RANGER(@narcissina)さんの人気ツイート(いいね順)

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日本で繁殖するウミネコは過去36年間で65%減少していると推定されています。とくに2000年代後半からの減少速度は信じられないほど急速であり、日本で最も急速に減少している海鳥と言えそうです。 そのため、駆除ではなく防除を中心に共生を考えることが必要です。 cambridge.org/core/journals/…
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トキの羽の譲渡は種の保存法で禁止されていますが、個人で持ち帰ることは問題ありません。スズメが巣材に使うのも自由です。 とは言え、贅沢な巣材ですね。
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【復活を遂げた鳥たち】 モーリシャスチョウゲンボウ 4羽→400羽 トキ 7羽→3,500羽 モモイロバト 9羽→2,000羽 ロドリゲスベニノジコ 10羽→2,600羽 モーリシャスホンセイインコ 12羽→750羽 セーシェルシキチョウ 12羽→283羽 ロドリゲスヤブセンニュウ 17羽→3,000羽 ハワイガン 30羽→2,800羽
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野鳥は飼っても良いのか? 和鳥の愛玩飼養は鳥獣保護法により原則として禁止されています。ただ、狩猟鳥獣の飼育は適法でもあります。そのため、様々な意見がありうると思いますが、個人的には野鳥の飼育は可能な限り控えるべきと考えます。主な理由は、①人獣共通感染症と②密猟の助長です。(1/11)
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トキの営巣林に立ち入って撮った写真が入選ですか。あぁ、まだそんな世の中だったんですか。
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ロブスターはバイ貝の主要な捕食者。 南アフリカの島ではロブスターが絶滅したため、バイ貝が急増。困った住民がロブスター1000匹を再導入。 そして効果を待つこと1週間。 ……なんと、バイ貝に捕食されてロブスターが絶滅。 つくづく生態系ってのは予測困難ですな。 science.sciencemag.org/content/242/48…
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2010年以降、ツルの給餌を行っている鹿児島県出水市では高病原性鳥インフルエンザがたびたび発生して野鳥が死亡していることも報道されている通りです。 本来それほど集合しないはずの鳥を人間が給餌によって集めたことによって、感染症が種間や種内で広がってしてしまう可能性があるのです。 4/17
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トキ放鳥の話題に際して。一佐渡島民の個人的理解・思いなどを連投します。あくまでも個人的見解です。思い付きで書いてみるので、どこまで続くかわかりません。
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朱鷺色はカロテノイド色素に由来しますが、色素の種類を特定した研究例はありません。 アスタキサンチン、カンタキサンチンあたりは入っているとして、グアラキサンチンや未知の物質(Nipponiaxanthin?)が含まれている可能性も大いにあります。 鳥たちの体内はまだまだ謎にあふれているのです。
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周囲にいる鳥が14種増えることは月収が10%程度増えることと同じくらい人を幸福にするらしい。 nationalpost.com/news/world/bir…
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トキのためにも、ネコの外飼いはやめましょう。 ……首輪のついたネコ達がトキを襲っている事例も結構あるんですね。 t.co/uGnypqdcAT
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佐渡産コシヒカリは全量が農薬・化学肥料半減。ネオニコチノイド全廃。 さらに、魚道や江などを整備、畦畔除草剤禁止、食味にもこだわったのが認証米「朱鷺と暮らす郷」。 そして、生き物のために無農薬・無化学肥料で育てた「トキひかり」。 愛情が詰まった佐渡米をぜひ御賞味ください。
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鳥への給餌は、希少種を絶滅から救うための時間稼ぎとして行われる場合もあり、どうしても様々な側面がありますが、まずはこうしたリスクをきちんと認識して個々の餌付けを見直すことが必要だと思っています。(17/17)
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また、餌台を介した感染症による鳥類の大量死は世界中でたびたび起きています。たとえば日本国内では2005年度や2008年度の冬期に北海道でサルモネラ感染症によるスズメの大量死が発生しています。(3/17) jstage.jst.go.jp/article/jjzwm/…
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サドガエルはすごい。サドカエルを守れば、カエルが私たちを病気から救ってくれるかもしれません。 でもサドガエルがすむ水田は約700ha(全体の12%)、ビオトープは約250ha(28%)が放棄されています。 サドガエルが暮らせる農法で育てた佐渡産コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」をぜひご賞味ください。 twitter.com/narcissina/sta…
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あまり知られていない事実としては、ヒマワリの種を鳥に与えすぎると酸化ストレスによって精子に奇形が生じることが報告されています。 「小鳥に種をあげるくらいなら大丈夫」ということでもありません。(11/17) onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.111…
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日本生態学会野外安全管理委員会.フィールド調査における安全管理マニュアル jstage.jst.go.jp/article/seitai… #フィールド調査における安全管理
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また、本来淡水魚を食べる鳥に海水魚を与えることでアニサキス症が生じて、鳥が死亡する場合があります。これは佐渡の日本産トキが有名です。 鳥はお腹がすけばなんでも食べようとすることが多いですが、実はそれによって苦しんだり、死んでしまっている場合もあるのです。 (12/17)
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③不適切な餌により疾病を引き起こす 人が与える餌は鳥の本来の餌ではないため、鳥を危険に陥れるリスクがあります。 例えば、ハクチョウがパンを喉に詰まらせて死亡する事例が複数報告されています。実はパンを上げるのは危険な行為なのです。(9/17) tml.co.jp/jswan/kaishi/3…
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②鳥の生態を変えてしまう 餌付けは鳥の分布や生態を変えます。例えば、ズグロムシクイでは冬に餌付けをもとめるものと求めないもので渡りのルートが二つにわかれ、分化が生じています。 餌付けによって「鳥が人に依存する進化」を起こしてしまっているのです。(6/17) bird-research.jp/1_newsletter/d…
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science論文、日本語ニュースが出ていた。 北米では50年間で鳥が30%減少。同様の分析はフランスでも。身近な鳥が絶滅に向かっている実態が明らかに。 businessinsider.jp/post-199136
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佐渡島は明日から「野生動物への無自覚な餌付けストップ期間」。 これは厳冬期にカラスやテンの餌を減らし、個体数を削減することで、果樹の食害やトキの巣の捕食を抑制する試みです。 島民みんなで頑張りましょ〜。 twitter.com/narcissina/sta…
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また、偏った餌を給餌し続けることで様々な悪影響が生じます。たとえば、翼が反転し、飛べなくなってしまう奇形が発生します。これは「エンゼルウィング」と呼ばれ、水鳥から猛禽類まで様々な鳥で報告されています。 ちなみにトキもなります。(10/17) en.wikipedia.org/wiki/Angel_win…
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佐渡の農薬削減の歴史は以下です。 2008年:トキ放鳥!水稲栽培農薬3割低減が出荷要件。 2012年:農薬5割低減が出荷要件化、ネオニコの9割自主削減。トキの繁殖初成功! 2018年:ネオニコの不使用が出荷要件に。 島民が一丸となって地域の出荷要件を引き上げてきたことが佐渡のスゴいところです。
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フォーラムなどで配布された大学の研究成果を農家が勝手に出すわけにはいかないので。とりあえず石川県での欠株試験結果はこちらです。補償作用はおおむね同じ状況のようです。 コシヒカリにおける栽植密度ごとの欠株と生育・収量の関係 pref.ishikawa.lg.jp/noken/noushi/k…