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ルソー『エミール』より、名言を意訳。「あれしなさい、これしなさい、あれするな、これするな、とばかり言われて育った子どもは、そのうち、息をしなさい、と言わないと自分で呼吸すらしなくなるぞ」。
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誰かを「許せない」と思うことの本質は、相手が私たちの「共に生きようとする意志」を破壊した(踏みにじった)ことのうちにある。誰かを「許す」ことの本質は、その「共に生きようとする意志」を、私たちが回復する意志にある。
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Netflixの、ウィル・スミスが司会を務める「自由の国アメリカ:闘いと変革の150年」が本当に素晴らしい。中学の道徳の授業で、2ヶ月くらい続けて見て、調べて、議論したらいいんじゃないか。ずっと言っているように、学校は本来、「道徳教育」をやるべきではない。やるべきは「市民教育」である。
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これはすごい。→PTAを自由参加のエントリー制へ!都内有数のマンモス小学校で2人の父親が始めた画期的なPTA改革がすごい! hugkum.sho.jp/386711
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「校則の見直しに生徒が参加する学校も増えてきたが、皮肉なことに生徒自身が校則を考えると、『従来の校則より厳しいものになるという実践報告がよくある』と池田教授。校則は禁止事項の羅列という考えが土台にあるからだ。」 twitter.com/ittokutomano/s…
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あれしなさい、これしなさい、あれするな、これするな。そんなことばっかり言い続けていると、子どもたちはそのうち、「息しなさい」と言わないと呼吸さえしなくなるぞ。(ルソー『エミール』より意訳)
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理不尽な、上から押し付けられたルールに従うことに慣らされた人(子ども)は、そうしたルールからのちょっとした逸脱にも「ずるい」と感じるようになる傾向がある。結果、社会(学校)には、不寛容と相互監視が蔓延することになる。
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この記事に対して、子どもたちを競争させないとは何事か、とのコメントがあったので、教育における競争の弊害を明らかにした研究を少し紹介。
まず、一般書として読める良書として、アルフィー・コーン『競争社会を超えて』。
少し前に話題になったミュラー『測りすぎ』も良書です。 twitter.com/ittokutomano/s…
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その結果、「人の力を借りる人」のことを、「ずるい」と感じてしまう感性もいくらか育んでしまっている気がする。さらには、素直に「困ってるんです、力を貸して」と言えない分、裏に回って利己的に人を利用しようとする感性さえ育んでいるかもしれない。
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小1プロブレムは、子どもたちのプロブレムではなく学校システムのプロブレム、ということについては、かつてこちらに。『「学校」をつくり直す』からの抜粋です。president.jp/articles/-/282… #POL
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教育学部や教職大学院という場所は、それまで自分が受けてきた/実践してきた教育実践の確証バイアスを強化してしまう側面があるので、それをアンラーンすることや、狭い経験を超えて、歴史的・世界的視野で教育を見つめ直す機会を、システムとしてどう組み込めるかを考えている。
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「あれするな、これするな」「あれしなさい、これしなさい」ばかり言われ続けていると、子どもはそのうち、「息しなさい」と言わないと、呼吸さえしなくなるぞ。(ルソー『エミール』より意訳)
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おおたとしまさ(@toshimasaota)さんの新刊『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』の見本が届きました。大推薦!「学校の中で学びを完結しようとするのではなくて、学び場の1つとして学校もある」。そんな時代は、すでに手の届くところに見えている。amzn.asia/d/fI8Jc5M
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広島県の教育、今後も目が離せません。→公立なのに「広島県の教育」が大変貌を遂げたワケ 国際バカロレア、イエナプラン、不登校支援ほか | 東洋経済education×ICT toyokeizai.net/articles/-/583… @Toyokeizaiより