米国防総省会見7 【東部ドンバス情勢】 ・ドンバス地方では多くの町村を奪取するためのロシア軍の動きが活発化 ・北はイジュームから南下、南はマリウポリから北上して、ドンバス地方を孤立させる狙い ・ドンバスの兵力増強を試みる動きもある
米国防総省会見6 【戦況全般】 ・ロシア軍の侵攻自体が失敗に終わったとは言えない。爆撃が続き、人々が亡くなっている ・ただ、主要都市はどこも攻略できていない ・一度制圧したヘルソンやベルジャンスクでも反撃を受けている ・ロシア軍が成し遂げたのは、都市の破壊と人々の犠牲のみ
米国防総省会見5 【停戦協議】 ・ロシアとウクライナの協議を先取りして話すことはしない ・どう決着させるかは両国の間の問題で、米国が指図することではない ・ウクライナから全ロシア軍が引き上げれば、ロシアを信じることができる ・(米国がウクライナに安全保障を提供できるのか?)明言せず
米国防総省会見4 【ロシアの狙い】 ・プーチン氏の目的はドンバス地方の攻略にとどまらない ・ロシア国防省の(「東部に集中する」という)発言は、目標をずらし、苦戦を取り繕う試みかもしれない ・だがロシアの次の行動をジャッジするにはまだ早すぎる
米国防総省会見2 【キエフ撤退の動き?】 ・再配置を受け、ほかの地域での大規模な攻撃に備える必要がある ・一方で、キエフへの脅威が去ったわけでもない ・ロシア軍はキエフ攻略に失敗したが、今日もキエフに向けた空爆が確認されている ・キエフ周辺には戦力の大半がまだ残っている
米国防総省会見3 【ロシアの狙い】 ・国内向けには「ドンバスの解放」が目的だと主張するが、実際には政権転覆とウクライナの大部分の占領が目的だった ・なかでもキエフ攻略は主要目標 ・キエフへの軍事攻撃を突然減らすという主張や、全軍を撤退させるという報道には、誰も騙されてはいけない
米国防総省会見1(カービー報道官) 【キエフ撤退の動き?】 ・本当の撤退ではなく、再配置だとみている ・ロシア軍がキエフから離れる小規模な動きがある ・キエフ周辺に集結した大隊戦術グループ(BTG)の一部が、北に向かう動き ・行き先は不明だが、ウクライナ国内のどこかに再配置するとみられる
ロシアが相互信頼のために攻撃を「劇的に減らす」という発言は本当か? あまりに異例な発言なので、1)ロシア軍の弱体化が著しすぎるのか、2)ロシアが本気で言っていないのかーー。 twitter.com/konrad_muzyka/…
5回目の停戦協議@イスタンブール。 ロシア代表団は協議後、同国が求めるウクライナの軍事的中立化をめぐって進展があったとし、ウクライナの首都キエフと北部チェルニヒウへの攻撃を「劇的に減らす」と述べた。双方が基本的な立場で歩み寄りを見せたのは初めて。 asahi.com/articles/ASQ3Y…
停戦協議に歩み寄りの気配がみられるなか、ロシア軍は実際にキエフ周辺から撤退し始めているという。2人の米高官がCNNに明かした。 短期的な再調整ではなく、苦戦を受けた戦略的な動きだとみている。空爆や砲撃でキエフに圧力はかけ続ける見込み。 edition.cnn.com/europe/live-ne…
米国防総省の戦況分析4 【航空戦】 ・ウクライナの防空システムが機能しているのは特筆すべきこと ・ロシア軍機は慎重で、ウクライナ上空に入るのは短時間のみ ・巡航ミサイルの大半はロシア・ウクライナ上空から発射されている ・ウクライナ西部において、支援物資輸送を阻害する動きはみられない
米国防総省の戦況分析2 【東部情勢】 ・イジュームからロシア軍が南下して徐々に前進 ・ドンバスを優先する動きの一環。狙いは、1)ドンバスのウクライナ軍を孤立させて他地域の防衛に回らせない、2)ドンバスを占領して交渉材料とする ・キエフ侵攻を止める戦略変更をした可能性はあるが、まだ不明
