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法律家の方が経由で日本人のご高齢の方のSOSがありました。
ずっと仕事を頑張ってきた。定年後はわずかな年金と貯蓄で食いつないできたが、目減りする一方。いよいよ今月中に家を出なくてはならなった。「ホームレスしたことないけどどこで寝ればいいか公園探してる」「役所行ったけどダメだった」 続
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今日は来日まもないアフリカ難民の方の難民申請書を作成しました。同国人の方と通訳の方と一緒です。終電がなくなってしまいました。
高学歴の方。理路整然と辛い状況を話してくださいました。帰ったら命が危ない。家族は拉致されている。明らかに難民です。 続
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今日は入管内で暴行を受けて今も鼻が折れたままの難民の方とお話しました。来日16年目だがほとんどを入管内で過ごし「死ぬ勇気があれば死にたい」と話す難民の方とも話しました。
言葉がありません。
入管は人を死にたい気持ちにさせています。なぜそんなことが許されるのか。人がしていいことなのか
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生活保護を受けている方が発熱や息苦しさを訴えていました。
携帯電話をお持ちでないので私からコロナコールセンターに電話しました。コールセンターの方からの質問に答えて、ご本人の状況を一通り話した後、コールセンターの方から「生活保護を受けている方なので 続
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当面の住居と新しいアパート探しをします。
今、家があって出ざるを得ない人、生活保護を申請すればどうにかなる場合があります。諦めないで役所や社会福祉協議会、支援団体などに相談してみてください。
bigissue.or.jp/action/guide/
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最近、「精神科に行きたい」と訴える仮放免の方が相次いでいます。今日も相談を受けました。
皆さん同じことをお話しています。
「入管のことが頭から離れない」「怖い」「辛い」「死にたい」。
これは入管による精神的・身体的暴力の結果です。入管が被害者を生み出しています。 続
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私からは「家があるとないとでは雲泥の差。家を失ってからでは本当に大変。大丈夫、数ヶ月忙しくなるとは思いますが、どうにでもなりますから安心してください」とお伝えしました。ご高齢の方からは「本当?どうにかなるの?助けてください」とお話がありました。
今後は生活保護申請、 続
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くれます。この方は「人権の国」の真実を見ることになります。
もう外面だけよくするのはやめませんか。これ以上被害者を増やしたくない。日本は「人権の国」ではないです。帰れない人に「帰れ!」と脅し、仕事も認めず、生活の保証もしない。入管の中でも外でも自殺者が出る。それなのに 続
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南アジア出身の仮放免の方に会いました。
ご自宅に行きました。土足で上がってくださいと言われました。ボロボロで住むことが難しくなりつつある家。お湯は出ないから寒いとのことでした。
家賃を滞納している。先日、大家さんが来て、部屋にある衣服を全部道路に投げ出されて 続
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入管から電話がかかってきました。仮放免の方からでした。「助けてほしい」。心身ともにボロボロ。「もう持たないかもしれない」。
頑張ってとしか言えません。悔しいです。即日収容された彼の即時解放を求めます。
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入管は変わらない。社会の関心も高くない。
それでも諦めることはできません。多くの方が力強く動いていることもわかっています。できることを探してやるしかありませんし、変わっていくことを信じています。
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私は元気なので交渉できましたが、体調が悪い方は何もできずに諦めてしまうだろうなと思いました。
また、生活保護を受けている・携帯電話を持っていない方は苦しくても通院すらままならないことがわかりました。生活保護を受けていない・携帯を持っている人は経験しない世界だなと感じています。
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生活に困窮している外国籍の方とお話をしました。来日30年です。
5年前、○○市で「あなたは税金を滞納しているから住民票は渡せないし異動できない」と言われたそうです。
何度も相談に行ったがダメ。職探しや子供の教育などにとても支障が出た。諦めていたそうです。
そんなことはないので、 続
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これが難民申請の「リアル」です。皆さんにも経験していただきたいぐらいです。いい接客はしなくてもいいから、普通に接してほしいと感じました。
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知らない番号から電話がありました。仮放免の方でした。母子家庭の方。生まれたばかりの赤ちゃんもいます。「生活に困ってます。一人で子育て大変。辛いから精神科に行きたい。お金ないです。恥ずかしいけど電話しました」
勇気をもって相談されたのだと思います。どうにかしなければなりません。
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もう10年ぐらい前になりますが、生活保護の勉強をしていた時に、ある本に「外国人は生活保護の対象にならない」と書いてありました。「じゃあ、困窮した外国人はどうやって生活していくんだろう」と疑問に思いました。
また、別の機会に「日本では難民申請した人の生活を支える制度はなく、」続
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これで安心だと思ったら、まったくそうではなかった。希望を失った表情に変わったことが脳裏に焼き付いています。
この方は、今後、入管に行き、難民申請をし、担当官から高圧的に怒鳴られる仕打ちが待っています。少しでもそれを緩和できるように同行します。通訳の方も弁護士の方も同行して 続
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日本には来たのは「最初にビザがとれたから」。周囲に日本に行けること 伝えたら「人権の国だ!よかったな」とみんな喜んでくれたそうです。そのあとに日本より難民認定率の高い別の国のビザも取れましたが、来日を優先しました。
カタールのワールドカップで日本人サポーターがゴミ拾いを 続
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参院選のある立候補者が「外国人の生活保護を廃止」と言っています。
そもそも外国人に対する保護は権利ではなく「恩恵」的なものに留められていますし、日本に暮らす外国人の半数は保護を利用できません。
今、保護を利用している方から保護を奪うとどうなるか。死んでしまいます。少し考えれば 続
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困窮外国人支援が大変なことになっています。多くの支援者が連日夜まで対応しています。終わりません。
仮放免の方から家賃払えない、病院に行けないという相談。在留資格があるが困窮化して家から追い出される、追い出されたという相談。命からがら逃げてきてホームレス状態になっている難民。 続
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していましたが、その光景がSNSを通じてアフリカ中に出回っているそうです。「日本人は礼儀正しい」「日本は信用できる国だ」。多くのアフリカの方がそう思っているそうです。言葉がありません。
この方に日本の悲惨な現状をお伝えする他ありませんでした。命からがら「人権の国」に逃げてきて 続
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今日は生活保護を受けている若い男性を訪問しました。生活保護利用者・ホームレス状態にある人への差別的発言の動画についてあえて触れないようにしようと考えていたのですが、彼からその話が出てきました。
彼は、過去にも親や見ず知らずの人に
続
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やっぱり、国籍とか在留資格とか関係なく、その人の尊厳や生活や命は守られないといけないと思います。
「綺麗事」だとは思いません。目の前に困っている人がいるなら手を差しのべた方がいいし、そのためにどうすればいいかということを考えた方がいいと思います。排除の議論ではなく。