三井昌志(@MitsuiMasashi)さんの人気ツイート(新しい順)

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ペシャワールでは、紅茶よりも「カワ」という緑茶の方がポピュラーだ。緑茶に砂糖とカルダモンを入れたカワは、甘くて後味がさっぱりして美味しい。ちなみに茶葉はベトナムからの輸入品が多いのだそうだ。日本、中国、ベトナム、パキスタンは緑茶で繋がっている。
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そろそろインドを訪れる日本人旅行者も増えてきたので、久しぶりにコルカタの詐欺師・カーンとサダムについての注意喚起を。流暢な日本語で親切にチャイをご馳走してくれたりするこの一味に「ガヤの実家に行こう」と誘われても、決してついて行ってはいけませんよ。 tabisora.com/blog/travel/in…
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なぜかパキスタンの街で頻繁に見かけるのが「麺屋はやぶさ」の軽トラだ。かつて「麺屋はやぶさ」で使われていた中古の軽トラがパキスタンに輸入されている・・・わけではなくて、日本語のロゴを気に入った誰かがシール化して、車体に貼っているのだろう。ミャンマーでも同じような現象が起きていた。
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パキスタンで有名なのが「デコトラ」。ド派手な装飾を施した大型トラックを街のあちこちで見かける。それにしても派手だなぁ。
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素晴らしきインド世界を75秒で旅する動画。標高5000mのラダックから、ラクダや牛が歩き回るラジャスタン、とにかく人が多いバラナシや、ノーヘル5人乗りで駆け回る少年たちまで。「何でもありの国」インドの素顔をご覧ください。
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ラダックの道には信号がひとつもなく、対向車だってほとんどいないから、バイカーは自分が走りたいように自由に走ることができる。スピードを上げてもいいし、ゆっくり景色を楽しんでもいい。規則からの解放。ルールからの逸脱。バイク乗りが本来持つ「自由への希求」が行き着く先。それがラダックだ。
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インド北部ラダック地方のすさまじい荒れ道をバイクで進む。ほぼ垂直にそそり立つ岩壁と急流にはさまれた危険な道は、2年前に開通したばかりだ。大きく褶曲した地層は言葉を失うほど美しいが、景色に目を奪われていると川に転落してしまうので、ひたすら前だけを見て運転に集中していた。
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「マニ車」はチベット仏教のお経を収納した仏具で、一回まわすと中のお経を一回唱えたのと同じ功徳があるとされている。インド北部ザンスカールには、珍しい「風力マニ車」があった。風が強く吹くと勢いよく回転し、自動的に功徳が積めるという便利でエコな装置だ。
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標高4500mにある神秘の湖ツォモリリで目にした完璧なリフレクション。風が完全に止み、湖面から一切の波が消えた瞬間、湖全体が巨大な鏡になった。自然が見せてくれた奇跡に、言葉を失う。あまりにも完璧すぎて、CGのようにも見えるのが難点かもしれない。
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イランの羊飼いの男が乗っていたのはヤマハの400cc。使い込まれて古びた感じが素敵だった。 「バイクに信頼性を求めるなら日本製が一番」という常識は、アジアで広く共有されている。日本人として誇らしく思う瞬間だ。
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「山羊は何でも食べてしまう」という話は本当だ。こちらはバングラデシュで選挙ポスターを勢いよく食べていた山羊。公職選挙法に違反していようが、そんなことはお構いなしに、山羊はお腹を満たすことに集中している。
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インドで見かけたまさかの光景がこちら。バイクを食べる山羊。山羊は粗食に耐える雑食動物なので、バイクの背もたれに使われている皮や木の板もバリバリと食べてしまうようだ。バイクの持ち主は大迷惑だろうけど。
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インドの遊牧民はタフなので、水たまりの濁った水でも平気で飲んでいた。「お前も飲むか?」と言われたが、さすがにこれを飲んだらただじゃ済まないと思ったので、丁重に断った。すると男はこの水を沸かして、茶葉と砂糖と山羊の乳を加え、チャイを作ってくれた。土の味のするチャイは最高に美味かった
