八條忠基(@EeoduLzbYVjTprk)さんの人気ツイート(リツイート順)

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皆さま、ありがとうございます。 準備に多少時間がかかるそうですが、再版はほぼ間違いないのではないかと思います。有職文様は実に素晴らしい日本の伝統デザインだと思いますので、客観的にも大変うれしいです。
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このたび『有職故実から学ぶ 年中行事百科』(淡交社)を刊行させて頂くことになりました。 年中行事の本は星の数ほどありますが、本書ではそうした既刊の本ではあまり目にしない、平安時代以来のマニアックな行事も、清涼殿『年中行事障子』に記載されたものを中心に紹介致しました。
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こちらのrobin様のツイートから、すべてが回り始めました。心より感謝申し上げます。 twitter.com/robiiiiiimmm/s…
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このたび『なりきり訳・枕草子』(淡交社)を出版させて頂くこととなりました。『枕草子』を有職故実を勉強する立場から訳したものです。千年前、清少納言は「古典」ではなく当時の「現代文」のブログとして『枕草子』を書きました。清少納言のナマの言葉として読んで頂けましたら幸いでございます。
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皇后陛下の「白色帛御五衣御唐衣御裳」(純白の十二単)装束では、「平額(ひらびたい)」(髪飾り)が金色ではなく銀色であることが、特徴です。
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古くは6月16日を「嘉祥(かじょう)」と呼んで、お菓子を贈答し合う日とされていました。由緒は諸説あって根拠は曖昧。しかし江戸時代の宮中では7種の菓子、幕府では16種の菓子を用意して宴を催す風習は確実にありました。 「とらや」では今も、幕末に御所ヘお納めした七ヶ盛を復元販売されています。
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この形式の錦旛になりましたのは大正から。 江戸時代までは中国風でしたし、明治の時は和風にしようとして旛をやめて、巨大な榊を立てました。
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今回、期せずしてツイッター世界に入ることになりました。勝手が分かりませんが、これを機会に細々とアップしたいと思います。 この画像は、伊勢神宮に皇室が奉幣する錦です。語り始めると超長文になってしまいます。ツイッターの文字制限がきついです。
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雨により、「庭上参役(ていじょうさんえき)」と呼ばれる古式ゆかしき装束の人たちが、少人数で室内に並ぶことになりました。非常に非常に残念です。
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『日本書紀』にも『古事記』にも、ヤタガラスが三本足とは書かれておらず、源順が『和名類聚抄』で勝手に唱えた説。日本政府としては公認するわけにはいかず、「シナ事変従軍記章」のヤタガラスは二本足です。
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本日より東京国立博物館で開催の「高御座と御帳台」。高御座と御帳台はガラス越しではありますが、目の前で細かなところも拝見する事が出来、大変勉強になります。普段拝見できない「裏側」も!また文官と女官、庭上参役の装束着装人形と、威儀物や楽器類の展示。 滅多に無い機会、素晴らしいです!!
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『鎌倉殿の13人』(第4回)を鑑賞。 頼朝が老武士を一人一人呼び出して、その全員に「誰にも言っていないが、お前一人だけを頼みに思って打ち明けよう」と懇切に語りかけ、武士たちが大いに感激して忠誠を誓うシーン。ギャグ仕立てでしたが、これは『吾妻鏡』にある通りです。
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束帯の表袴に多用される「霰」文様。 江戸中期の歌舞伎役者・佐野川市松が「心中万年草高野山心中」の小姓に扮した際、白と紺の霰文様の袴を履いて人気に。浮世絵にも描かれたことから「市松模様」の名称が定着。その伝で言えば今後「炭治郎模様」という名称になってもおかしくは無いというお話し。
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赤坂の虎屋さんのギャラリー「王朝のおもちゃ-林美木子の有職彩色-」を拝見しに参りました。いわゆる「有職玩具」。貝桶から彩色檜扇、源氏板絵など、雅やかな作品をたちを上質な空間で楽しめます。会期は8月20日(木)まで。入場無料。有職や源氏物語の世界がお好きな方に強くお勧めいたします!!
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早くもフジ(藤、学名: Wisteria floribunda)が満開です。その圧倒的なボリュームは、まさに「藤波」と呼ばれる風情そのものでございます。 重ね色目は「藤」。 『雁衣鈔』 「藤。面薄紫、裏青。三月用之。四月同通用之。」
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本日、天皇陛下が帛御袍でも黄櫨染御袍でも、頭にかぶられる御冠は「立纓(りゅうえい)」という、うしろの纓が直立したタイプの御冠です。立纓は江戸時代に考案されたもので、緩やかに後ろになびく形でしたが、明治天皇御元服に際して、誤った認識から直立させてしまったものです。
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芥川龍之介の『芋粥』の「五位」さんが「死ぬまでに腹一杯食べたい」と言ったのは、子どもが「プリンをバケツで食べたい」というような感覚かな?? と思います。
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オールカラー128ページ、1760円。どうぞよろしくお願いいたします。 amazon.co.jp/gp/product/476…
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古くは6月16日を「嘉祥(かじょう)」と呼んで、お菓子を贈答し合う日とされていました。由緒は諸説あって根拠は曖昧。しかし江戸時代の宮中では7種の菓子、幕府では16種の菓子を用意して宴を催す風習は確実にありました。 「とらや」様では今も、幕末に御所ヘお納めした七ヶ盛を販売されています。
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下から敷物(赤地牡丹文錦)、畳(繧繝縁(うんげんべり))、大和錦(青字菱文)縁龍鬢土敷(りゅうびんのつちしき)、大和軟錦(やまとぜいきん)と東京錦(とうぎょうき)の毬代(たんだい)。
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敷物 赤地牡丹文錦 畳 繧繝縁(うんげんべり)2枚(長7.6尺・幅2.75尺・厚0.3尺・縁0.22尺) 畳上敷物 大和錦(青字菱文)縁龍鬢土敷(りゅうびんのつちしき)(長5.3尺・幅4.5尺・縁0.6尺)大和軟錦(やまとぜいきん)と東京錦(とうぎょうき)の毬代(たんだい)(東西4.95尺・南北3.63尺)
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皇嗣妃殿下の唐衣の上文は尾長鳥の丸。表着の文様は、この画面ではちょっと判りません。五衣は「紅の匂い」の重ね。
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水面に映った姿もまた優美。風に揺れれば文字どおりの「藤波」でございます。
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佳子内親王殿下は共通装束。表着は赤、打衣は濃色(こきいろ)、五衣(いつつぎぬ)は松重ね。単(ひとえ)は濃色。
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ご質問があったのですが、襟の緑色の「五衣(いつつぎぬ)」、一挙に重なっています。現在、長時間立って儀式を行うという、江戸時代までに無かった事情に鑑み、宮中の五衣は「襟と袖と裾だけ五枚重ね」という、「比翼仕立て」になっているのでございます。