初冬の夜、外から「にゃお、にゃお~」と声がした。 「おなかがすいて、さむいです。ここにくればたすけてくれるとききました」といっているように聞こえた。 そのコは逃げることなくご飯を食べ、頭を撫でさせ、毛布の上に座って、もう2年みんなと一緒に暮らしているw 名前はいくら。
私はいつも「人気の無い道路脇に段ボール箱が置かれていたら、仔猫が入っていると思え」と言っている。 入っていたから保護したのが3年前。 よく遊び、よく遊んでもらった。 そしてこんなに立派になりました。 名前はしゃけ。 いくらじゃないよw
5年前、引き取って間もないももは毎日がおっかなびっくりのおどおど仔ねこ。 兄ちゃん、姉ちゃんねこたちと元気に遊び、安心したら愛嬌全開。 安心しすぎて夏場ははしたない寝相。 寒くなったらここが住処。
某池の水を抜く番組で「悪魔」と呼ばれ、それらが生息する池は「地獄の池」と呼ばれる。 ならばここは「悪の巣窟」で、私は「諸悪の根源」か。 それもいい。 救う事が出来るなら、私は喜んで「魔王」になりましょう。
保護した時すでに平均寿命内の11歳だったうの。 「引き取っても1~2年で寿命がきて死ぬでしょう?いらないよ」 全員にそう言われ、たらいまわしにされた悲しいコ。 私は迷わず引き取った。 来た日は緊張? でも家族になってからはいつも笑顔。 これからもずっと笑顔で暮らせますように。
保護して1年が過ぎたさち。 小さなころ私の肩の上が大好きだった。 「だった」ではないね。 大きくなった今でも好き。
【閲覧注意】でもこれが現実。 盲目の状態でコンサート会場に迷い込んできたこねこ。 酷い姿に無視される中、ある歌手の方が保護。 コンサート終了後ステージ衣装のまま届けてくれた。 両目は化膿し失明の恐れ。 体内には蟲。 幸せになれるようにと願い、さちと名付ける。 今はこんなに男前。
立て続けにワニガメが届けられたので保護した。 人は不要になった生き物にお金が必要になるくらいなら捨てる。 また、野外で捕獲された「厄介者」に同じ経費が掛かるなら殺処分を選ぶ。 だから引取り保護に係わる全ての経費、その後の飼養費、避妊、去勢、医療費も自費でやってきた。
体重95㎏の昔も。 今も。 いつもこのガメラの頭骨に巨大ワニガメの爪、鮫の歯の首飾りと一緒。 苦しい時、楽しい時、全てを見てきた私の手作り。 口を開ければ六文銭。 六文銭は冥銭といわれ、三途の川の渡し銭。 「いつ命を落としても悔いの残らない保護飼養を!」という気概の証の首飾り。
深夜でピンボケですが、クリスマスです。 私は先ほどそいに笑顔と、ほたてにちゅーをいただきましたw
一般社団法人 ワニガメ生態研究所 代表理事 荻野 要Twitterへの書き込みはつい数ヶ月前からですが、世間から「厄介者」と呼ばれるワニガメ達を保護飼養する施設に対し、暖かい応援ありがとうございました。 来年も不遇な動物達のために頑張ります。
あけましておめでとうございます。 鏡もも餅です。
今年初。 ワニガメが2体届けられたので保護した。 何十年も大切に育てられたのがよく分かる大型ワニガメ。 だからこちらで継続飼育すべく引き受けた。 「厄介者」なんて言わせない! 鰐亀の文句は俺に言え!!
私は業者でもブリーダーでも無い。 ここは動物で金儲けしようとは考えていない無償で不遇な動物達を保護飼養しようとする側のTwitter。 「ワニの餌にこの犬を」と持ち込む輩もいるけれど、犬を無事保護するまで我慢、我慢。 でも内心は「お前をこの中に放り込んでやろうか?!」って思う時がある。
ハルクの動きは激しい。 普通の人なら軽く引き倒されてしまう。 リードチェーンを2mオーバーにしたら、ますます元気に飛び掛かって来るようになった。 おまけによく咬む。 ジャレて甘噛みなのだが、とにかく腕を咬みまくる。 なので昔のバトルスーツを出してきた。 咬むよ、猟犬なんだからw
結構多忙で走り回っていても、うるうる瞳で「とーちゃん」とくれば必ず抱っこ。 このコはつぶ。 300gで目もろくにあいていないヨチヨチ歩きを保護して7年。 ワニガメ達の掃除をしながら日に4回のミルクも私の役目だった。 だから私はつぶからすれば、とーちゃんでかーちゃんなのだ。
ワニガメを保護した。 体重40㎏オーバー。 結構重い。
重いワニガメは自重が負担になる。 だから、毛布をいっぱい敷いてネコ車で水槽まで移動するのだ。
手の上の20gほどの小さなワニガメ。 最終形態が100㎏オーバーなのは周知の事実。 これがワニガメ。
でも私はエースが治るのなら借金してでも手術を受けるつもりだ。 保護したときから私がエースの父親。 その覚悟が無いのなら、保護などすべきでは無い。
ワニガメを喰う。 カミツキガメを喰う。 ワニを喰う。 YouTubeのネタのために失われる生命。 カミツキガメを殺して喰ったYouTuberがワニを喰うネタを見てライバル心を燃やすのか? 憧れるのか? 凄いのか? 日本には「この『命』を助けたい!」ってのを信念に活動するYouTuberはいないのか?
やはりワニ好きには耐え難いものがあるね。 アメリカアリゲーターって言ったら保護して3mオーバーまで育てて、逝ってしまったバルゴンを思い出す。 ワニの中では一番かわいらしく、「待て」くらいなら覚えた頭の良いコだった。 食べるんだ・・・ これでより一層YouTuberが大嫌いになった。
昼に5mのアミメニシキヘビに襲われて、救急車で国立病院に運ばれて、治療して、点滴打って、警察の現場検証して、血の海になってお巡りさんも「こりゃ酷い・・・」って事件現場のようになっている大蛇部屋をこれから掃除。
身をもって知る威嚇時と捕食時の違い を投稿しました。 #エキサイトブログ wanigame.exblog.jp/32058076/
ワニは強力な免疫機構を持っている。 不潔な泥水の中で四肢を失うような大きな傷を受けても、重篤な感染症が発生しないように自分の体内で「抗生物質」を作れる地球上で数少ない動物なのだ。 イリエワニのJIGERもね。 「最強」と言われるわけだ。