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インドの人口が23年に中国を抜いて世界最多になるようだ。ここで注意したいのは、インドの出生率が「下がり続けている」という事実。合計特殊出生率が2.0を記録したという調査もある。インドの人口は2050年頃まで増え続けるが、それは主に「平均寿命の延び」によるものだ。 nikkei.com/article/DGXZQO…
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緑の革命を指導したボーローグは、ノーベル平和賞の受賞スピーチで、「収量の多い小麦と米の新品種が緑の革命に火をつけた触媒だとしたら、革命が進むためのエネルギーを供給した燃料は化学肥料だ」と述べた。彼は化学肥料とその生産を実現したハーバー・ボッシュ法の重要性を誰よりもよくわかっていた
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スリランカの主要な輸出品は紅茶だが、政府が強権的に推し進めた無農薬・有機農業への切り替えによって、茶葉の収穫量も激減しているという。ソ連のホロドモールや、毛沢東の大躍進政策の悲惨な結末からも、思い込みの激しい独裁者が行う農業政策は必ず失敗するということがわかる。
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我々は「無農薬・有機農業」と聞くと、なんとなく「良いもの」「安全」という印象を抱きがちですが、化学肥料の発明と効果的な農薬の使用によって、農業の生産効率が飛躍的に向上し、世界が飢餓から救われてきたという事実を無視することはできません。近代農業は貧しい国の人々の命を救ってきたのです
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「破産」に追い込まれたスリランカの経済危機の原因のひとつが、無農薬・有機農業への強制的な切り替えにあったと言われています。政府が農薬と化学肥料の輸入を停止したことで、農業生産力が激減し、食糧危機と貿易赤字を招いてしまったとのこと。「緑の革命」の成果を否定する愚行です。
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インドには「ヒジュラー」と呼ばれる女装集団がいる。男性の体に生まれながら女性としてのアイデンティティーを持つトランスジェンダーであるヒジュラーは、アウトカーストな存在として差別を受けているが、同時に特別な力を持つ聖者とも見なされ、宗教儀式で踊りを披露することもある。
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インドの「人力観覧車」はヤバすぎる。危険を顧みない男たちが、命綱もなしに足で踏んで観覧車のホイールを回しているのだ。回転速度は速くて、のんびりと景色を眺めている余裕はない。絶叫マシーンに近いアトラクションだ。ちなみに料金は1人2ルピー(4円)と激安だった。あなたは乗りたいですか?
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インドの道路を全裸(!)で歩く人がいた。服も下着も靴も身に着けず、手にクジャクの羽だけを持っている。彼らはジャイナ教の出家者で、24時間365日ずっと全裸で過ごすという。厳格なベジタリアンで、移動手段は徒歩のみ、お金を所有することもない。厳しい戒律を守り、信者たちの尊敬を集めている。
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もし自動車がエンストしたら、レッカー車を呼ぶんじゃなくて、バイクで押してもらうのがインド流。「バイクで押す」って意味がよくわからない人も、この動画を見れば納得できるはず。いやー、インド人の発想って自由ですね。
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インドでもっともバイク走行の難易度が高い場所はバラナシだろう。迷路のように細く曲がりくねった路地には、人だけでなく、野良牛や野良犬もいるし、ゴミも散乱している。あまりにも複雑に入りくんでいるからグーグルマップさえ役に立たないのだ。この迷宮に迷い込んだら、抜け出すのは大変だ。
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インド北部ラダック地方を44秒で旅するショートムービー。標高4000mを超える山道をバイクで走る疾走感。地球の大きさを実感する絶景の連続でした。
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「マニ車」はチベット仏教のお経を収納した仏具で、一回まわすと中のお経を一回唱えたのと同じ功徳があるとされている。インド北部ラダック地方の村には、珍しい「水力マニ車」があった。小川を流れる水の力でマニ車を回し、自動的に功徳が積めるというなかなか便利なアイテムだ。