米国防総省の戦況分析3 【ロシア軍の戦力】 ・BTG(大隊戦術グループ)の規模は部隊によるが、800~1000人規模 ・ウクライナ侵攻のため、ロシア軍が集結した戦力は130BTG近く ・キーウ周辺から撤退したのは20BTGほど ・ウクライナ国内には80BGT以上が残っている ・ドンバス地方には30BTG以上が展開中
米国防総省の戦況分析2 【東部情勢】 ・ロシア軍の空爆は東部イジュームからドンバスにかけた地域に集中している ・マリウポリは孤立しているが、陥落せず。ウクライナ側が降伏したとの情報は事実ではない ・撤退した部隊の再配置に、ロシア軍は時間をかけるつもりはないだろう
米国防総省の戦況分析1 【キーウ情勢】 ・ロシア軍がキーウとチェルニヒウから完全撤退 ・ロシアとベラルーシ国内で再補給・装備中。ウクライナへの再配置はまだ ・キーウへの空爆は過去24時間で確認されていない ・地雷処理のため、ウクライナ軍が地域を奪還するのに時間がかかっている
米国防総省高官: ロシア軍はキーウとチェルニヒウから完全に撤退したとみている。すべてのロシア軍が去ったということだ
ブチャの路上で遺体で見つかった1人が、ロシア軍の装甲車に撃たれた瞬間とみられる動画。NYTが報じた。 自転車を押して歩く人物が交差点を曲がると、2台の装甲車が相次いで発砲し、煙が上がっている。 twitter.com/malachybrowne/…
続)元ソースにはもっと直接的に書かれていて、「将来の法廷で証言できなくするため、生き残る可能性のない戦線に投入する」と。あくまでウクライナ当局の見立て。 gur.gov.ua/en/content/ros…
ウクライナ軍情報総局は、ブチャに侵攻した部隊が、再びウクライナの「激戦地」に送られるとの見方を明らかにした。ブチャでの行動の「口封じ」の狙いもあるとみている。 asahi.com/articles/ASQ46…
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長。米議会で、ロシアを抑止できなかった理由について… 「ウクライナ侵攻は、長年のプーチン氏の目標だった。侵攻を防ぐには、米軍の関与を必要としただろう。ロシアとの武力紛争の危険があり、私はそれを助言しなかった」 asahi.com/articles/ASQ46…
続)この両者を分かりやすく比較検証したのが、NYTの記事。路上の遺体は先月半ばからあったことが判明し、「遺体が置かれたのはロシア軍が去った後だ」とするロシア側の主張は否定される。 nytimes.com/2022/04/04/wor…
続)ブチャで撮影された動画。見比べると、衛星写真でも同じ位置に遺体が写っていることがわかる。
キーウ近郊の町ブチャの衛星写真が公表された。 縦に走っている道路が、路上に多くの遺体が見つかった例の道。3月19日撮影だが、拡大すると遺体らしき影が確認できる。 image:@Maxar
サリバン米大統領補佐官の会見 ・ロシアは目的を軌道修正し、今後は東部に数万人の部隊を展開する見通し ・次の段階は、数カ月単位で長期化する恐れ ・ブチャでの民間人被害は偶然の出来事や個人による勝手な行動ではなく、ロシア軍の計画の一部だった考えている twitter.com/i/broadcasts/1…
米国防総省の戦況分析6 【ロシア軍の狙い】 ・プーチンの目的は明らかに、キーウを制圧してウクライナを政権交代させることだった。それは失敗した ・ただ、キーウが空から攻撃を受ける恐れはまだ残っている ・ドンバスを優先する動きは確かだが、プーチンの長期的なゴールは不明だ
米国防総省の戦況分析5 【ブチャでの民間人被害】 ・独自には確認できていないが、ウクライナによる報告を疑う理由はない ・戦争犯罪の捜査の対象となるべき ・組織的に命令を受けて実行したのかは不明 ・ロシア軍はこの戦争で残虐行為を続け、戦争犯罪を示す証拠も。ブチャでの件はその懸念を強める
米国防総省の戦況分析4 【航空戦】 ・航空優勢をめぐる争い続く ・ロシア空軍の出撃数は1日200回以上 ・侵攻開始以来のミサイル発射は1400発以上 ・空爆やミサイル攻撃の多くはイジュームやドンバスに集中 ・キーウへの攻撃は以前より減少している
米国防総省の戦況分析3 【南部情勢】 ・オデーサの燃料貯蔵施設への攻撃、狙いは不明 ・オデーサに侵攻する前兆なのか、防衛するウクライナ軍を釘付けにしたいのか ・黒海でのロシア海軍の動きはなく、上陸作戦の兆候はみられない
米国防総省の戦況分析1 【キーウ情勢】 ・キーウ北部・北西部に集結していた部隊(約20BTG)のうち3分の2は撤退。ベラルーシに向かい、一部は到着済 ・東部スーミ方面の部隊もロシアに戻る動き ・撤退した部隊は再補給・装備を受け、東部ドンバスに向かうとみられる。まだ実際の再配置の動きはない
米国防総省の戦況分析2 【東部情勢】 ・ハルキウ、イジューム周辺のロシア軍の態勢には変化なし ・ドンバスでは攻撃を強めている ・イジュームから南下し、ドンバス方面に向けて砲撃を強化する動き ・マリウポリでは激戦が続くが、制圧はまだ。マリウポリから北上し、ドンバスを孤立させる動きも
グラミー賞の授賞式に、ゼレンスキー大統領がビデオメッセージで登場。「静寂を音楽で満たしてほしい。真実を伝えて欲しい」と。 そして、ウクライナ出身の歌手らによる特別セッションへと続いた。
戦況マップをみても、この1日でキーウ周辺が劇的な変化を迎えたことがわかる
戦争研究所(ISW)の戦況リポート ・ウクライナはキーウでの戦いに勝利し、ロシア軍は撤退を完了させつつある ・撤退したロシア軍の一部は戦闘不能で、東部戦線などに復帰するには時間がかる見通し ・東部・南部ではロシア軍が支配地域を拡大。戦争は終わっておらず、情勢次第ではロシア有利の展開にも twitter.com/TheStudyofWar/…
2月27日、岸田首相が腹を括ってプーチン氏への制裁を決めた際の内幕を描いた記事。 ”当時はウクライナの首都キーウが数日内に陥落するとの見方も報じられ、首相には自民党議員から「ロシアが戦争に勝ったときにひどい目にあうぞ」と忠告も寄せられていた。首相は逡巡した…” asahi.com/articles/ASQ43…
ロシア軍のキーウ撤退後に残された現実を見ることができる2本の動画。 ともにBBCのジェレミー・ボウエン記者の報告。リンク先から日本語字幕で。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
続)2本目はブチャとホストメリから twitter.com/bbcnewsjapan/s…