苫野一徳(@ittokutomano)さんの人気ツイート(新しい順)

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この記事に対して、子どもたちを競争させないとは何事か、とのコメントがあったので、教育における競争の弊害を明らかにした研究を少し紹介。 まず、一般書として読める良書として、アルフィー・コーン『競争社会を超えて』。 少し前に話題になったミュラー『測りすぎ』も良書です。 twitter.com/ittokutomano/s…
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あれしなさい、これしなさい、あれするな、これするな。そんなことばっかり言い続けていると、子どもたちはそのうち、「息しなさい」と言わないと呼吸さえしなくなるぞ。(ルソー『エミール』より意訳)
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最近、教育学部生に繰り返し話していること。教育学部で学ぶということは、教員免許状を取得するというだけでなく、当たり前だけれど「教育の専門家」になるということ。では「教育の専門家」になるとはどういうことか?
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「あれするな、これするな」「あれしなさい、これしなさい」ばかり言われ続けていると、子どもはそのうち、「息しなさい」と言わないと、呼吸さえしなくなるぞ。(ルソー『エミール』より意訳)
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おおたとしまさ(@toshimasaota)さんの新刊『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』の見本が届きました。大推薦!「学校の中で学びを完結しようとするのではなくて、学び場の1つとして学校もある」。そんな時代は、すでに手の届くところに見えている。amzn.asia/d/fI8Jc5M
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「イギリスでは、小学校入学時点までの幼児教育の最終目標を『自分の意見を言える子どもに育てること』としています。『ちゃんと大人の言うことを聞く子ども』ではありません」→子どもを後回しにするのは「国家の店じまい」。ブレイディみかこさんが見る、日本の教育の“いま” huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
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広島県の公立学校で起こり始めている大変化。大注目です!→「自由進度学習」で子どもも先生も劇変! 広島・公立小・驚きの実例公開 cocreco.kodansha.co.jp/general/topics… @cocrecoOfficialより
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これはすごい。→PTAを自由参加のエントリー制へ!都内有数のマンモス小学校で2人の父親が始めた画期的なPTA改革がすごい! hugkum.sho.jp/386711
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今日の保育園での講演でお話しした、ちょっとした豆知識。 ・早期教育は、知能についてはかなり無意味らしい(フェードアウトする) ・幼い頃、強制的に運動や競争させられた子どもの方が体力が低い傾向(運動嫌いにさせている)
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「校則の見直しに生徒が参加する学校も増えてきたが、皮肉なことに生徒自身が校則を考えると、『従来の校則より厳しいものになるという実践報告がよくある』と池田教授。校則は禁止事項の羅列という考えが土台にあるからだ。」 twitter.com/ittokutomano/s…
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広島県の教育、今後も目が離せません。→公立なのに「広島県の教育」が大変貌を遂げたワケ 国際バカロレア、イエナプラン、不登校支援ほか | 東洋経済education×ICT toyokeizai.net/articles/-/583… @Toyokeizaiより
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佐久間氏は…「教員免許更新制は、ただ削除し、すっきりと廃止にするべきだ。発展的解消として、別の何かを付け加える必要はない」と否定的な見解を示した。→免許更新制「教員不足招いた」 衆院文科委で参考人質疑 kyobun.co.jp/news/20220401_…
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②学習履歴の名のもとに、全国民が学ぶべき内容やコースが一元化される(下手をすると序列化される)危惧。運用の仕方次第では、「個別最適な学び」の理念の真逆の事態を招きかねない。
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この議論の端っこにいる身ではあるが、危惧は2つ。①情報が管理される(そして漏れる)怖さ。幼少期からの学習履歴に誰かがアクセスできるなんて個人的にもごめんだと思う。「データの権利は個人に属する」を徹底せねば。→個別最適な学習、30年までに実現 教育データ活用 jiji.com/jc/article?k=2…
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「制服をやめると貧富の差が見えてしまうのでは?」に対して、内田さん「逆に制服は全部揃えると10万円くらいかかる。サイズの合わないおさがりを着る方が、差が見える場合も。私服にした学校を見てみると、意外にみんな平凡な服装。毎日デートに行くわけじゃないしね」 twitter.com/RyoUchida_RIRI…
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理不尽な、上から押し付けられたルールに従うことに慣らされた人(子ども)は、そうしたルールからのちょっとした逸脱にも「ずるい」と感じるようになる傾向がある。結果、社会(学校)には、不寛容と相互監視が蔓延することになる。
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多くの日本人は(と一般化しすぎるのはよくないが)、ルールは上から与えられるものであり、また自由を奪うものであると考えている節がある。でも近代以後のルールの本質はまるで逆。ルールは、みんなができるだけ自由になれるよう、みんなで作り合うものである。
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ついに。それが本当におかしいものであれば、声を上げればちゃんと変えられるのだという自信を与えてくれるニュースだ。→教員免許更新制廃止へ 文科省、来年の法改正目指すmainichi.jp/articles/20210…
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小1プロブレムは、子どもたちのプロブレムではなく学校システムのプロブレム、ということについては、かつてこちらに。『「学校」をつくり直す』からの抜粋です。president.jp/articles/-/282… #POL
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再考を求めたい。小1プロブレムは、子どもではなく「学校システムのプロブレム」。幼保を小学校の早期化へと合わせていくのではなく、小学校を、遊びや自己選択・決定を大事にする幼保に合わせていく必要がある。→「小1問題」解消、文科省が5歳児に「教育プログラム」news.yahoo.co.jp/articles/bf08e…
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Netflixの、ウィル・スミスが司会を務める「自由の国アメリカ:闘いと変革の150年」が本当に素晴らしい。中学の道徳の授業で、2ヶ月くらい続けて見て、調べて、議論したらいいんじゃないか。ずっと言っているように、学校は本来、「道徳教育」をやるべきではない。やるべきは「市民教育」である。
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たくさんの小中高校生と付き合っていて切実に思うのは、子どもをナメたり、知的レベルを低く見積もったりすると、結局、それだけのものしか返ってこないし、彼らの成長の機会を、むしろ大人の側が奪ってしまうということ。
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ぜひ廃止しましょう!いつも言ってますが、そもそも「公教育」の担い手の先生の教員免許状更新講習費用3万円(+交通費&宿泊費)が自腹というのは、恥ずべきこと。ひるがえって、オランダの先生には年間13万円程度の研究費が支給される。news.yahoo.co.jp/articles/df8bf…
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教育学部や教職大学院という場所は、それまで自分が受けてきた/実践してきた教育実践の確証バイアスを強化してしまう側面があるので、それをアンラーンすることや、狭い経験を超えて、歴史的・世界的視野で教育を見つめ直す機会を、システムとしてどう組み込めるかを考えている。
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各学校や自治体は、この1年何をしてきたかが問われている。熊本市の教育委員会会議では、この1年、このような状況を想定して今から対策を万全にしておこうとことあるごとに言ってきたが、実際にしっかり対策が整えられていくすごさを目の当たりにしてきた。news.yahoo.co.jp/articles/2720a…