276
「後ろめたい気持ちでサーカスを見て欲しくない」。ロシア・カザンのサーカスで2頭の象が喧嘩を始め、観客が避難する騒動が起きた。調教師として20年間活躍したアンドレ=ジョゼフ・ブグリオーヌは、サーカスは動物を酷使する習慣から脱却しなければいけないと語る。
277
「私は熱帯雨林の火災に加担しているのか?」。米・西海岸やアマゾン熱帯雨林など、前例の無い大規模な森林火災が多発している。消防士・森林火災専門家のベネスラフスキ氏は、私たちが消費行動を見直すことで、人為的に発生する火災を減らせると主張する。
278
【AOC米下院議員 性暴力被害の経験を告白】
「起きたことを忘れろと言うのは、加害者の常套手段です」。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス米下院議員が、連邦議事堂突入事件について語るライブ配信中に、性暴力の被害にあったことを告白した。
279
【米連邦議事堂占拠 共和党議員たちの反応】
「私はもう関わりたくない、もうたくさんだ」と、共和党リンゼー・グラム上院議員は嘆いた。連邦議事堂突入という異常事態に、共和党上院議員たちが次々と声を上げた。
280
【菅新内閣発足:G7各国の閣僚たちは?】
平均年齢60.4歳、女性閣僚2名。9月16日に発足した菅内閣。G7参加7ヶ国中では、ある国の政権を除いて、平均年齢が最も高く、女性閣僚の割合も最低レベルだ。
281
【ジェンダー差別と子供服 ある父親の苦悩】
「なぜフリルが付いた服しかないのか」。幼い娘を持つマイケル・ヴォーン氏は、女子用の子供服に性差別的な考え方が反映されていることに気づいた。ヴォーン氏は、子供たちが幼いうちから、ジェンダー差別の刷り込みがなされていると指摘する
282
「彼らは人類を守るために働くヒーロー」。優れた嗅覚を持ったネズミたちが、人間に代わって対人地雷を除去。世界中では、未だ1日8人が地雷の犠牲になっている。地雷が埋められている旧紛争地では多くの子供たちが犠牲になり、大地を耕すことも、学校を建設することもできない。
283
【女性の歴史 シモーヌ・ド・ボーヴォワール】
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と、自身の著書『第二の性』に綴った哲学者のシモーヌ・ド・ボーヴォワール。男性社会において女性が置かれてきた立場を、1975年収録のインタビューで語っていた。
284
「僕と一杯どう?」。知り合ったばかりの男性とお酒を飲み始めて、そのまま気を失ってしまう。誕生日パーティーで、友人たちの飲み物に薬物が混入されていた経験を持つメル・ホール。彼女は簡単にできる薬物混入テクニックを披露し、若い女性を狙う性犯罪に警鐘を鳴らす。
285
【女性アスリートに向けられる視線】
競技中のビキニ着用を拒否し、国際連盟から罰金を科されたビーチハンドボール女子ノルウェー代表。過去にも、女性アスリートの服装は度々物議を醸し、男子選手よりも、容姿や服装に関する注目が集まってしまう。
286
【新型コロナウイルス:台湾が考えた最先端対処法】
新型肺炎の感染が世界中に拡大する中、国民の8割近くが政府の対応に満足しているという台湾。日本に比べて感染患者数も少なく、市中で目立ったパニックも起きていない。果たしてその理由は?
