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さっきわざとぶつかってくるおじさんに遭遇した。あれってぶつかられた側は確実にわざとってわかるんだけど、肩をつかって殴ってるのと同じように力をこめてぶつかってくるんだよね。いったいどんな心境なんだろう。あとを追いかけて「今のですっきりしたの?」って聞いてみたいわ。あと水虫になれ。
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塙さんの審査のコメントが全部ほんとうにすきで、紳士的で正直でやさしくてでも言うべき点はしっかり言って(ジェスチャーでゴメンねするのも萌え)あの立場が演者の未来を大きく左右すると知っているからこそ真剣に向き合う姿勢がすばらしかった。はー、だいすき。
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「好きなことを仕事にする」を目指すよりも「自分が大事なことを大事にできる働き方をする」の方がいいよねという話をした。人によって大事なことは本当にちがうし時期によってもちがうので。
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自分ひとりで自分を満たす方法をいくつかもっているといいと思うんだけど、書き出してみたところ今のところ「半ラーメン半チャーハン餃子3個のセット」がつよい。
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他人の気持ちを汲みすぎたり自分より相手の気持ちを優先する人は、やさしくて思いやりがある一方で、事実ではなく想像の中で傷ついたり、わかるはずのないことをどうせこうだろうとわかるつもりになってしまい、自分の頭の中だけで世界が完結しがち。他人を気にしてるようで他人がいない状態だよね。
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きのう幡野さんとヤンデル氏のお話を聞いていて改めて思ったんだけど、「人の話を聞く」というのは、あたたかく寄り添う行為のようで「わたしとは関係ないあなたの話を聞きますよ」と自分と相手をしっかり切り分けることでもある。本の中や話し相手の中に自分を探す人を「関係ない」とまず切り離す。
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仕事も恋人もマッチングがすべてで、合わないのに続けてると自尊心が削られるから次に進んだほうがいいよ。明確な理由がなくても「なんかちがう」はだいたい正しいよ。と言ったら「でも人には心というものがあって…」と言われた。おかしいな人じゃないと思われてるのかな。
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毎回選挙の結果を見ると、自分の見ているものがいかに偏っているかを知るよね。自分がつくったタイムラインで見ているものは決して世間ではなく端っこなのだと。ただ、どれだけ少数派でも端っこでも自分のすることや進む方向が変わるわけではないから、明日からもまた自分の仕事をしよう。
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若いころは自信や自尊心をもてないのは自分の問題だと思っていたけど、年齢を重ねてすきな人と関わるようになると「この人たちに恥じないように」という気持ちで育った。大事にされない場所では自尊心は保てないし、大事にしあえる場所にいればよいので、自分の性質というより環境の問題なのだと思う。
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過去のいやな経験や誰かの言葉をうっかり大事に抱えてしまってはいないか?という話をした。出来事や人からうけた影響の大きさと、それを大事にするかどうかは切り離さないといけない。どんなに大きな出来事も「だからなんだよ」と捨てていい。自分にとっていいものを大事にした方がいいに決まってる。
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他人にはしないのに親だから恋人だからと距離が近いからといってやっていいことなどひとつもないぞとつよく思い続けている。親密になるほど敬意がなくなるのはおかしいし、関係性が近い人を大事にすると相手の範囲に踏み込まない努力が必要だと思うのよね。
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いやー子どもの頃に大人から理不尽な怒りを浴びて育つと、大人になっても怒られたり注意されたときに「自分がなぜ怒られたか」原因を振り返って反省できずに「怒らせてしまった」と感情だけを見てしまうので、怒られた結果良い方向にはいかず、怒られないように萎縮する一方なの、あるあるだな…。
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つい誰かの期待に応えてしまうのは仕方がないが、どの期待に応えるかは自分で選ばないといけないし、「自分はダメだ」という思い込みがあるなら、それはいつかの誰かの期待に応えているのではないかと疑ったほうがいい。
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すごく詳しくないと好きとは言えないという考えから逃げ続けて数十年。熱中や没頭しづらい性質の人は多数いて、詳しくなくてもなんか好きだなーという感情をしっかりカウントして掴まないと、自分は好きなものもしたいこともない人間なのだと諦めてしまう。熱烈ではなく常温の好きも認めていこうな。
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自分を責めてしまうときも、友だちが失敗したらそこまで責めるか、友だちにしないことは自分にもしないという線引きと扱い方はけっこう使えるのでは。
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さっき安住アナのラジオを聴いてたら「歳をとったら自然に歌舞伎と演歌がすきになると思ってたけどちがった」というお便りに、安住さんは「大人は新聞の内容が全部わかってると思ってたけど今でもぜんぜんわからないことだらけ」と言っていた。ほんとだよね、大人になってもいろんなこと慣れないよね。
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いいか落ち着け、寒さと空腹と睡眠不足は不安を増殖させるから、あったかくして、よく食べて、よく寝るのだ。なにがなんでもだ。母より。
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ものは言いようだとは思うけど、SNSで生活の中の良い面だけを切り取って他人に見せることを承認欲求だとひと言で片付けるのは乱暴で、アルバムのように切り取って残すことで自分の生活をよいものだと思えるならどんな形であれそれはいいことだよね、という話をした。
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自己評価が低くて自信がないと自称する人が、十分できているのに「ぜんぜんできてません」と言うのを聞くと、本当はもっとできると思っているならむしろ自己評価高いのでは?と混乱する。
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人間関係は「相性と距離」だと考えていて相性の良し悪しに応じて距離を調整したい。わかりあうために近づくのではなく不快を感じないために離れることが多い。相性が悪いのに離れられないのが苦痛なので誰と働くか自分で決められるような働き方を選んだ。距離のコントロールは技術だいう話をした。
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いつも嫌なことばかり起こるのよねと思うとき、ちょっと待って、その不幸なシナリオは自分で書いていないか?と問いかける。怖いけど、大丈夫。自覚できたら書き換えられるから。
物語のシナリオは我が手中にあり|桜林 直子(サクちゃん) @sac_ring #一歩踏みだした先に note.com/sac_ring/n/ne6…
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昨日あーちんと近況報告をして、誰にでも親切にやさしくすると押せばイケるとなめられてつけ込まれるから、やさしさとなめるなという気持ちは同量持ち合わせてないといけないという話などをした。親切で開けたドアから土足で踏み込ませてはいけないよと。
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「できない」と「まだ慣れてない」はちゃんと見極めないとね。慣れてないだけなのに「向いてない」「能力がない」と判断するともったいないよね。「慣れるまでとにかくやってみる」と決めるとちょっと楽だし。ええ完全に自分に言い聞かせてます。