内田樹(@levinassien)さんの人気ツイート(新しい順)

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紀藤弁護士の裁判を支援する会に、「山崎雅弘さんの裁判を支援する会」に寄せられた市民の皆さんからの寄付を原資とする「スラップ訴訟被害者を支援する基金」から寄付を致しました。形式的には山崎さんと僕からの寄付ですが、実質的には1400名の市民のご厚志からです。 twitter.com/masaki_kito/st…
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斎藤幸平さんの『資本論』論がベスト5に二冊入っているというのはかなりの事件だと思います。資本主義はもう終わるし、できるだけ早く終わらせなければならないという本なんですから。 twitter.com/junku_takatsuk…
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「分派(dissident)」は語義的には「異論を唱える人・反対者」ですから、制度改革を訴えたのが松竹さん一人でも、これを「分派」と呼ぶことは可能かも知れません。でも、松竹さんは「党内での透明性の高い対話」を求めたのであって、党を割ることなんか求めていません。news.yahoo.co.jp/articles/503b7…
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松竹さんは石川康宏さんと僕の『若者よマルクスを読もう』の編集者として15年間伴走してくれた方です。組織改革を提言したら、いきなり「除名」処分というのは共産党への評価を傷つけることになると思います。再考をお願いします。 twitter.com/66e5uCSPAGwcpN…
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「妄言」を口にした公人は職を失うというルールは言論の自由には抵触しないと僕は思います。本気で、身体を張っても言いたいことなのか、口先だけで言っていることなのかを識別できるようになるからです。「どうでもいいい言葉」が淘汰されれば、結果的には「言論の場」はその威信を高めます。
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同性婚が「国を亡ぼす」と本気で思っているなら、職を賭しても最後までそう主張すべきです。それも一つの見識だと思う。でも、上司に叱られたら撤回できるような薄っぺらな言葉ならはじめから口にしない方がいい。
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心に思うことを止めろと強制はできませんが、それを口に出すと「よくぞ言ってくれたと喜ばれる」という環境をなくすことはできます。その程度の外的な規制があるだけで言うのを止められるなら、それは別に「身体を張ってまで言いたいこと」ではなかっただけのことです。
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秘書官が差別発言で更迭されました。「個人的に思っていること」と「公人として言ってよいこと」はレベルが違うことで、「公人として言ってはいけないこと」を言うと仕事を失うということがこれからきちんとルール化してくれるといいと思います。
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公人はその職にある限り自分に反対する人たちとともに生き、その利害を代表する義務を負います。それが嫌だという人は公職に就くべきではない。仮に就いていてもその人は公人ではなく「権力を持った私人」です。そういうに人は「日本は」とか「日本人は」とかいう主語で語って欲しくない。
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セクシュアリティについて個人的な「偏り」があるのは当然です。ある種の性的傾向に対して個人的には嫌悪感や違和感を覚えても不思議はない。でも、「公人」はそれを決して口に出してはいけない。自分とは違う性的傾向の人たちをも代表してその問題について政策決定する立場にいるからです。
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年金払わない人も、税金払わない人も、法律を侮る人も私たちの社会は一定の比率で含んでいます。それはしかたがない。でも、そういう人は「公職」に就くべきではないでしょう。「オレはね、そういう四角四面な生き方がでえきらいなんだよ」で最後まで通せばいいじゃないですか。 twitter.com/takedasatetsu/…
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高井さんが亡くなったそうです。女学院の卒業生で、僕は子守さんの「朝からてんコモリ」で何度もご一緒しました。とても聡明で楽しい方でした。ご冥福をお祈りします。 news.yahoo.co.jp/articles/b8efc…
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「反省すべきは反省したい」というのはただの同語反復ですから(「重いものがあれば、それは重い」と同じ)ですから、これを「謝罪」と解釈できる人はこの世にいないと思います。 twitter.com/hayakawa2600/s…
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辰巳孝太郎さんとの凱風館対談のゲラが出ましたので、朝一仕事はゲラリタッチ。もう大阪の維新政治を終わらせましょう。維新がどれほど大阪の公共を破壊したか、もう府民市民の方も十分にわかったと思います。
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鈴木邦男さんが亡くなったそうです。また一人尊敬する先輩を鬼籍に送ることになりました。ほんとうに誠実で親切で、大好きな人でした。『愛国者に気をつけろ』のポレポレでの上映会でお会いして、お帰りをお見送りしたのが最後になりました。ご冥福をお祈りします。 twitter.com/issuikai_jp/st…
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鈴木天眼の本を読んでいますが、日露戦争以後の政府とメディアの「語り口」も今とまったく同じで、天眼の批判がほとんどそのまま現代日本への批判として通じることに愕然としています。 twitter.com/mas__yamazaki/…
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JRの組織的劣化は目に余りますが、これはトップの判断が遅いというより、現場に裁量権を与えていないせいだと思います。どうしていいかわからないときに現場が「フリーズ」してしまう。乗客の利益をはかるためであっても上の指示を待たずに判断すると処罰される。日本型組織の宿痾です。 twitter.com/MatsumotohaJim…
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(7)パニック映画というのはほとんど全部「そういう話」である。弱者を取り残して、強者だけ生き延びようとした者たちから順番に怪物に食われる。この恐怖譚は私たちに「惻隠の心は仁の端なり」と教えている。「仁」とは「集団が生き延びるための原理」のことである。
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(6)「高齢者の集団自決」論は社会的に無価値な人間には存在理由がないというイデオロギーを露呈したものだが、このタイプのイデオロギーが支配的になった集団は、弱者支援を優先する集団よりもつねに早く滅びた。だから「弱い者をまず守ること」が「常識」に登録されたのである。
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(5)「人の道」や「常識」はそれを守って来たおかげでこれまで人類集団が生き延びることができた経験知の集積である。それを軽んじる「弱肉強食主義」「非常識主義」は一見合理的だが、長期的には集団をどこまでも衰弱させ、腐敗させる選択である。
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(4)「弱い人から優先的に支援する」というのはどのような集団でも制度設計の基本である。だが、今の日本では「弱い人から順番に排除する」ことがルール化している。それは「人の道」にも「常識」にも外れている。
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(3)感染しても、社会的強者は自己責任で事態を受け止め、治療に専念できる。感染すると収入が途絶えたり、医療機関で受診するだけの経済力がない社会的弱者はこの変更によってより大きなリスクを引き受けることになる。この変更には弱者を優先的に支援するという配慮が感じられない。
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東京新聞からの電話取材の記事が朝刊に出てました。5類への変更について僕が言いたかったのは(1)「防疫政策の適否はかなり時間が経ってからしか判定できないので、今の段階で批判することはできない。まして僕は素人なので、政策の当否はわからない」
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辰巳孝太郎さんを凱風館においで頂いて、日本の今の政治と社会について語り合いました。対談は大阪民主新報に掲載されると思います。ぜひお読みください。 twitter.com/kotarotatsumi/…
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辰巳孝太郎さんご一行来館。1時間半にわたり府知事選について、維新政治の総括について、新しい地方自治のかたちについてお話しました。さわやかな好漢でした。こういう良識ある人にこそ府知事になって欲しいです。応援します。