イスラエルで、感染者1人が何人に感染させるかを表す実効再生産数(R)が再び「1.0」に戻ってしまった。 10日前時点の数字なので現状は分からないが、ワクチン接種と感染拡大(主に変異株)のせめぎ合いが続いている。日曜からのロックダウン解除がどう影響するか。
エルサレムで、99歳で亡くなったラビ(ユダヤ教の宗教指導者)の葬儀に数千人が集まっている。警察が止めようとしているが…。 ラビ自身も3ヶ月前に新型コロナに感染していたという。
イスラエルで、ロックダウンに従わない一部の超正統派ユダヤ教徒と警察との間の衝突が激化している。 ユダヤの学校を開けるかどうかなどをめぐって対立。警官が拳銃を威嚇発砲するケースまで。(@ブネイブラク)
これはひどい…。エルサレムの路面電車の窓が破られ、黒塗りに。 超正統派ユダヤ教徒によるロックダウンへの抗議運動だという。もはや暴動に発展している。
イスラエルのワクチン接種は「モデル国」として世界に参考になるはずなので、注目が集まるのは嬉しい限り。ぜひ正しい分析を伝えていきたい。 たとえば、効果を示す最新の報告はこちら👇 twitter.com/takano_r/statu…
ワクチン効果でイスラエルの感染が収束していると結論づけるのは、正確さに欠けるところがあります。 イスラエルでは数週間にわたり厳しいロックダウンを敷いており、その効果もかなり大きいはず。ワクチン効果に絞った研究報告は別にあり、ぜひそちらに着目して欲しい。 twitter.com/m_kumagai/stat…
普段は「ガザ地区っぽい写真」ばかり多く報じられるので、あまり見ることのない一面も。 こちらは「Care4」というガザ中心部のスーパー。特にお金持ち専用ではなく、価格は普通。洗練されすぎていて「ここ、ガザ?」と最初は驚いた。
イスラエルで、ワクチン接種の効果について速報値。 ■接種後に新型コロナへの感染率が低下 グラフ緑:接種を受けた人の23日目(2度目の接種から2日目)=6.3% グラフ青:国民平均=18.1% 接種を受けた人は入院率(グラフ黄)も下がっている。 調査対象は12/19~24に接種を受けた60歳以上の約5万人。
ワクチン接種が進むイスラエルで、その効果を示唆する研究結果。1回目のワクチン(米ファイザー)接種から14日後には、新型コロナへの感染率が33%減ったという。 接種を進めるClalitの研究。「接種済み」と「未接種」の20万人(60歳以上)ずつのグループを比較。まだ接種1回目の効果を検証した段階。 twitter.com/Nadav_Eyal/sta…
イスラエル中部のネタニヤに今日オープンしたワクチン接種センターを取材してきました。 18個のブースが並び、中には看護師が2人ずつ。予約済みの高齢者たちが次々とが訪れ、接種を受けていく。この効率の良さこそが、イスラエルが接種率で世界トップを走る理由。
新型コロナのワクチンに「豚由来のゼラチン」が使われている場合、イスラム教のハラーム(禁忌)にあたるのかが論争になっている。 エジプトでは「禁忌にあたらない」との見解が出された。化学処理でゼラチンが細かいペプチドに分解されたら問題なくなるらしい。 english.ahram.org.eg/News/397380.as…
では、同じく豚を禁じているユダヤ教では? イスラエルのラビ(宗教指導者)によると、「口から食べるのはダメだが、注射ならOK。特に病気に関することなので問題ない」とのこと。 なるほど。色々な解釈の方法があるものだ。 haaretz.com/world-news/con…
この「スマホ監視」は、以前から公安機関が「テロ対策」に限って使っていた携帯の位置情報や通信記録を「感染症対策」にも使えるようにしたという経緯。期間限定の緊急措置。 来年1月20日にはほぼ終了する予定だけれど、感染が広がれば延長されることも…。 haaretz.com/israel-news/.p…
あれから1日、本人への隔離命令は取り消されたそうです。 車に1人でいたことを電話で伝えると、「周りの車に感染者がいたのかもしれませんね」と。気が抜けるほどあっさり。 どうやら精度には限界があることを前提に、広く網をかけて間違っていたら取り消すという運用をしているようだ。
ちなみに、本人は当時ひとりで車を運転していたらしく、保健省に電話して取り消しを求めるとのこと。 位置情報には限界があり、例えば渋滞中に隣の車にいたーーとかだったかもしれない。誤った隔離指示が送られるという問題は前から指摘されている。取り消しが認められることも結構ある。
イスラエルの知人に昨日、「火曜の午後5〜6時に感染者と接触していましたね。隔離を」と保健省から電話があったという。接触確認アプリも入れていないので、公安機関によってスマホの位置情報を追跡されているということ。本当にあるんだなと実感。
この時期、イスラエルのスーパーに行くと柿が大量に並んでる。柿ってなんとなく日本の果物だと思っていたので、イスラエルで名産だと知って驚き。
イスラエルからUAEに電話がつながった! これまで、ドバイ支局の同僚とは電話ができないので不便で仕方ありませんでした。これが国交正常化ということか。実感。
レバノンの爆発。あの瞬間の動画を撮っていた人は、やっぱりこれだけの怪我を負っていたのか。全身の傷が痛々しい。 そして、彼の言葉が…。 「死んでいく人を見ても、もう何も感じないし、涙も出ない」 twitter.com/afpbbcom/statu…
イスラエルによるパレスチナ併合を止めたーー。UAEとの国交正常化をこう評価すると、本質を見誤るかも。 すでに併合は実現できる見通しが乏しく、むしろ振り上げた拳を下ろせなくなっていたのが実情。結局、パレスチナが湾岸諸国に見限られたという見方の方がしっくりくる。 brook.gs/30R0WNW
イスラエルと東京都の第2波の動きがそっくりという話をしたけれど、決定的に違うのが重症者の数。 イスラエルでは感染者の増加につられて、重症者も急増。一方の東京は、いまのところ重症者数は減り続け、現在8人。 これから増える?それとも、東アジアの国々は重症化しづらい? twitter.com/takano_r/statu…
にしても、ここまでキレイに第2波が起きてしまった国って他にあるのだろうか。こちらがイスラエルのたどってきた経過です。 3~4月 第1波で16,000人が感染 5月 1日あたりの感染者が10人以下に→経済再開 6~7月 第2波で23,000人が感染
イスラエル最大の病院で、新型コロナのICUを取材しました。 紛争地の国は違うな、という一言に尽きるのですが、ピークを乗り越えたばかりなのに、もう第2波に向けて本気で準備をしているあたりは、危機管理の意識が染みついているのだなと改めて感心します。 asahi.com/articles/ASN5G…
ひさしぶりに嘆きの壁に行き、その変わりように驚き。 パーティションで区切られ、1区画に15人まで。 進んでいくと、「3番ブースにどうぞ」と祈る場所を指定される。マスクなしでは入場禁止。「ちゃんと鼻まで覆って」と見回りの人に注意される。 これがユダヤ版の「新しい日常」か。
こちらの動画、つらい内容ですがご覧いただけたらと思います。 イスラエルの病院で、新型コロナの患者と家族に「最期の別れ」の機会を与える試みが広まっています。 youtu.be/tUnvB7GvhGI