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『有職の色彩図鑑』(淡交社)
四季折々の植物を見たとき、それをわたくしたちの先祖が、どのように見て、どう表現してきたかを知る、良きリファレンスガイドになるのではないかと考えております。そしてクリエイターの方にこういう形で使って頂けますことは、望外の喜びでございます。 twitter.com/_suga613_81941…
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モチツツジは、古くは「羊躑躅」とも書きました。なぜ羊?
『和名類聚抄』(源順・平安中期)
「羊躑躅 陶隠居本草注云。羊躑躅<〓(木+鄭)直二字。和名以波豆豆之。一云毛知豆豆之>。羊誤食之、躑躅而死、故以名之。」
羊が誤って食べると死んでしまうからという、物騒なお話しでございます。
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そもそも「躑躅」という文字からしておどろおどろしいですが、この「躑躅」は「てきちょく」とも読み、歩みが行きつ戻りつ、ふらつくことを意味します。ツツジを食べると酩酊状態になるため、こうした字が当てられたのですね。
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日本のシャガは「三倍体」と言って種子が出来ないので、地下茎が分かれて増えたもの。つまり日本全国のシャガは同じ遺伝子を持つクローンです。 おなじことはヒガンバナにも言え、稲作と共に伝わったとされるヒガンバナは三倍体で、日本中すべてクローンなのです。
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4月から『平安文様素材』(マール社)の有職文様データがAdobe Stockでご利用可能になりました。世界中のクリエイターの皆さまにお使いいただければ大変有り難いことでございます。
本日Adobe社さまが、わざわざブログで紹介して下さいました。
blog.adobe.com/jp/publish/202…
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