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短い人生の中で掴めるものはほんの一握りだろう。大きく手を広げ過ぎて、隙間からこぼれ落とさないようにしろよ。
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出来るだけ避けたいが、誰にでも間違いや失敗がある。大切なのはそれを繰り返さないこと。残念なのはそれに気付かないこと。不幸なのはそれを正してもらえないことだ。
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同じ毎日など存在しない。あるとすれば、それはお前が招いているんじゃないのか? 誰かのせいにしても何も解決しない。自分で切り拓き、自分で変えろ。他でもない自分の為に。
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俺様の新たなる戦いの幕開けだ。見逃すんじゃないせ。 “@anime_garo: 【牙狼〈GARO〉-炎の刻印-】いよいよこの後深夜1:23~テレビ東京ほかで放送開始!#anime_garo ”
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ひとつの戦いが終わった。だが、新たな戦いが始まる。人間の心に邪心がある限り。魔獣ホラーが現れる限り。黄金騎士ガロの戦いは続く。なにより、お前たちが望む限りな。
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苦手を避けるのか、挑んでみるのかは、案外大きな分かれ道かもしれないぞ。対面して初めて知る良さもあるだろうし、どこが苦手なのか再確認出来る。なんとなく触れないのは損かもな。
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ただ単に「勝ちたい」と願っても勝利は得られないだろう。夢、目標、志、熱意、誇り、何でもいい。それらを犠牲にせずとも賭ける必要はあるはずだ。落ちている訳でも、待っている訳でもない。お前の手で掴み取るものだからな。
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人生の行く先が最後まで見通せてる者などいない。予測が外れ、準備は無駄となり、現実に合わせてやり直す。そうやって繰り返しては進み、やっと少し先が見えるようになる。それは、お前自身が考え、決めて道を進むためだ。裏を返せば決められた道などないってことさ。
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自分にとっては当たり前のこと。果たしてそれは他人にとっても当たり前なのか考えた事はあるか? 人は夫々異なった尺度を持っている。全てをお前の物差しだけでは測りきれないはずだ。
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気持ちが入っていても、いなくても同じ言葉。いくら心のこもっていない言葉を受けたとしても、お前は心を込めて発するんだ。言葉は想いを伝えるためにあるんだからな。
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過去に縛られるのか、未来に捉われるのか。それを決めるのは現在のお前だ。だが、思案してる間に過去となり、未来へ進み続けている。現在の儚さを知るのだけは簡単だ。
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ふと自分だけが世間から取り残されている気持ちなる。それが嫌ならお前が世間を置き去りにしてやれ。いずれにせよ孤独は付きまとうだろう。だが、周囲に合わせ紛れ込んでいたって、孤独じゃないとは限らないがな。
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いつまでも夢、いつまでも憧れじゃ駄目だ。そんなもの軽く越えて行け。勝手にゴールを作って立ち止まるなよ。
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たった一度の失敗で、これまでに築き上げたものが全て崩れ去る訳じゃない。崩れるとすれば、誰も知らないお前の小さなプライドだけだ。だから安心して挑め。
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いつも下を向いている者は上を。いつも上を向いている者は下を。少し変えるだけで、大きな発見があるかもしれない。変化も発見も、お前の行動次第さ。
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台風か。甘く見るんじゃないぞ。お前らあっての牙狼だ。十分気を付けろよ。自然災害はホラーよりも恐ろしいからな。
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勘違いは時として大きな間違いとなる事がある。思い込みが作用したならば特にな。早さを求められる場合もあるだろうが、必要なのは正しい認識と判断だ。
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やる気を出すには時間がかかるが、やる気を無くすのは一瞬。何度も繰り返してしまう皆が通る道。大事なのはそれに慣れてしまわない事だ。
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どうやら人間はすぐに興味を持って、すぐに飽きる習性があるようだな。しかし、だからこそ様々なものが生まれ続ける。それはそれで良い事なのかもな。
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自信なんてものは気の持ち様かもしれないな。裏付ける実績があってから持つのか、根拠なく進めて振り返ったら持っているのか。確かなのは始めから持っている者などいないって事だ。
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もしも誰かの為になる「嘘」があるのだとすれば、それは罪に問われないだろう。全ての出来事において真実が必要とは限らないのさ。まあこれまでの人生で、お前さん達は思い知っているだろうがな。
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皆、誰かの作った土台の上に誰かに支えられて立っている。それはいつかお前が土台を作り、誰かを支える為だ。
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嫌なことは自然ともたらされるが、良いことは求めないと得られないぞ。まぁ、どちらも自分の行いが呼び込んでいるんだがな。
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夢を叶えるためや物事を成功させようと必死に行動したり、必死に考える事が格好悪いと勘違いしてないか? 格好悪いのは取り繕う事、誤魔化す事に必死な姿であり、大した行動もしていないのに必死であるとひけらかす者だ。
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物事や言葉を知らないのは恥じゃない。だが、知らないままにしておくと、いつの日か恥をかくだろうな。そして、知らないままで済まそうという気持ちを恥じるべきだ。