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夏祭りの季節なのだ。今年は屋台が出ないけど、お祭りの日に必ずあるのは境内裏手でロマンス(柔らか表現)するカップルなのだ。喧騒から離れてしっぽりするのは青春なのだよね。
ただ、監視カメラがあるので神様だけでなく神職にも見えちゃうのだ…やめてねなのだ…
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アライさん、今まで一番ウソだろって思ったのは一畳のスペースで浦安の着付けを担当した時なのだ。
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『来る』宗教監修に神社庁の人間が入ってるから祭祀作法や装束がガチなのだ。
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神主、実際ウソやろ?みたいな激狭スペースで着替えねばならない場合があるのでこの描写はガチなのだ。 twitter.com/nicetack0517/s…
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赤ちゃんの泣き声は昔から生命力の証で魔除けとされていたり縁起が良いものとされているのだ。なので電車とかお店とかで泣いちゃってる赤ちゃんを見かけたら「良いもん見たな…」って思うと良いのだ。
※お母さんが困ってたら助けてあげましょう
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あ〜〜〜!!!漢字間違えてるのだ〜〜〜!!!正しくは跪踞(ききょ)なのだ!!!許して欲しいのだ!!!!!
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いいですか、ほんの僅かばかりの教養があれば、たとえ服を裏表間違えて着ていても「狐に化かされないためです」ともっともらしい顔をしてことなきを得ることができるのですだ。
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神社の社殿を立てようと思ったら、街中にポツンとあるようなお宮でも3億はかかるのだ。宮大工さんは専門職だし、多くいらっしゃるわけではないから、これが相場なのだ。木造社殿は大体二百年くらいで改修したり建て替えを行うのだ。台風地震でどっかしらやられるので、いざと言う時の貯金も必要なのだ
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鎮守の森は自然のものなのだ。だから、人間が維持管理をしないと、どんどん近隣を侵食していくのだ。街の中にある神社なんかは近隣に迷惑がかからないように定期的に枝打ちをするのだ。御神木たちが病気にかかることもあるし、倒壊する可能性もあるのだ。
規模にもよるけど年間50万はかかるのだ。
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神社を存続するのにお金がかからないと思っている方は多いのだ。昔からそのままあるのだから、何もしなくてもそのままあると思っているのかもなのだ。
実際は維持管理する人間やお金があるから残っているわけで…
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お宮参りのお父さん。一緒に来たお姉ちゃんのクマのぬいぐるみを抱っこしてて、祝詞とかお参りするときに一緒にクマさんも頭下げさせてあげててすごく可愛かったのだ。
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本日は七夕なのだ!元々は乞巧奠(きこうでん)と言う中国のお祭りなのだ。
元来この日は夕方から夜にかけて7本の針にいろんな色の糸を通して手芸上達を祈る日なのだ。
日本に入ってきてからは7/15あたりに行われる棚機(お盆)と合わさり「七夕」とかいて「たなばた」と読ませるようになったのだ。
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呪術的思考(魔術的思考)と言うものがあるのだ。
これは因果関係が説明できないものに原因を求める思考のことを言うのだ。例えば祈りや呪い、雨乞いや生贄など、現代科学では説明つかないが実際に効果があるとされたものを「何故そうなったのか?」と理由付けしようとする心の働きなのだ。
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予祝(よしゅく)、という行為があるのだ。これはまだ起こってない事象を予めお祝いし、神様に恵みを約束してもらう行為なのだ。
春祭りを盛大に祝うのは、秋の収穫を予めお祝いしておいて、神様に「お祝いされたし、やっとかないとな…」って思ってもらいお恵みを貰うためのものだったりするのだ。
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幽霊関係、神社はお寺が専門だと思ってるし、お寺は神社が専門だと思ってるのだ。
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祈願関係で今まで一番焦ったことは、祝詞が破れかけたことでもなく、足がつりそうになった事でもなく、社殿内で初宮のお父さんが書いた申し込み用紙の名前確認をした際にお母さんの名前を呼んだら、当のお母さんが「…えっ、違う」って言い出した時なのだ。ご神前で修羅場が始まるかと思ったのだ。
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宗教法人、なぜか全てが非課税だと思われているけど実際はバリバリ確定申告してるのだ。地方税とかも払ってるのだ…
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前職場で例祭当日朝3:00に先輩待ちしてた時、手持ち無沙汰だったから式場のピアノ勝手に弾いてたら警備員さんにめちゃくそビビられたことがあったのだ。今突然思い出したのだ。
怖かったろうな…白装束で激しく猫踏んじゃった弾く人影…
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お化けの季節は夏!と思いきや、心霊相談が一番多いのが実は3、4月の春なのだ。境内に不審者が現れるのもだいたいこの季節なのだ。
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ネット上の怖い話、お説教神主沢山出てくるけど、アライさんは謎の儀式とか1ミリも知らないし幽霊とかめちゃくちゃ怖いので、社務所に禁足地帰りのやんちゃボーイが「助けて!」ってやってきても、泣きじゃくりながら居留守する自信があるのだ。
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この様なご時世だからこそ神仏が心の支えになる事もあると思うのだ。でも、それで外出して病気したら本末転倒なのだ。
離れていても見ていてくれて、気にかけてくださる存在があるのだから、焦らず無理せず、お家でゆっくり祈るのだ。