226
227
229
230
4月から『平安文様素材』(マール社)の有職文様データがAdobe Stockでご利用可能になりました。世界中のクリエイターの皆さまにお使いいただければ大変有り難いことでございます。
本日Adobe社さまが、わざわざブログで紹介して下さいました。
blog.adobe.com/jp/publish/202…
231
233
234
237
日本のシャガは「三倍体」と言って種子が出来ないので、地下茎が分かれて増えたもの。つまり日本全国のシャガは同じ遺伝子を持つクローンです。 おなじことはヒガンバナにも言え、稲作と共に伝わったとされるヒガンバナは三倍体で、日本中すべてクローンなのです。
238
239
240
そもそも「躑躅」という文字からしておどろおどろしいですが、この「躑躅」は「てきちょく」とも読み、歩みが行きつ戻りつ、ふらつくことを意味します。ツツジを食べると酩酊状態になるため、こうした字が当てられたのですね。
241
モチツツジは、古くは「羊躑躅」とも書きました。なぜ羊?
『和名類聚抄』(源順・平安中期)
「羊躑躅 陶隠居本草注云。羊躑躅<〓(木+鄭)直二字。和名以波豆豆之。一云毛知豆豆之>。羊誤食之、躑躅而死、故以名之。」
羊が誤って食べると死んでしまうからという、物騒なお話しでございます。
242
243
246
247
『有職の色彩図鑑』(淡交社)
四季折々の植物を見たとき、それをわたくしたちの先祖が、どのように見て、どう表現してきたかを知る、良きリファレンスガイドになるのではないかと考えております。そしてクリエイターの方にこういう形で使って頂けますことは、望外の喜びでございます。 twitter.com/_suga613_81941…
248
249
ただし文様がどのようなジャンルで使用されたかの説明がありませんので、やはり拙著『平安文様素材』(マール社)や、『有職文様図鑑』(平凡社)と併せてご利用になるのが著作者としての希望でございます。
250
拙著『平安文様素材』(マール社)のデータがAdobe stockに掲載されました。これにより日本の「有職文様」が、世界中のデザイナー・クリエイターの目に留まり、ご利用されるようになることは、たいへん有り難いことでございます。
stock.adobe.com/jp/contributor…