飼えなくなったワニを殺して食べるのがYouTuber。 飼えなくなったワニを保護するのが私。
売られ、飽きられ、捨てられる・・・ 挙句の果てに殺される・・・ 殺すな! 喰うな! 虐めるな! 優しき心を忘れるな!
YouTuberが動物園にでかいロブスター持って行ってワニガメに無理やり咬ませている動画の事を聞いた。 見たら情けなくなった。 爬虫類ではレベルが高い動物園だと聞いていたので、一度は行ってみたいと憧れていたが、あまりの幼稚さに興醒めした。
ワニは強力な免疫機構を持っている。 不潔な泥水の中で四肢を失うような大きな傷を受けても、重篤な感染症が発生しないように自分の体内で「抗生物質」を作れる地球上で数少ない動物なのだ。 イリエワニのJIGERもね。 「最強」と言われるわけだ。
身をもって知る威嚇時と捕食時の違い を投稿しました。 #エキサイトブログ wanigame.exblog.jp/32058076/
昼に5mのアミメニシキヘビに襲われて、救急車で国立病院に運ばれて、治療して、点滴打って、警察の現場検証して、血の海になってお巡りさんも「こりゃ酷い・・・」って事件現場のようになっている大蛇部屋をこれから掃除。
やはりワニ好きには耐え難いものがあるね。 アメリカアリゲーターって言ったら保護して3mオーバーまで育てて、逝ってしまったバルゴンを思い出す。 ワニの中では一番かわいらしく、「待て」くらいなら覚えた頭の良いコだった。 食べるんだ・・・ これでより一層YouTuberが大嫌いになった。
ワニガメを喰う。 カミツキガメを喰う。 ワニを喰う。 YouTubeのネタのために失われる生命。 カミツキガメを殺して喰ったYouTuberがワニを喰うネタを見てライバル心を燃やすのか? 憧れるのか? 凄いのか? 日本には「この『命』を助けたい!」ってのを信念に活動するYouTuberはいないのか?
でも私はエースが治るのなら借金してでも手術を受けるつもりだ。 保護したときから私がエースの父親。 その覚悟が無いのなら、保護などすべきでは無い。
手の上の20gほどの小さなワニガメ。 最終形態が100㎏オーバーなのは周知の事実。 これがワニガメ。
重いワニガメは自重が負担になる。 だから、毛布をいっぱい敷いてネコ車で水槽まで移動するのだ。
ワニガメを保護した。 体重40㎏オーバー。 結構重い。
結構多忙で走り回っていても、うるうる瞳で「とーちゃん」とくれば必ず抱っこ。 このコはつぶ。 300gで目もろくにあいていないヨチヨチ歩きを保護して7年。 ワニガメ達の掃除をしながら日に4回のミルクも私の役目だった。 だから私はつぶからすれば、とーちゃんでかーちゃんなのだ。
ハルクの動きは激しい。 普通の人なら軽く引き倒されてしまう。 リードチェーンを2mオーバーにしたら、ますます元気に飛び掛かって来るようになった。 おまけによく咬む。 ジャレて甘噛みなのだが、とにかく腕を咬みまくる。 なので昔のバトルスーツを出してきた。 咬むよ、猟犬なんだからw
私は業者でもブリーダーでも無い。 ここは動物で金儲けしようとは考えていない無償で不遇な動物達を保護飼養しようとする側のTwitter。 「ワニの餌にこの犬を」と持ち込む輩もいるけれど、犬を無事保護するまで我慢、我慢。 でも内心は「お前をこの中に放り込んでやろうか?!」って思う時がある。
今年初。 ワニガメが2体届けられたので保護した。 何十年も大切に育てられたのがよく分かる大型ワニガメ。 だからこちらで継続飼育すべく引き受けた。 「厄介者」なんて言わせない! 鰐亀の文句は俺に言え!!
あけましておめでとうございます。 鏡もも餅です。
一般社団法人 ワニガメ生態研究所 代表理事 荻野 要Twitterへの書き込みはつい数ヶ月前からですが、世間から「厄介者」と呼ばれるワニガメ達を保護飼養する施設に対し、暖かい応援ありがとうございました。 来年も不遇な動物達のために頑張ります。
深夜でピンボケですが、クリスマスです。 私は先ほどそいに笑顔と、ほたてにちゅーをいただきましたw
体重95㎏の昔も。 今も。 いつもこのガメラの頭骨に巨大ワニガメの爪、鮫の歯の首飾りと一緒。 苦しい時、楽しい時、全てを見てきた私の手作り。 口を開ければ六文銭。 六文銭は冥銭といわれ、三途の川の渡し銭。 「いつ命を落としても悔いの残らない保護飼養を!」という気概の証の首飾り。
立て続けにワニガメが届けられたので保護した。 人は不要になった生き物にお金が必要になるくらいなら捨てる。 また、野外で捕獲された「厄介者」に同じ経費が掛かるなら殺処分を選ぶ。 だから引取り保護に係わる全ての経費、その後の飼養費、避妊、去勢、医療費も自費でやってきた。
【閲覧注意】でもこれが現実。 盲目の状態でコンサート会場に迷い込んできたこねこ。 酷い姿に無視される中、ある歌手の方が保護。 コンサート終了後ステージ衣装のまま届けてくれた。 両目は化膿し失明の恐れ。 体内には蟲。 幸せになれるようにと願い、さちと名付ける。 今はこんなに男前。
保護して1年が過ぎたさち。 小さなころ私の肩の上が大好きだった。 「だった」ではないね。 大きくなった今でも好き。
保護した時すでに平均寿命内の11歳だったうの。 「引き取っても1~2年で寿命がきて死ぬでしょう?いらないよ」 全員にそう言われ、たらいまわしにされた悲しいコ。 私は迷わず引き取った。 来た日は緊張? でも家族になってからはいつも笑顔。 これからもずっと笑顔で暮らせますように。
某池の水を抜く番組で「悪魔」と呼ばれ、それらが生息する池は「地獄の池」と呼ばれる。 ならばここは「悪の巣窟」で、私は「諸悪の根源」か。 それもいい。 救う事が出来るなら、私は喜んで「魔王」になりましょう。