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しかし、当たり前だが、こんな凶行に走るのは一部の一部である。とはいえ、抑圧下にいるのは違いない。
彼らはなんとかして、別の方法で、自分たちの階層を覆す手段を模索する。
その彼らの前に現れた、「わかりやすい方法」が、昨今の過激な社会運動ではないか、と。
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「学校内にしか居場所はないが、低い」そんな「下の上」な者たち。「オタクや不良よりはマシ」という消去法でしか自分を価値付けることができない者たちが、時に抑圧の果てに暴走するというのは、意外と多い。
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僕らのクラスのリーダーを中心に、取り巻きとその取り巻きで、弾かれた外郭にいる者たち。
オタクや不良は最初からそんなところに行かない。
彼らには無理してそんなところに入らなくても、学校外の世界で楽しくやれる。
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海外のこの手の問題を語る際、出てくるのが「プロム」である。学校主催のダンスパーティー。
このパーティーで、宴の中心に立つか、少なくとも恋人連れでなければ、壁の花としてぬるくなった酒を舐める人生が、卒業後も決してしまう。
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容姿が優れているわけでも、マッチョなわけでもない。
学力に優れているわけでも、カリスマ的な人間性を持っているわけでもない。金持ちの家の生まれでもなく、腕っぷしが強いわけでもなく、オタクになるほどなにかに熱中しているわけでもない・・・そんな者たち。
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彼らは確かに、学校内の基準では下に見られるが、自分独自の世界を見つけ、校外のコミュニティを見つける。
その上で新たな自分の才能を発揮できる機会を得る。
海外において「ナード(オタク)をバカにしてはいけない」という言説が生まれるのは、そういった背景があるからだ。
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ただこの、負け組層でも、グラデーションは異なる。
負け組(ルーザー)と呼ばれる者たちの中には、ナード・・・いわゆるオタクや、サブカルマニアなども含まれる。奇人変人と類される者たちだ。
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欧米社会におけるスクールカースト最上位は、「美女かマッチョ」、要は「アメフト部とチアガール部」そのトップの取り巻きからその取り巻きの取り巻きに下がっていき、彼らとなんとか「お付き合い」できるのが、ボンボンの家の子。
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スクールカースト・・・日本ではよく言われているこれだが、海外、特に欧米圏では社会問題となっている。
学生時代のヒエラルキーが、時に悪質かつ陰湿な、人生の大きな障害となっているという。
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この手の昨今流行りのパフォーマンス、いかにも「海外意識高い系」の暴走に見えるのだが、どうも実態にさらに薄暗いものが潜んでいるとも言われているのな。
それは「スクールカースト下位者の逆襲」・・・ twitter.com/afpbbcom/statu…
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「ああいうキレイ事を口にするやつほど、FANZAの購入履歴はエグいもんだ」
というセリフを思いついたんだが、今のところ使い途はない。
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こういう「やることはやっている」のに評価されない日本という構図を見ると、実態ではなく、コミュ力とパフォーマンス・・・「セルフプロデュースw」ですべて決まる、微妙な学生サークルみたいなとこあるよな、国際世論って。
nikkei.com/article/DGXZQO…
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フィクションにおいてもその取り扱いが厳格にされる「医薬品」。かりにそれを放置すればフリマサイトは薬事法違反に問われ、出品者に対処せざるを得ません。
相手を殴るときは、殴り返せない武器を使うのが鉄則です。そう、薬事法で殴るわけですw
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転売は昨今、ただの買い占め転売だけでなく、転売屋から購入し、それをさらに高値で転売する、二次転売三次転売まで発生しています。
それらが高騰化に拍車をかけている。
それを、大きく削ぐことが可能となるでしょう。