米国防総省の戦況分析3 【ほかの地域の情勢】 ・チェルニヒウ、ハリコフでは大きな変化なし ・マリウポリでは長距離爆撃や空爆が続くが、制圧には至らず ・ヘルソンはウクライナ軍が奪還に向け戦闘中 ・ミコライウに向けたロシア軍の前進はなし ・空、海に特段の動きなし
米国防総省の戦況分析1 【キエフ情勢】 ・ロシア地上軍は前進の意図をみせず ・北西方面は中心部まで15~20キロ地点、北東方面は55キロ地点にとどまる ・遠距離からの砲爆撃は続く ・スムイ南部の町トロスティアネツをウクライナ軍が奪還 ・イルピン奪還を市長が発表したが、確認はできず
続)演説の直前に、ウクライナから避難してきた人々に会っていたことで生まれた「道徳的な怒り」だったようだ。 避難所で幼い女の子に「お父さんと兄弟は大丈夫なの?また会える?」と言われたというエピソードを演説では明かしていた。
ワルシャワ演説での「この男が権力の座にとどまり続けてはいけない」発言について、バイデン大統領が真意を説明。 プーチン氏の残忍な行動に対する「道徳的な怒り(moral outrage)」を表現しただけで、体制転換を求めるような政策変更ではない。謝罪もしないと。
もしアゾフ大隊の拠点であるマリウポリを攻略すれば、「非ナチ化」に成功したとして「勝利宣言」のストーリーも作りやすい。 ちなみに、4月1日はロシア軍の新たな徴兵のタイミングで、長期戦に向けて現在の徴集兵を延長させるかどうかも焦点だという。 twitter.com/i/spaces/1eaJb…
「5月9日」はロシアにとって重要な対ドイツ戦の戦勝記念日。この日までにロシア軍が戦争を終わらせたがっているという話がある。 消耗戦の継続か、東部ドンバス占領をもって勝利とするか。専門家からは、この1カ月でロシアは「大きな決断を迫られる」との見方が出ている。 twitter.com/KyivIndependen…
イアン・ブレマー氏は、また異なる角度から。 「プーチンのような男が何千もの核弾頭、多くの天然資源を支配し、何百万人もの命を個人的に自由に操ることができる…。そんな世界は、変えなければならない」 twitter.com/ianbremmer/sta…
こんな指摘も。 「ロシアの体制転換が目的だと言いながら、そのためにウクライナ人だけに戦わせるのは道徳的に間違っている。 バイデン大統領は、ウクライナが戦争に勝つことを難しくしただけだ」 twitter.com/KoriSchake/sta…
続)「民主主義に根ざした、明るい未来を手に入れるのです。希望と光、良識と尊厳、自由と可能性のある未来を」 「この男(プーチン氏)が権力の座にとどまり続けてはいけないのです」
続)「ベルリンの壁を崩壊させたのは人々の力だった。ソ連は人々の力に耐えきれなかった」 「いま勇敢なウクライナの人々は、1人の独裁者の意志よりも、多くの人々の力の方が大きいということを我々にみせている。残虐行為によって、自由への意志が損なわれることはない」
続)「ロシア国民は私たちの敵ではありません」 「プーチンの侵略は、あなたがたロシア国民を世界から切り離してしまった。ロシアを19世紀に引き戻そうとしている。これは、あなた方の家族と子供たちにふさわしい未来ではありません」
続)「この戦争がロシアにとって、すでに戦略的に失敗していることは間違いない」 「実際、ロシアが意図していなかった結果を生んでいる。世界の民主主義国は活性化し、かつて我々が達成するのに何年もかかった結束が、数ヶ月のうちに生まれている」
続)「過去の専制主義者たちと同様に、プーチン氏は大胆にも『力が権利を生む』と信じている」 「しかしリンカーン元大統領は言った。『権利が力を生むと信じよう』と。再びその考えのもと、専制主義を阻止するために、民主主義国家の強さを実行に移そうではないか」