287
【アメリカ:偏見と差別を「笑い」で吹き飛ばせ】
COVID-19の感染拡大で世界的に高まるアジア人に対する偏見と差別的な言動。
アジア系女性コメディアンのカイルとエスターは、人々が持つ偏見をコミカルに批判しながら、感染症に関する正しい知識を教えている。
288
【マヨネーズ療法でウミガメを救え】
石油流出の被害に遭ったカメたちの治療に使われたのは・・・マヨネーズ。イスラエル沿岸に辿り着いたタールまみれの子ガメたちを、現地の獣医たちは少し変わった治療法で救っている。
289
北太平洋上で回収された103トンの海洋プラごみ。平らに広げると日本の国土約3.5倍に相当する。ドローンやGPSなどを駆使して、48日間に渡って回収されたプラごみの多くは、漁船が落とした網やマイクロプラスチックと呼ばれる微小な破片。汚染だけでなく、魚や海鳥など海洋生物の死亡原因にもなっている
290
【マットレス・マック 被災者に家具店を開放】
米テキサスを襲う大寒波の被災者たちに、家具店の経営者マットレス・マックが自身の店舗を開放した。彼は過去にも、自然災害の被災者たちを自分の店舗に避難させて、衣食住の支援を行ってきた。
291
デンマークで1500万から1700万匹とも言われる毛皮用養殖ミンクが殺処分された。その理由は、コロナウイルスに感染したミンクが発見され、ミンクの体内でウイルスが変異した可能性があるため。しかし本当の問題は、毛皮生産のために大量の動物が飼育されている環境にある。
292
【自分自身と結婚する女性たち】
「自分ひとりでも充分で、相手がいなくても大丈夫」
パートナーの有無で自身の価値を決められたくないという理由で、自身と結婚する女性が増えている。
293
「アマゾン熱帯雨林が燃えているなど嘘です」。ボルソナロ大統領の主張とは裏腹に、ブラジル国内のアマゾン熱帯雨林では今年も森林火災が多発している。さらに、グリーンピースなどの環境保護団体は、人々の関心が低下していることに警鐘を鳴らしている。
294
【NY地下鉄運転手の苦悩】
ヒーローになりたいために地下鉄運転手になったわけではない。コロナウイルスの感染爆発が続くNYで、地下鉄の運転手として働くアンソニーさんは勤務中に感染し、自身の家族も感染させてしまった。
295
【コロナ禍における目の不自由な人々の苦悩】
「助けることを躊躇しないで」。10歳で視力を完全に失ったイヴァンは、パンデミック発生以降、道中で困っている時に、助けてもらえないことが多くなった。手を差し伸べるか迷う人々に対し、躊躇せず声をかけてほしいと言う。
296
【産後の現実を共有する女性たち】
「リスクの低い子宮の民泊だと思っちゃダメ」。出産には様々な身体への影響が伴うが、産後に女性が抱える肉体的負担はオープンに話されないことが多い。産後の悩みや疑問を解決するため、出産を経験した女性たちが、TikTok上で産後の現実を共有している。
297
「米国政府は、1950年代の歴史からドラァグを消去しようとしている」。1950年代、ニューヨーク市では男性が女装して出かけることは、犯罪だった。映画監督のジェニファー・テイシェイラは、当時のNYで活躍したドラァグ・クイーンたちが送った手紙をもとに、ドキュメンタリー映画を制作した。@Tribeca
298
【投稿アプリ「パーラー」ってなに?】
Google、Apple、Amazonが続々と排除を決めた投稿アプリ「パーラー」。イヴァンカ・トランプやテッド・クルーズなど保守派有名人だけでなく、陰謀論者や極右集団の支持を集めるパーラーは「自由な会話を促すSNS」を標榜しているが、果たしてその実態は?
299
「幸せそうに歩いている人々を見ると、平和が恋しくなる」。フェリックス・ファンは通りすがりの男に突き飛ばされ、「ウイルスをアメリカに持ち込んだ」と暴言を吐かれた。ファンは米国で急増するアジア人差別は、コロナ禍における人々のストレスの捌け口になっていると指摘する。
300
【ディープフェイクの普及と危険性】
亡くなった家族や歴史上の人物も、映像で蘇らせることができるディープフェイク。当初、映画の吹き替えが目的だったが、現在は一般市民もその技術を利用できるようになった。しかし、フェイクニュースや詐欺などの目的に悪用される危険性も孕んでいる。