川上未映子 Mieko Kawakami(@mieko_kawakami)さんの人気ツイート(新しい順)

これまでも小説やエッセイなど教科書に採用されているけれど、来年はいよいよ、妊娠&出産の2年間のドキュメント『きみは赤ちゃん』が教科書入り。これは嬉しいです。2014年からずっと版を重ね、今も熱いご感想を頂くわたしにとっても大切な本です。読んでくださってありがとう!
サザエのアレンジテク(整理してたら出てきた)
きのうタクシーに乗ったら「最短距離をとりますか、それとも最短時間をとりますか」と訊かれたので「それっておなじ結果になるんじゃないんですか」と訊き返したら「いいえ、そのふたつは似ているけれど完全に違うことなんです、つまり」って微笑まれて「カンガルー通信」もびっくりの長い話が始まった
仕事や事情、日常の忙しさ、のっぴきならなさ、いろんなことがあるけれど、会いたい人には、やっぱりできるだけ会っておこう。会いたいね、そのうちにねって思ってると、大事な人は本当にすぐにいなくなってしまうから
翻訳を担当しております〈ピーターラビット〉シリーズ、版を重ね、たくさんの読者の皆さんに恵まれて感謝です!豪華2大特典つき全23巻のご予約の締め切りが、いよいよ9月4日に迫ってきました。豪華収納ボックスも表紙の手触りも極上です。装丁は名久井直子さん、この機会にぜひよろしくお願いします💫
ああ、@the1975 のマティが『ヘヴン』を読んでくれている……
ミニスカートにたいする、哀れなほどの幻想と執着と妄想。っていうか「後期においては真逆のスタンス」ってなに? わたしこのあいだもミニスカートはいてNHKに出たけど twitter.com/akihiro_koyama…
若い頃みたいに、塩気たっぷりのジャーキーとかカラムーチョとか何にも考えずに食べながらだらだら映画みたりを切にしたい、やろうと思えばすぐにやれることやのに、わたしはなんの力によって、それをしないでいるのだろう
束の間の入稿あけ、読みはじめ止まらず、もう折り返しの平井靖史著「世界は時間でできている」。「これ」がいったい「いつ」「どこ」で「なに」を生きてることになるんか知りたい人の親切&ものすごい贅沢入門書。用語もそのつど説明あるし、途中に挟まれるコラムで論点整理。文章が明るくてめっさ読め
せや、パーソナルトレーナーつけての筋トレはめきめきやで。ひとりでするのとなにが違うんですかて訊かれんねんけど、まずは予約の力や。相手のスケジュールを巻き込んでる責任感で自分を鼓舞するんや。あとトレーナーは応援してくれるんや。もう無理や、いうとこでの応援の力はきくんやで
とはいえ、おれは日焼けを避けてるのでジムランナーや。街ガチランナーと違って地面が動いてくれるから優しいんや。最初は歩きでええんやで。5分も走られへんかったけど、3ヶ月後には6キロ、1年後には10キロいけるようになるんや。楽しい音楽きいてがんばってや
せや、若い子らから、スキンケアと体型維持についてめっさ質問されるんや。おれが辿り着いたルーティンはシンプルや。持続可能なスクワットとランニング、これしかない。慣れてきたら+ヨガと瞑想や。とくにランニングは性格が明るなる。くよくよせんようになるから、生きるために走るようになるんや
またコロナのリスク以外に、年内は欧州を中心に多くの要の空港が麻痺しています。直行便推奨、乗り継ぎならロストとキャンセルは覚悟で。チェックインには5時間みること。保険は必ず入って万全に。AirTag入れたら場所はわかるけど戻ってくるかどうかは別。座席クラス関係なし。大事なものは手荷物で。
海外でコロナに感染したらどうなるか。費用と流れ、対策など、インタビューを受けました。日本への帰国要件の72時間前検査がある限り陽性が出たら陰性になるまで帰ってこられません。これから行かれる方、とりわけ今海外で困っている人に届きますように。記事には保険の詳細も載っているので必読です。 twitter.com/asahi/status/1…
『その一瞬のために』
大阪生まれ大阪育ちのわたしな、東京に来てな、ほんまにほんまに驚かれてんけど、こういうアニマルプリント&豹柄(今はレオパードいうねんな)ほんまにほんまに可愛いって思ってまうねん…
いま欧州の空港機能が麻痺してるニュースがすごいけど5月〜6月のブックツアーの時点でも渡航はトラブル続きの極地。おまけに帰国のコロナ検疫も綱渡り。無症状&陽性が出続けアシスタントは10日以上帰国できず。情報を詳しく共有したいけど何から書けばいいのかまだ整理できんレベル、あらゆる保険必須
今日、6月22日はシンディの誕生日。お誕生日おめでとう、そして彼女と彼女の音楽を愛するみなさんにも、心からおめでとうです。早くまた、目の前で彼女の歌を聴ける日が来ますように。その日をみんなで楽しみに(最後まで読んでくれてありがとう)。
わたしは一度目はコンサート会場で、そして二度目は手紙を受け取った日にシンディに抱きしめられたと思った。でもほんまは、10代に初めて彼女の音楽を聴いた日から今までずっと抱きしめられてたんやった。それはこれからもずっと変わらへんと思う。シンディのファンは皆そう感じてるような気がする。
東日本大震災が起きた日、日本に到着したシンディは、帰国せずに、そのままファンのためにコンサートをやり遂げてくれた。終演後にはホールに並んで募金を呼びかけ、翌年には被災地をたずね、多くの人を励ましてくれた。彼女は、ほんまにそういう人なんやと思う。
事態がうまく飲み込めなくてぼおっとしてたら、手紙があるのに気がついた。大きな便箋に文字がびっしり4枚、音楽のこと、ご自身のこと、そして『夏物語』について、言葉を尽くして書かれてあった。「ミエコ、この大切な物語を書いてくれてありがとう。私に連絡をとってくれてありがとう」とあった。
シンディ・ローパーという人はほんまにこういう人なんや、ということやった。誰かもわからん遠くの誰かに、こんなふうに全力で応え、惜しみなく気持ちを伝えてくれて励ましてくれる、そういう人なんやと。そんなシンディ・ローパーのことを思うと涙が止まらずたまらなかった。本当に、なんて人だろう。
それは、シンディからだった。理解するのに時間がかかって、しばらく動けず、それから色んなことが巻き戻されるように思いだされて、涙がぼたぼた落ちた。それはシンディに届いたこと、そして想像もしなかった奇跡みたいな出来事への驚きと喜びでもあったけど、でも私がそのとき感じていたのは、
それから1年近くがたった2021年の4月のある日、家に荷物が届いた。伝票は文字が滲んでうまく読めないけれど、アメリカから発送されたものみたい。箱を開けるとまずレコードが目に飛び込んできた。シンディの、あのファーストアルバム。マジックでMieko と書いてある。そしてCyndi Lauperの文字も。
『夏物語』は幸運なことに多くの国でベストセラーになって沢山の読者に恵まれることになった。実り多い年やったけど様々を試されるタフな年でもあった。殺害予告を受けた裁判もあったし病気もした。でも若い頃と同じ、シンディを聴くと自分にとって大切なものをいつでも思いだせる気がした。