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さっき長男が次男にナゾナゾを出していた。僕も前に出されたナゾナゾだが、答えは「フライパン」
7歳「パンはパンでも、食べられないパンは?」
3歳「落ちたパン」
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この人類史に残るめちゃくちゃな夏。どちらでこれを見ていますか? 書ける範囲で、あるいは暗喩で、暗号文でわかりにくく笑、教えてください。これは東京湾岸。
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いろいろと思うところがあるらしい、次男3歳。なにかブツブツ言っている。
3歳「毎日毎日……、くり返されるんだから……」
僕「へ? なにが?」
3歳「なんでも」
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英語は頻繁に「タイタニック号沈没事件」を比喩に使う。政治・経済の解説ではしょっちゅう「今はすでに船室に水が入った状態」「救命ボートに全員は乗せられない」「沈没中に演奏を続ける楽団状態」などと言う。トイレに沈んでいるうんちも「タイタニック」。英語のあちこちに巨船が沈んでいます。
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2010年代生まれの子たちは昭和がお好き。ナポリタン、駄菓子、ラムネ、昭和の歴史をマンガで読むのも楽しいらしい。7歳長男が言ってきた。「あのさ、100万円を『1ピーナッツ』って言ってたんだって、ロックンロール事件では」あれね、田中角栄のロックンロール事件。
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日本語の一人称は私、僕、俺、あたし、など多い。英語はI(アイ)だけ。だから英語で”I….”と話し出しても、その時点では文に意味はないが、日本語だと「私」「俺」など「I」を言った時点で、立場や人間関係があらわれ、文に意味が出る。これ、何十人の英語人に話したが、全員「Iだけで?」と震える。
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(実話です)「あ、あれね、コロナ『なべ』じゃなくて、コロナ『か』って読むんだよ」と、長男の誤読をただそうとした。すると7歳「ちがうんだよ、コロナ『なべ』。ギャグだよ。おもしろくない? てっちり鍋、みたいに『コロナ鍋』。人間のフィギュアを入れてグツグツ煮る」
暑いな、コロナ鍋の中…
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ブラック・ライブズ・マターと、数字ではないこと #NBA #NBARakuten
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次男4歳が、最強のウルトラマンを考えたそうだ。歴代ウルトラマンすべての特徴を兼ね備えた、その名は「ウルトラマン・ゼンブ」
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炭水化物をオカズに炭水化物を食べる(たこ焼きでご飯を食べる、とか)は日本の食の最高峰であり、極意。その極意を昇華した「焼きそばパン」はしかし、多くの外国人を驚かせる。オーマイゴッド、ヌードルがはさまったブレッド。
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朝、お弁当を作っていると7歳長男が「あのさ、ゼロと無限を習ったんだけどさ」と言ってくる。「はい」と僕。「ゼロも、実は無限じゃない? だって何もないんだよ? それって無限じゃん」
…ちょっと待ってね、今、だし巻き巻いてるからね!
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長男7歳が漢字の宿題をやりながら「横の棒が多すぎるー!」と言っている。何だろうと見たら、「書」。たしかに横の棒、8本もある。アルファベットの横の棒は3本までで「E」など。そんなの、回転させた「ヨ」か「山」じゃん。フォントつぶれて真っ黒だよ、「書」!
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長男7歳がお尻を押さえて「うーっ、もとさるが!」と痛がっている。「もとさる?」と僕。7歳「あの…、ほら、人間が猿の時にシッポだった骨が短くなった、あの骨。あれ、ぶつけた」
「あれ、もとさるって言うか?」と僕。「言わないけど…」と7歳、尻を押さえていた。
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今日のこの高い空はどうでしょう。「空に高さなどない!」と、かたいことは言わず。
夏から秋へと空は高く
はっきりと今僕にはわかる
僕はあなたに会えたことを
ずっと幸せに思うはず
自作ですが、あらためて。
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高橋一生さんが昨夜Mステで『春にして君を想う』。超巨星ラッパー・故Dev Largeさんは「子どものように甘えたいのだ」が「子どものように甘えたい」のに「のだ」と威張っていて好き、と言っていた。youtube.com/watch?v=Fi3nn1…
君は少し化粧をして
僕のために泣くのだろうな
そんなことがたまらないのだ
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ウォント(Want)「欲しい」は、実は「足りない・欠如」の意味でもあり、元々はそっち。いわば「プラスが欲しい」というより「マイナスを埋めて欲しい」
つまりアイウォンチューは「俺の人生にお前を足したい」ではなく「俺の人生にはお前が足りない」。燃えるでしょう? 足りないのだよ、オマエガッ!
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「ちょっと風邪」
気楽に云えた
遠い日よ
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あぁ、お弁当は誰のために作るのだろう
ガキンチョどものため
級友や先生、世間さまの圧力のため
毎日続ける自分のため
お世話になっているお弁当文化に納税をするように
お弁当DNAをかかえて走っていくリレーのランナーの一人として
…
とか考える余裕も、平日はない。今日は土曜日、お弁当も休戦。
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こんな話が今ありました。ハロウィーン。
7歳長男、やってきて言う。
7歳「あのさ、第一次世界大戦ってさ」
僕「うん」
7歳「その時はただ、『世界大戦』って言ったんじゃないの? 知らないから。第二があるのを」