない絶望と憤りを感じる人は多くいるだろうと思う。 首相秘書官「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」 「人権や価値観は尊重するが、同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」 毎日新聞 2/3
失政や悪性の責任をストレートに政治に問うという当然のことをせずに、抗議する人々を叩くほうに必死になるのは一体何故だろう。一緒に声を上げたほうが、早く社会は立ち上がれるのではないだろうか。
同性婚を認めたら変わってしまうような社会、変わってしまえ。
繰り返しますが、産みやすくするだけではなくて、大人になってからも生きやすいなと心から実感できるような社会をどうか目指してほしい。
労働者の権利や生活を守るための労働組合が、生活水準を上げることにことごとく失敗して来た権力者側に取り込まれてしまう。そんな悲劇あるだろうか。