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神社に奉納されるお菓子類が困窮してる神職の食生活の助けになっている事は知られているが、稀に洋菓子類がお供えされると社務所で喜びの舞が披露されることはあまり知られていないのだ…!
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所得税について言及されてるので追記なのだ…この菓子類は神社内で消費されるのでアライさん達個人に下賜されるわけではないのだ。お茶菓子のあまりなのだ…。お米や野菜なんかは別の神社が運営してる幼稚園とか結婚式場とかのご飯になることが殆どなのだ。
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除夜の鐘が話題だけれど、神社も開門と同時に鳴らす報鼓という太鼓があるのだ。早朝に鳴らすので「うるさい」というクレーム電話があったので小さめに叩くと今度は別の人から「目覚ましがわりにしてるのに聞こえない」というクレームが来たのだ。
#世の中だいたいそんなかんじ
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神社マナー、正直「え…初耳…」と思うことが多いのは否めないのだ。
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あとエモいも「えもいわれぬ」の略だと思ってたのだ。
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神主A「ルンバに紙垂つけたらお清めになんべ」
アライ「天才の発想では」
神主B「紙垂付きルンバは宗教物なので社頭で頒布できる」
アライ「ここは天才の杜??」
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ちなみに扇風機にも紙垂をつけると清めの風発生装置になるし、首振り機能を使えばきちんと左右左で祓ってくれる全自動お祓いマシーンになるのだ…!
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実際に上司達と社務所で全自動お祓いマシーンを作動させて転げ回りながら爆笑してたら巫女長にめちゃくちゃ怒られて全員で正座したことがあるのだ。
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ちなみに神饌に纏わるトラブルは結構あって、今まで聞いた中で一番ヤバいなと思ったのは川辺の神社で奉納された鯉を神饌としてあげたら、例大祭中に息を吹き返して他のお供え物をなぎ倒しながら鯉がご神前を暴れまくった話なのだ…。
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あと伊勢海老が麻紐を切ってお祭り中に逃げ出したり、野外祭典中にトンビに鯛を攫われたり、リスに栗を取られたりetc…
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今年のお正月、一軒だけ神職もその家の人もわからない神様をお祭りしている家があって、その為に毎年特殊な幣束をお作りしているのだけれど、最近一生懸命アライさんが調べたらご正体が判明してお話しようとウキウキで幣束を取りに来るのを待っていたのに今年はお婆ちゃんいらっしゃらなかったのだ…
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巫女様「アライさんは今怒っています」
アライ「…」
出仕「…」
巫女様「なんでだかわかりますか」
出仕「今日の社食がカレーだって嘘ついたから?」
アライ「なんで嘘ついたのだ!」
出仕「喜ぶかなって思って」
アライ「喜んでたのだ」
巫女様「ぬか喜びでしたね」
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うちのヴァレンタイン、巫女さんや女性職員がお金を集めてボス(宮司)にチョコをあげるのだけれど、結局筆頭権禰宜(男)しかボスに会えないので男が男にチョコを渡すハメになるの面白すぎて毎年爆笑してるのだ。
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猫さん、いつの間にか御垣内に侵入して結婚式中に神前ど真ん中で寝始めたことがあるので侮れないのだ。
新婦「猫…」
参列者「ざわ…」
アライ「」(追い払いますかのジェスチャー)
祭主「」(諦めの顔)
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上司に今まで持ってこられた中でで一番困ったものはなんなのか聞いてみたのだ。
上司「白い……白いブラックバス…」
アライ「ワァ」
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上司「白くてもブラックバスはブラックバスなので」
アラ「放流、飼育禁止ですよね外来種」
上司「ちなみに境内は基本殺生禁止」
アラ「生かしても殺してもダメ」
上司「ハメ技だよね」
アラ「ハメ技なのだ」
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Q.和魂と荒魂は何故別々にお祀りされているのか
A.「和魂と荒魂はなぜ別々にお祀りされているのか」と言うよりは「何故荒魂だけが別でお祀りされているのか」という問いのほうが理解しやすいかもなのだ
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コロナウイルスに伴って、観光メインの大社は参拝客が減少しれるけど、逆に地域の氏神神社の参拝者は増加するという逆転現象が起こってるのだ…
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遥拝というお参りの仕方があるのだ。これは神社やお寺の方角を向いて通常の作法(神道なら二礼二拍手一礼)でお参りするものなのだ。元旦には天皇陛下もされているれっきとした作法なのだ。
簡略化された礼拝ではあるけれど、気持ちや祈りが本物なら距離は関係ないのだ。
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この様なご時世だからこそ神仏が心の支えになる事もあると思うのだ。でも、それで外出して病気したら本末転倒なのだ。
離れていても見ていてくれて、気にかけてくださる存在があるのだから、焦らず無理せず、お家でゆっくり祈るのだ。
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ネット上の怖い話、お説教神主沢山出てくるけど、アライさんは謎の儀式とか1ミリも知らないし幽霊とかめちゃくちゃ怖いので、社務所に禁足地帰りのやんちゃボーイが「助けて!」ってやってきても、泣きじゃくりながら居留守する自信があるのだ。
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お化けの季節は夏!と思いきや、心霊相談が一番多いのが実は3、4月の春なのだ。境内に不審者が現れるのもだいたいこの季節なのだ。
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前職場で例祭当日朝3:00に先輩待ちしてた時、手持ち無沙汰だったから式場のピアノ勝手に弾いてたら警備員さんにめちゃくそビビられたことがあったのだ。今突然思い出したのだ。
怖かったろうな…白装束で激しく猫踏んじゃった弾く人影…