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ちょっと『愚管抄』(慈円)を読んでおりまして、そうそうと思い、『鎌倉殿の十三人』の現在の状況を見ましたら。
「サテソノ年ノ十一月三日。終ニ一万若ヲバ義時トリテヲキテ。藤馬ト云郎等ニサシコロサセテウヅミテケリ。」
一万若というのは、頼家の長子・一幡のこと。まだ子どもです。
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この子を刺し殺して埋めたのが北条義時の郎党「藤馬(とうま)」というのです。そういえばアサシン善児の二代目は「トウ」とか言っていましたねぇ。。。
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『後拾遺和歌集』所収の兼明親王の歌
七重八重 花は咲けども山吹の
実のひとつだに 無きぞあやしき
や、ここから派生した太田道灌の逸話が有名なので、「ヤマブキには実がならない」と信じておいでの方も多いのですが、実がならないのは八重咲き品種で、通常のヤマブキは結実します。
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本日も旧暦10月15日。1024年前に藤原道長が見た月と同じ月です。なお「虧初」というのは「食の始まり」という意味です。
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歴史や古典文学愛好家の皆さまには、文字で語られる植物の活きた姿を。植物愛好家の皆さまには、日頃見かける植物が日本人とどう関わってきたのかをご紹介したいと思います。ぜひ手にとってご覧下さいませ。
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