古生物学の道に進んだのは、3.11の時の自粛がきっかけでしたという話。 道でも自粛生活の出口が見えてきた今日この頃ですので、少しタイミングを逃してしまった感は否めないですが、特に将来がある生徒・学生さん方の自粛生活が少しでも意味のあるものになってほしいと思い (北海道新聞朝刊20200516)
@PokemonGOAppJP おうちでカセキのお勉強中。また一緒に自然史博物館に行こうね。 #GOsnapshot
北海道で見つかるアンモナイトの学名について。 アンモナイトに限らず、(古)生物の学名には発見地の文化や命名者の思い、命名者の目にその生き物がどう映ったのかなんかが見え隠れして、由来などを調べると面白いですよね。 (北海道新聞 2020年9月7日朝刊※SNS転載の許可取得済み)
・・・ヨシ!
北海道で新種の異常巻きアンモナイトを発見し、「Yezoceras elegans(エゾセラス・エレガンス)」と名付けました! 日本語解説(プレスリリース)→ city.mikasa.hokkaido.jp/museum/detail_… 論文→ bioone.org/journals/paleo… 以下、スレッドで研究の内容を簡単に紹介します。
論文中では新しく見つかった8標本を新種としました。 成長を通して互いに接せず大回りにカーブしている螺旋塔状の殻と、殻の下側に偏った2つの突起列が主な特徴です。
エゾセラスは1977年に設立された属で、その時に2種が記載されました。螺旋塔状の殻をもつノストセラス科の異常巻きアンモナイトですが、連室細管が殻の下側に走っているというのが他の全ての属と異なる唯一無二の特徴です。
復元画はコロナ禍で少し時間に余裕ができた時に描きました。 背景はパブリックドメインの画像を拝借しています。 なんていうか絵を描きたくて古生物を研究しているような気持ちがあるのです。
4年前(2017年)に新種記載した異常巻きアンモナイトも見てください。 Eubostrychoceras valdelaxum (ユーボストリコセラス・ヴァルデラクサム)と言う学名は「ゆるふわパーマのアンモナイト」という意味です。 復元画は発表当時に@amtajika さんに描いていただきました。
地質調査中に見つけたスーファミの化石
明日10:00からのオンラインツアーですが、なんか色々と方式が変更になったらしく、 以下のURLにアクセスしてパスワードを入れたらどなたでも観られるらしいです!お気軽に覗いてください。 視聴URL vimeo.com/event/662777 パスワード 1281
オーストラリアより、サンダー・ファイヤー・フリーザーの名前がついた新種の昆虫の発見。 伝説のポケモンの名前を付けたのは、その希少性からとのこと。 twitter.com/YHsiaoBeetle/s…
ポケモン世界の「カセキ」と現実世界の「化石」を見て、比べて、どちらも同時に楽しめる博物館の展示を作りました。 展示はこの夏北海道の三笠市立博物館からスタートして、その後全国を旅します。 キミの街にもきっとやって来ます。 #ポケモン化石博物館 twitter.com/pokemon_cojp/s…
株式会社ポケモンのコーポレートサイトでご紹介いただきました!うれしすぎる😊 もしよかったら読んでね #ポケモン化石博物館 corporate.pokemon.co.jp/topics/detail/…
米国モンタナ州で発見された化石から、アンモナイトの触腕にはフックが付いていたことが明らかになった。 著者らによると、少なくとも3系統の頭足類(イカ・べレムナイト・アンモナイト)で触腕のフックの独立した起源があるとのこと。 論文→ nature.com/articles/s4159… Smith et al., 2021 (CC BY 4.0)
絶滅した海洋生物の研究者として、現在の海洋生物のことをもっとよく知る必要があると思うんです。 そういうことなんです。
「ポケモン化石博物館」の発端から実現に至るまでについて、オリコンさんのインタビューに答えました! ポケモン史上初の“骨格”公開に反響、「人も予算もない」地方博物館の意外な挑戦 | ORICON NEWS oricon.co.jp/special/56659/
北海道の三笠市立博物館で開催中の特別展「ポケモン化石博物館」についてのコラム連載が北海道新聞紙面ではじまりました! 全4回、書き下ろし。裏話的なのもあるかも..!初回は企画のきっかけについて語っています。 もう展示を見てくださった方もこれからの方もぜひ! #ポケモン化石博物館
締め切りに追われ...ミスを見つけては深夜にタクシーで出勤し...血反吐を吐き...目を充血させ...そして朝を迎え...書き上げた図録がこちらです イラストも写真も解説も、とにかく情報量がヤバいので、みんな揃って、三笠市立博物館でゲットだぜ!(破格の税込1980円) #ポケモン化石博物館
連載第2回目です。(北海道新聞空知地域欄2021/7/8) #ポケモン化石博物館
「ポケモン化石博物館」について、北海道新聞で今月書き下ろした全4回の連載コラムをまとめて再掲します。 きっと、ポケモン化石博物館がどういう展示なのか、なんとなくわかっていただけるのではないかと思います!
いつか行ったオーストラリアのビーチに落ちてたトグロコウイカの殻 アンモナイトみを感じますが、これは「イカの貝殻」なのです 白亜紀のビーチには、きっとこんな風にアンモナイトの殻が打ち上げられてたんじゃないかと思います
この期に及んで、ものすごく今更な、そしてすごく手前味噌なことを言いますが、ポケモン化石博物館は本当にすごい展示会なんです。 立場が違う人達のそれぞれの想いが奇跡的なほど、ひとつに重なって、博物館の展示として表現されたものなのです。 各地を巡りますので、皆様楽しみにていてくださいね。
横浜国大に行った時に、研究室後輩の岩崎哲郎くんが「これ同定できなくて、なんでしょうか...」と見せてくれた2つの化石。一目見て未記載種だとわかりました。岩崎くんの記録頼りの追加調査でさらに5つを発見。優雅な巻き方をしたその化石にはYezoceras elegansと名付けました。 #新種発見のエピソード