Ozawa Kenji 小沢健二(@iamOzawaKenji)さんの人気ツイート(古い順)

101
パリパリ海苔のおにぎりの包装、赤い線を持ってむきだす時は「日本のデザイン、スマートだなー」と感動しながらむくのだが、裏に行くと白紙のステッカーがべったり貼ってあって、スマードデザインを「製造者責任、決まりだろ!」と台無しにするお役所的な日本が迎えうつ。ゴミは変な形に。
102
今の僕の作品の中には、子どもが持つ、来たる時のイメージがあって、それを絵にする時、モデルさんなど人様の子をお借りするのか、自前のにするか。色んな考え方がある。僕の場合は、それこそ宇宙の中で、これが正解だといいな、と願ってやっているだけ。でも、良いMVだなーと思います。近日公開へ。
103
小松真弓監督の案を聞いて最初に思ったのは、中南米のマジックリアリズム小説とかの、非白人的な感覚。日本人にとっては割と日常の、多数神の感覚。 例えば、カウンター越しの絵は、誰の視点? 地球儀に入っていくのは、何者? そして、それは説明するべきもの? という、非欧米な宇宙観。
104
トイレのサインに文句はないが、あのデザインは「女は赤が好きで、スカートを履くのが普通ですよね?男は青でズボンですよね?」と、さりげなく「普通」を設定する。赤もスカートも嫌いな女がいても。そういう風に、デザインは「普通」を静かに押しつける。デザインって、とても政治的。おもしろい。
105
自販機のコインの入れ口は右で、ボタンは左。「だって世の中右利き多いから、それでいいじゃん」と「多数派が常に勝ち」みたいなのも、国会のよう 笑。笑うところですが、「デザインって、めっちゃ政治的」はデザイン学の初歩で、みんなが知っていていいこと。そうやって見ると、発見があります。
106
マルチカラーの印刷や表示では、赤青黄のドットが人の目の中で混じって、色があるように錯覚する。見ている色は、本当には、そこにない。 僕らは毎日、「色の泥」を見ている。赤青黄の、泥。 右は、虫の粉。コチニールという虫を砕いた赤。この赤は、本当に、そこにある。 instagram.com/sokakkoii/
107
NGテイクは英語で「ブルーパー Blooper」と言う(NG takeでないのが意外 笑)。『彗星』ティーザー1「ドローン見ちゃダメ」はドローン見ちゃってて、ブルーパー。そしてこれもだ。 空  を   横    切     る 横切るな!
108
日本には時々「タメ口警察官」がいて、「ねぇねぇ何やってんの?」と市民にタメ口で話しかけるが、USではあり得ない。US警官は市民に最上級の敬語を使う。が、US警官はいきなり市民に銃をぶっ放すことでも有名。どっちがいい? タメ口だが銃撃たない警官と、敬語だがガンガン撃ってくる警官。
109
架空の生活。あったかもしれない、本当は今も、どこかにあるかもしれない、生活。記憶は少し曖昧で、むしろ、曖昧でなくてはならない。 (長いのでインスタ instagram.com/sokakkoii/ に書きました)
110
Netflixなどで1つの番組を何十回分も次々と没入して見るのを、Binge-watching(過視聴)と言う。そう、あなたを含むその行為の爆発的増加により流行語となった言葉だが、さらに最近は完全に先進国人の基本的生活行為となったため、略してただBingeビンジと言う。最近、何をビンジってますか?
111
新作の歌詞の中で、一番誇りに思っているのは「襖」という言葉を使えたこと。ふすま。めちゃめちゃお洒落なトラックにのせて、お届けします。「開けちゃいけない襖って、開けちゃうよね」というフレーズ。だって、開けちゃうよね? 開けない?
