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まぁとはいえ、本邦人もあんまエラそうなこと言えないがね。
やっすいスピリチュアルの集会、マジでそこそこの大きさの神社とかで、日曜祝日とかよく見るようになったんだよな・・・
news.yahoo.co.jp/articles/94e3c…
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昔なんだったかで、「アブラハムの宗教の成立前に存在した、それこそギリシャ神話などは、物語として固定されたことで、その中の哲学性や宗教性は矮小化されてしまった」的な話を読んだことがあるが、同じ文化圏でもそうなんだから、別文化圏となると、なぁ。
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「自分たちの宗教圏、文化圏の神こそが正しく、ここは彼らが勝手に”そう思っている”場でしか無い。デザイン的に優れているので楽しみに来たが、それが果たせないのなら悪い場所である」という、少々エゴを感じる。
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基本どれだけ観光地化されていようが、宗教祭事の場であり、観光は副次的なものでしかない。
他文化他宗教の、その地に「自分たちの理屈とは異なる神の御わす場」という認識が、薄いのはどうしても思ってしまう。
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いろいろ言われてるこちらのランキング、
ワーストの方にアジア系が目立つが、その中でも宗教施設に関してのそれに「多文化圏の聖地としての敬意」は、あまり感じられないなぁ。
timeout.jp/tokyo/ja/news/…
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いや、あったんですよ。
「店で食ったら旨いんだろな」って残念な感じになった弁当。
フライはベショベショになり、焼き物は固くなり、生野菜はしなびて、米は冷たく固くなる。
餅は餅屋と言うが、弁当は弁当で、必要な工夫があるのよな。
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そういやこれ見て思い出したんだが、コロナ禍で通常営業できず、テイクアウト始めた店が増えたんだが、「店で食ったら旨いが持ち帰りの弁当だとあんま旨くない」店が多かったの、こういうノウハウのある無しもあったのかもな。
togetter.com/li/1820373
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都会とそうでない街の違いって、あくまで一意見だが、
「整然としているようでしていない」
「建物の土地面積は意外と狭く、長細い」
辺りだと思うんだよな。
なので、ごちゃごちゃして上に伸びるので、「空が狭く乱雑に見える」もあると思う。
togetter.com/li/2114198
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まぁこれはしょうがねぇ話よ。
「女尊男卑だ!」「不公平だ!」ってぇ話でもなく、純粋に、「代金以上のサービスを求めるならば手間賃を払うか、それ以外の代償を支払う」でないとならない。
「ギャルが喜んでくれた」はその代償足り得たんだろう。
togetter.com/li/2113144
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昨今様々な「設定変更」が行われることがあります。
理由も様々。
ですが、失敗するものと成功するものの差が激しいのもまた事実。
「なんで?」と思うそういった現象の理由は、こういうところにあるのかもしれませんね。
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ここらへん、文化思想の差とも言えるでしょう。
だからこそ、その部分を変更したからこそ、馴染んだ。
こういうところからも見えてきますね。
単純な設定変更では馴染まない。
馴染まそうとするなら、その設定に即したテーマもきちんと踏み込まなければならない。
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しかし、それに対しての報いが、落語版はいうなれば「主人公自身の失敗」で描かれ、グリム版は「死神とは言え『神の怒り』の報復」で描かれる。
因果の応報の描かれ方が、「自業自得」と「天罰」との差があったわけですね。
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この微妙なオチの差がポイントだと思うんですな。
主人公が死神との約束を破った理由は、どちらも「目先の欲望に目がくらみ」です。死神が殺すはずだった者を生かせば大金なり地位なり美女なりが手に入ったからです。
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落語版の方は、「恐怖のあまり焦り、息が激しくなり、自分自身の吐いた息で火を消してしまう」的な内容なのに対して、グリム版は「死神が自分との約束を破った報復に、わざと失敗して火を消してしまう」なんです。
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生き延びる方法は唯一つ、「火が消える前に新しいろうそくに火を移す」です。オチとして、結局それは失敗し、主人公は死んでしまうのですが、この「火を移す」ところ、落語の方が主人公が行うのですが、グリム版では死神が行うんですね。
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死神に連れて行かれたあの世の世界。
そこに並んだ無数のろうそく。
その長さが各人の寿命を表し、死神が殺すはずだった人を生かしてしまった主人公は、代わりに自分の寿命を失ってしまい、そのろうそくは爪先ほども残っていなかった。
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ちなみに、先述の落語「死神」と、グリム童話の「死神の名付け親」、ともに流れは同じなんですが、こちらがおもしろいのは、ラストなんですね。
まぁ古典なんでネタバレかまわないと思うんですが、死神との約束を破ってしまった主人公は、寿命を失うんです。
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まぁひとえに、やはりこういった物語は、それこそ古くから伝え紡がれて来たものほど、その土地に根ざした文化が根本にあり、先っちょを変えた程度では根に馴染まず、花が咲きにくいのかもしれません。
まさに「竹に接ぎ木」です。
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まぁ結果として、これらの「日本設定版」は、あんまり馴染みませんでした。理由としては様々ありますが「なんかしっくりこなかった」が一番のようですね。
おもしろいもんです。
関わった中には、西洋文学に通じた学者や文芸家、欧州帰りもいたのですが、ダメだった。
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「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」、さらには「フランダースの犬」までも、設定を日本に変えたバージョンがあります。そちらではネロの名前はキヨシです。パトラッシュはブチです。
有名なバラエティ番組でも紹介されたのでご存知のお方も多いでしょう。
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この時期、文明開化で欧米文化がそれまでとは比べ物にならない勢いで入り込んだため、当然日本の文化面でも大きな影響を受けます。その中で起こった動きの一つが「海外の有名な物語を日本設定で作り直す」でした。
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元ネタは「死神の名付け親」という話で、天使も悪魔も信用しなかった父親が、「死神は貧乏人にも金持ちにも平等だ」と、死神を生まれた我が子の名付け親にしてもらうところから始まるお話です。
明治の頃に、海外の文化が入り、それをもとにして生まれたある意味で「グリム童話の和製版」といえます。
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そういえば落語の演目で「死神」というのがありまして、貧乏な男がある日死神と出会い、「死ぬ人間の見分け方」を教わる。それを利用して大金を稼ぐも、死神との約束を破ってしまい・・・という内容で、名作の一つに数えられますが、実はこれ元ネタグリム童話なんですな。
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「体温計が発明されたのは17世紀、しかし現在と同じ水銀型が出来たのは19世紀後半、ギリギリ江戸時代なんだが・・・まだ「華氏」だったというので・・・39度だと・・・・」
「摂氏なら?」
「マイナス15度?」
「血も凍っているじゃねぇか!?」 twitter.com/goshuinchou/st…