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放火で思い出したけれど、前回の御代替わりの時は過激な思想のセルリアンに何社か神社が放火されたのだ。宮様の家にロケット花火をぶち込んだ馬鹿もいたのだ。
どの神社も今年はめっちゃ警戒してるのだ。うちのお宮も警備員手配してるのだ。頼むからやめて欲しいのだ〜!!
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昔防犯カメラを見てたら、社殿の前できちんと二拝二拍手一拝してからお賽銭箱に手を突っ込んでたフレンズがいたのだ!職員全員で爆笑したのだ!やめるのだ!!!
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神社には出張祭典といって神社の外でするお祭りが結構あるのだ。有名どこだと地鎮祭とかがそれに当てはまるのだ。
勿論神社から祭壇や装束その他諸々を持って行かなきゃならないのだ。
……ここで忘れ物をするとえらい事になるのだ。
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ここで神主忘れ物ランキングを発表するのだ。忘れたらヤバイ&忘れがち度で判定するのだ。
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少し思うことがあったので同性愛と神前式について語らせて欲しいのだ。需要あるのだ?
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神道において同性愛というのは否定も肯定もされていないのだ。もっとも愛に肯定も否定も野暮だとアライさんは思うのだけど。
まあ、なにはともあれ古代から同性愛は結構当たり前だったので誰もとやかく言わなかったのだ。
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一方、同性同士の神前結婚となると話はまた違ってくるのだ。神道における婚姻というのは氏と氏の結びつきなのだ。異なる家の子が神様に夫婦として認めてもらい、結びつき、“子孫繁栄”をお願いする神事なのだ。
ここで、どんな神職も頭を抱えるのだ。
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古代日本で同性婚という文化はアライさんが見た限り無かったように思うのだ。それは同性愛が公然と認められていて、誰かに周知する必要がなかったのかもしれないし、そもそも子孫繁栄を願う神事だから必要無いと思われていたのかもなのだ。
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現代の結婚式は家の繁栄の為というより、個人の儀礼として行われている場合が多いのだ。同性愛も認められつつあるし、パートナーとして親族知人に普通に紹介できるような社会が近付いているのだ。その中で好きな人の晴れ姿をみたい。結婚式を挙げて社会的にも認められたいと思う気持ちは当たり前なのだ
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そこでまた本題に戻ってくるのだ。アライさん達は頭を抱えるのだ。「子孫繁栄…神様にどう説明しよう…」と。
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じゃあ神社でやらなきゃいいじゃん、とかお金儲けの為に悩んでるんだろとか言われるかもなのだけど、アライさんとしては、愛によって出来ることと出来ないことが産まれてしまうのが一番悲しいと思うのだ。
誰でも白無垢を着ていいと思うし、誰でも紋付袴を着ければ良いのだ。そういう風にしたいのだ。
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神前式は勿論、神様の前で行うものだけれど、それだけではなく様々な儀式や道具に夫婦が仲良くしてほしいとか、子孫繁栄の願いが込められているのだ。それを全部同性婚用に誂えるというのは土台無理な話だし、かと言って宗教性を捨てるのは論外なのだ。
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だから今の神社で同性婚の挙式をお断りしてしまっても決して差別ではないことを理解して頂きたいのだ。まだ準備が整っていないだけなのだ。
アライさんを始め、神職はどうすれば神様にお伝えできるか、どうすれば齟齬なく出来るかを少しずつ考えているのだ。
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もしこれから同性カップルの養子制度や子供を設けることが出来るのであれば、何の問題もなくなるのだ!
やりたいって思う神社も増えてくると思うのだ。これからに期待しつつ、アライさん達も早々に整備できるよう頑張るのだ。
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おしまいなのだ!尻切れトンボなのは許して欲しいのだ〜!
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突然「穢れ」という概念について語り始めるのだ。内容が内容なので突然不快な表現が出てきてもご容赦して欲しいのだ。
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地鎮祭帰りの車内
アライ「先輩……」
先輩「お前も…気付いたか…」
ア&先「現場に神様置いてきた」
to be continued
#本当にあったアライさんの怖い話なのだ
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地鎮祭で降神の儀をやったのに昇神の儀をやらずに帰ってきちゃったのだ。
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バーでお酒飲んでいたら隣のお姉さんに「貴方絶対宗教にハマりそうな顔してる!!!」って言われてお酒吹いたし話を聞いてたマスター(氏子)は笑い過ぎて呼吸困難になってたのだ。
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先日の境内摂末社前
偉そうな女性「これで神界への門が正常に開かれました」
若い女性「ほんとだ…雰囲気全然違う…」
若い女性2「すごい…」
影で見ていたアライさん「(物騒なもん開かんどいて…)」