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生活保護をという話になりますが、仮放免者は今すぐに治療が必要でも生活保護受けられず、何の公的支援もありません。どうしようもできません。
早急に仮放免者をはじめとした困窮する外国人の生活医療保障制度の整備を強く求めます。死んでしまいます。
yumaosawa.com/?p=399
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今朝、仮放免の方から相談を受けました。
命の危機に直面して本国から逃れてきた難民です。本国ではグラフィックデザイナーとして働いてきました。IT系の学位や資格の証明書を見せてもらいました。
「働くことが認められていないから、生活費がない、家賃払えない」 続
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「本国ではずっとPCで仕事してきた。あなたに支援してもらってありがたいが本当は受けたくない。沢山稼ぎたいわけじゃない。生活のために少しでも働きたい」
「本国では日本は親切な国だと教わった。でも違った。優しい人もいるけど少ない。入管は100%悪い。」 続
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「本国には帰れない。殺されてしまう。日本ではない他の国に行きたい。私は苦しんでいるし、どうにもならないと思う。でも、後から日本に来る人には苦しんで欲しくない」
「大澤さん、私たちのことをただ『かわいそうだ』と話を聞くだけじゃなく社会に働きかけて欲しい」。
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外国人の生活保障を担う制度がほぼないことが、この問題の背景にあります。
「飲食店で働いているという中国人の男性は『新型コロナの影響で給料が減っているので助かります。友人にも分けたいと思います』」
新型コロナで経済的困窮 外国人に食料品・生活用品 無料配布www3.nhk.or.jp/sapporo-news/2…
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政治的迫害から逃れてきたアフリカ出身の仮放免者。家族は全員エボラ出血熱で亡くなったそうです。
腹痛や息苦しさで、都内の国立病院に緊急搬送。心臓に血栓ができていました。医師からは「頭に血栓がいくと死ぬ。本来であれば入院が必要」とのこと。
しかし、 続
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この病院は「無保険外国人は通常の200%負担にしている。最低でも300万円はかかる」。
私から「入院費用は何とかして集めるが200%になると厳しい。通常の100%にしてほしい」とお伝えしました。病院「病院の決まりなのでそれは変えられない」。
どうにもならなかったので、 続
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別の病院を探し、多くの方の助けを得て隣県の病院で受け入れてもらえることになりました。入院費用など課題は残っていますが、ご本人、辛そうではあるものの笑顔も見えました。
最初の病院には外来受診費用として通常の2倍の医療費を払いました。
医事課の方に、 続
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「今回は払うけれども、また別の仮放免者が来たときは通常の100%負担で診てほしい」と頼みました。医事課の方「それはできません」。
私から「日本人なら同じ状況でも100%負担なのに、日本に長く暮らしていて、お金がない無保険の外国人だけ200%を請求するのは差別ではないか」とお伝えしました 続
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医事課の方は苦笑しながら首をかしげていました。「ご意見として承ります」とのこと。
なぜ、無保険の外国人が、無保険という理由だけで、200%の負担をしなければならないのか。私にはわかりません。100%ではダメな理由が見当たりません。
今日、 続
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危うく一人の命が消えかけました。そのことに真摯に向き合わない人がいることに強い悲しみを感じます。
これに関する記事をいくつか掲載します。署名もお願いします。 続
#困窮する移民・難民に医療を
change.org/EmergencyMedic…
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医療費300%負担も 無保険の外国人がさらされる命の危機 続
mainichi.jp/articles/20211…
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生活に困窮する外国人は2倍の医療費を払ってください?
yumaosawa.com/?p=379
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10年以上日本に暮らしていて、医療目的で滞在している人ではないから、300%負担ではなく通常の100%負担でお願いしたい」とお伝えしました。
医師・看護士・医事課の方から「300%負担はしないが、仮放免者なので200%にする」という返答がありました。理由は不明です。 続
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私は「2倍の入院費だと準備ができないので入院できない」と言いました。医師からは「入院できないのなら服薬で管理する必要がある。その場合は何かあるかもしれない(=死ぬ)ことを了承していただきたい」と言われました。
私は再度、通常の100%負担で入院させてくださいと言いましたが、続
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「決まりなので」と言われ、入院できませんでした。
その後、緊急搬送にかかった費用8万円×2倍=16万円を払いました。入院が必要なので支援者の方にお願いして病院を探してもらい、とある善意ある病院に受け入れてもらいました。
その病院のソーシャルワーカーの方から「情報請求のため向こうの病院 続
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に連絡したら、『もう帰ってもらう手はずを整えていたのに支援者(大澤)がやってきて、あなたの病院に入院できそうだから私(ソーシャルワーカーの方)に電話してほしいと言われた』とお話していた。めんどくさそうにしてたよ」と連絡を受けました。 続
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お金のない外国人から通常の2倍以上の請求をすることが、その人の「死」に繋がることが見えていないのではないでしょうか。
「決まりだから」と何も疑わないでそのようなことをしているのではないでしょうか。
主観的ですが、今回、 続
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この病院の関係者の方々からは「200%を100%に値切ろうとしているせこいやつがやってきた」と思われているような対応をされました。
お金のない人に普通よりも2倍の医療費を請求する理由がわかりません。
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今日は入管で精神科・身体的暴行を受けてうつ状態になってしまった方の精神科通院に同行しています。
お医者さんからは「○○さんの難民申請が認めれない限り辛い状況は克服できない」とお話いただいています。
この方以外も沢山の仮放免者が入管の暴力、難民不許可に苦しんでいます。
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今日は仮放免の方の医療費の清算をしてきました。仮放免者は保険に加入できないので全額自己負担。払えません。
支援団体が払わなかったらどうなっていたのか。本人は苦しみ続け、医療機関は未払いで困っていたのではないかと思います。
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今日も仮放免の方とお話しました。彼は泣いていました。「本国にいる4人の友人は戦争に行って3人死んでしまった。でも思うんです。日本にいてこんな苦しい生活するなら国のために死ねばよかったのではないかと。何のために生きているんだろう」。
私は 続
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保証人の有無で家賃の回収率は変わらなかったとのこと。
「今後も専門の相談員を設置し、早い段階で福祉制度に繋げるなど家賃の滞納を防ぐ取り組みを続けていく」
「住まいの貧困」解消へ一歩 県営住宅の保証人制度廃止、借り手の署名のみで入居へ【沖縄発】
fnn.jp/articles/-/312…
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今日は関節や腰の痛みに苦しむ仮放免の方と一緒に病院に行きました。
医師「○○さんはどういう状況なの?」
大澤「仮放免というステータスで、それは仕事してはいけない、国保受けられない、生活保護も受けられない、移動の制限がある人たちです。」
医師「え、生きていけないよね、それは。」続