112
アルバムの最後の曲は、”薫る(労働と学業)”。「君が君の仕事をする時、偉大な宇宙は薫る」という歌詞。 仕事する人、好きだ。まだ、形のない、捉えられないものへ向けて。彗星MV、公開より先に、小松監督の絵コンテをお見せします。 作る。めちゃくちゃ必死に作る。偉大な宇宙は薫る。
113
上の歌詞の続きは 「あきらめることなく くり出される  毎日の技を見せつけてよ」 笑
114
2020は米語では大統領選、日本語では五輪。手垢のついた言葉だからこそ、歌詞にした。思惑や利権の轟く公的な2020とは別に、一人一人の私的な2020は静かに、確かに、やってくる。「そして時は2020、全力疾走してきたよね」と歌いに8日、Mステ行きます。作曲する少年少女たちに会うのも楽しみ。#彗星
115
天才バカリズムさんと完全フリートーク再び。コメントVに今を時めく女性を指名したら、Vでその方の口から僕の曲名が次々と。ふしぎな感じ。僕の曲は個人的な、小さな空間から生まれるのに。彼女が好きと言う曲は、そば屋の箸袋に書いて作ったのに。しかも今回の収録は、おそば屋さん。15日放送。良い。
116
メンバー紹介。11/8公開”彗星”フルMVは小松真弓監督と共に、24年来の友人のスタイル技師、白山春久氏の力が強。同日Mステ以降の僕のSo kakkoiiルックも 笑。撮影・重森豊太郎さん、照明・中須岳士さん、メイクUDAさん等々ヘビー級の撮影陣の仕事姿に打たれました。下総屋食堂、りーりー、挙名後日。
117
そしてハロウィーン爆弾、奥山由之監督、小山田孝司さん、川上智之さん、HIGASIXさん、HYOTAさん、magma、奥山大史さん、足立公平さん挙名後日ですがみんな、メッタクソなクールをありがとう。#ozkn #小沢健二 界隈、保存した? 消しますよ? 逃げますよ? ピンポンダッシュのように。彗星のように!
118
し ま っ た
119
親指アップは”thumb up(サムアップ)”、ダウンはサムダウン。承認と拒絶を意味する。このダブル親指アップは”two thumbs up(2サムズアップ)”で、言葉でも”2サムズアップ”と言えば「最高!」の意。ガキンチョはよく親指水平で「普通」とか、微妙に角度を狙って「普通よりちょっと下」とかもやる。
120
アルバム4曲目“失敗がいっぱい”は、Aメロで失敗を検証する。秘密をめぐる失敗。誤解をめぐる失敗。容姿をめぐる失敗。好奇心をめぐる失敗。人生の失敗の数々が、君の脳幹を凍らせるだろう。僕のもだよ、ツイッター列島。 だからこそ、大馬鹿なサビ、「涙に 滅ぼされちゃいけない」だ。
121
もうすぐ投下、アルバム“So kakkoii 宇宙”の8曲目、”高い塔”。 上方へ みちのくへ 海峡をこえて この聡明な 列島は続く 上方もみちのくも、それに見合う格好よさで言えたと思う。ここから9曲目”シナモン”、終曲”薫る”への繋がりは、気持ちいい。ぶち上げて終わる 笑
122
NYC男子とか南米男子だった自分は今もあって、そっちからの視点で日本を見ると、日本の全部が先住民族文明に見えたり、逆に大都会に見えたりする。うーん、伝わるかなぁ。笑 東京の街に孤独を捧げている 高い塔一つ ”高い塔”は、”天気読み”とか”天使たちのシーン”風かも。
123
新津保建秀さん撮影のこの写真。別の写真を全員で入念に企画し、撮ろうとしていたのだが、その作業の中で突然この写真が撮れて、現場がうわっとなった。 偶然を待たず、必然を起こそうと努力する中で、すばらしい偶然がやってくる。そういうことってない?
124
125
“Can I have おしぼり?”。今、朝食を食べているのだが、後ろの席のUS男子が言った。O-shi-bo-ri。彼はもう、紙ナプキンには帰れない。紙ナプキンで手がぬぐえるか。顔をガサガサ拭きたいか。進んだ文明、おしぼり文明に彼はいる。東京の朝、後ろの席から聞こえる、“Can I have おしぼり?”