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救急車をタクシーやシャトルバスと勘違いしている人が一部にいるけど大丈夫かな。
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発熱してPCR取って欲しいから救急車要請する歩行可能な若者。
はっきり言って迷惑だから辞めていただきたい。救急車適正利用を。
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地域のために何でもかんでも断らずに大量の救急車を受けるのは一見美徳のようだが、個人の能力や施設のキャパを越えた受入れは医療事故を招く事もあるので控えるべきだと思う。特に医師1人の場合。現に周囲では、無理しすぎた結果ERでの重大疾患の診断の見落とし(診断遅延)が時に発生している 続く
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榊原記念病院で心臓血管外科研修中の後輩は、本日になって始めて昨日の狙撃事件とその顛末を知ったらしく、非常にショックを受けていた。昨日は一日中何件もの手術に明け暮れ、彼も周囲のスタッフもそれどころではなかったよう。色々な所で、色々な戦いがある。
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「おい磯野。おまえが帰しためまいの患者さん、がっつり小脳梗塞だったよ」
#おい磯野シリーズ
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救急ほど、この数十年で患者層が大きく変遷した科もないだろう。救急黎明期は交通戦争の真っ只中で、外科出身の救命救急医が腕を振るって重症外傷や熱傷の救命に奮闘していた。時代は流れ外傷は減少し、現代の救急患者の多くは高齢者の内科的疾患が占めるようになった。
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「いつもより血圧が高くて心配」という主訴でウォークイン受診した中年男性。問診では「自転車に乗った後からなんとなく胸苦しくなり、帰宅後に血圧を測ったら高くて心配だった」と。
診察時は無症状。 続く
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芦田愛菜さんへ
内科医は何でも知っているが何もできない。
外科医は何でもできるが何も知らない。
病理医は何でも知っていて何でもするが、遅すぎる。
救急医は何でも知っていて何でもやり、タイミングも良い。
是非救急医として当院で一緒に働きませんか?
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学生時代、美容外科志望の先輩に言われた言葉。
「おまえさ、救急なんかに入ってどうするんだ?血塗れになって一生ボロ雑巾みたいに働くんだぜ。人生1回しかねえんだぞ?俺は美容に入ってフェラーリといい女に乗りてえんだよ」
救急医になって約15年。この仕事を選んで後悔した事は一度もない。
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痛ましい事故。この見出しだけだと誤解を受けそうだが、過失は形成外科執刀医ではなく麻酔科医。挿管後の確認が不十分だった可能性はある。
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/fdf2f…
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今日の救命センターも鬼すぎた。コロナ数名を含め、朝から晩まで近隣市町村からの救急搬送止まらず。夜勤への引き継ぎもままならないほどのラッシュで、日勤メンバーも深夜まで誰も帰れない状況。
医療崩壊というよりも、この医療圏の地域崩壊を痛切に感じた1日だった。
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救急科志望の初期研修医1年生が、電車内で突然VFを起こし倒れた乗客の救護にあたり無事に救命。
たまたま居合わせた看護師の乗客と協力し、胸骨圧迫等行いながら救急隊が着くまで蘇生の指揮を執ったとの事。
よくやった👍もう入局決定で‼️
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後輩の機転で救われた話。骨盤骨折による出血性ショックの患者。
TAEによる止血が完了しICU入室。一旦は改善したバイタルが数時間後に再び崩れる。再出血?だが骨盤の止血は済んでおりFASTも陰性。貧血進行もない。しかし輸液・輸血反応性の乏しい血圧と上がり続ける乳酸値。ACSからの腸管虚血か?
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旅行記のような地理の授業。
いったい何の役に立つんだと敵意すら感じていた倫理の授業。
もはや赤点しか記憶にない古文漢文。
全て今となってはあの時にちゃんと勉強しておけばよかった、実は面白いじゃないかと思える。
もう一度高校時代にタイムトリップできたなら、今度は優等生になれるかな。
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中学時代、塾の面談で「医学部に行きたい」と話したところその先生は「読書はしてる?医者こそまず本ですよ」と。
普通そこで医学部に強い高校や受験テクニックを教える所だろうが違った。医者になりたいなら今から様々な本を読み、多様な人間社会を学び教養を高めなさいという事。凄い先生だった。
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高齢者のみなさま。外出する時はできるだけお薬手帳を携帯するように心がけていただけると非常に助かります。
外出先での急なご病気やお怪我で救急搬送になった場合、既往歴や内服歴の情報がとても重要になる事があります。
ご家族の方も含めまして、何卒ご協力よろしくお願いします。
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久々の最重症COVID入院→ECMO導入。ここにきてワクチン未接種者の重症化例が再び出始めてきている。株は不明。
打ちたくても打てない、打ちたくない、そもそも情報を知らない等事情や思想は人それぞれだと思うが、現場の意見としてはやはり予防の為に各自ができる事はきちんとやっておくべきだと思う。
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「血圧低めの脳卒中症状→大動脈解離」は今年で3例目。
昨日など「左片麻痺+収縮期血圧100前後」の入電の時点で若手に注意喚起を行い、実際に右総頚動脈へ進展したA型解離であった。
大動脈解離の6%は脳卒中様症状で発症する。
救命士は解離は全く想定外だったようで、現場でフィードバックを行った。
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これにはご本人の回復力ももちろんあるが、長期間諦めずに、毎日献身的に大変な体交や呼吸理学療法、吸引、観察などケアをしてくれた看護チームの努力の賜物がとても大きかったと思う。
心から拍手を送りたいし、こういう喜びは病棟全体で共有して良い事だと思う。ありがとうございました。
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ECMO適応なく、数ヶ月も人工呼吸器で粘らざるを得なかったご高齢の重症COVID患者が遂に呼吸器離脱に成功し転院。菌血症、uncontrollableな呼吸不全、気管切開など何度も死線を彷徨い乗り越えた。最後は車椅子で意思疏通も良好に。正直もうダメだろうなと何度も心が折れかけた方の回復は本当に嬉しい。
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あるある。原因は大体一過性の迷走神経反射が多く、重篤なアナフィラキシーショックは少ない(だとしても治療ですぐ改善する)。
ある程度の規模の若年者の接種会場では散見される事象。
過度に心配する必要全くなし。
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/52804…
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最近交通事故が多い印象。
バイク事故や飲酒運転による重症外傷も一定の頻度で搬送される。
子供の頃、父の運転する助手席にて教わった運転の心得は「待つ哲学を持つ」という事と「車間距離を保つ」の2点だ。
今でもこの言葉だけは胸に安全運転を心がけている。
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重症COVIDの治療に尽力できるのも内科各科(特に総合内科、呼吸器科)の大変なバックアップがあっての事。
毎日ひっきりなしに来る中等症患者を引き受けていただいているため、重症患者に専念できる。
平常通りERや重症外傷等に何とか対応できているのも各科のご協力があっての事。
本当に感謝しかない。