足柄(個人の感想です)(@asigaranyanko)さんの人気ツイート(リツイート順)

ものすごい作業量でクラクラになっているのが現在の大学教員のほとんどだと思う。内部調整しながらオンライン授業化を引っ張る教職員は、土日なしで連絡を取り合っている。そんな時、外の人に「大学の先生は春休みが長くなっていいですね」と言われると、その場はにこやかに対応しても、内心は……
今回やったオンデマンド授業の採点が終わった。恐ろしい。例年に比べて格段に出来がいい。特にマメにコメントや質問した学生の、構造把握度や文章構成力が高い。私の授業は例年、一年生と二年生以上との差が大きい(二年生以上はあまり差がない)んだけど、今年はほとんど差がない。
ところで「あなたはそれなりに論文書いているようですが、その割には一般には全く知名度ないですよね。それって大学としてどうなんでしょうか」と外部理事に言われたのだが、なんなんこれ?クビにしてタレント教員雇いたいってこと?
昔、千歳空港の搭乗口で待ってた時、テレビで料理番組やってて「米は30分ほどうるかしておきましょう」と言った時、その場にいた修学旅行生が「ウルカス?」「ウルカスって何?」とざわついた。私には何が変なのか全くわからなかった。今も「うるかす」を各地で布教中。
ローズヴェルト、ローズベルト、ルーズベルト、まあ表記なんて教科書によっても違うし、そもそも英語の音を完全に日本語で表記できない以上どれも減点するほどじゃないよなあと思ってたけど、いま「ローズ・ウェルト」さんが出てきて私の寛容が試されている。
正直、モンカ様が「単位の実質化」だの「授業の質保証」だの「15回分の授業内容を明示してその通りにやれ」だの言ってなかったら、つまり80年代半ばくらいまでの大学だったら、授業はすべて休講、単位が欲しい人のみレポート書いて送れ、内容は自由、となって教員はめっちゃ楽だったよね。
マナー講師による謎マナー発言ばかり記憶に残っているので、私はマナーあれこれ言われても眉が唾でぐっしょり濡れてしまうだけだ。当然マナー講座なんか知らん。大学での勉強や大学生のうちにできる経験をもっと深めてほしいとしか言えん。それぞれの業界によってもマナーは違うだろうし。
大体がダイヤルQ2とかテレクラといった今の若い人はわからないだろうサービスのティッシュ。それに混じって北洋銀行の「新キャラクター」ほっくーの宣伝ティッシュも。調べてみたらほっくーが登場したのは2002年。テレクラのよりほっくーのティッシュの方が質が良かった。
20年前、私も同じことを言われたなあ。会議短くしたらどうですか?と言って今と同じように嫌われたし。まあ、あの人たちに嫌われてもなんとも思わない性格だからいいけど、傷つきやすい人たちは辛いだろうね。(嫌われても構わないがいつまでもネタにするくらい忘れない。)
「ひとりごちる」の話題を見てみたが、私的に一番ウケたのは一人でいいメシを食うことだと思ってたというやつ。このご時世だし、そのうちそっちの意味が優勢になるかもと楽しくなった。今日のお昼は何をひとりごちるかな。
うちの学生たちを見た限りだが、伸びる人にはパターンがある。最も大きな特徴は「疑問点を口に出す」ところ。小テストやミニレポートをこなすだけに終わらず、「これってどうなってるんですか?」「ここ変じゃないですか?」と言える人。これができる学生の特徴を分析すると、なるほど伸びるなと思う。
そういう経団連の人たちは、採用時にコミュ力体力従順性ばかり評価して、金も出さないくせに自分たちに都合良く育成させようとして、社内での新しい提案をマメに拾うこともせず、既卒や転職組を積極的に採用せず。大学は八つ当たり用のサンドバッグじゃないんだよ。 twitter.com/news24ntv/stat…
非常勤依存率の高い大学の中には、来年度の授業動向次第では、非常勤講師に逃げられてカリキュラムが成り立たなくなるところが出てくるかもしれない。非常勤講師に低賃金で無茶押しつけすぎている。これも大学のコストカット(専任を雇うと金がかかるから)が原因だけど、授業料上げるのは難しい。
ていうか誰だよ1年生にこんなこと吹き込んだやつ。親か?高校か?大学の誰かか?まだ大学のキャリアセンターにだってほとんど行ってないだろうに。
科研費や研究費から懇親会費計上しようとしたら研究に無関係且つ無駄と突っぱねられるが、この記事添付したら通るかな。(無理) 「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」自民党の二階幹事長、大人数会食批判に反論 jiji.com/jc/article?k=2…
ゼミでは配布資料を最低限にしてノートを取らせる。ノートを準備する発想が学生になかったので、A5ノートを買い与えた。前期半分過ぎた今、自分のノートをもとにあれこれ議論してもらったところ「ノートって便利ですね。何週間か前の内容も一目でわかります。前の配布資料は持ってこないものなので。」
COVID19もあと6-7年くらいで市中感染症のひとつになるんだろう。いま私の中で市中感染症になるまでの社会的プロセスがどういうものになるかが熱い。公衆衛生史をやっている者にとっては毎日がフィールドワーク。
必要な単位と実習をクリアしたら大学は教員免許を出せる。学生としては飲み込みの早い、比較的おとなしめの子だった。働く姿を想像しても問題がありそうに思えなかった。高校から指摘が来た時はみんな驚いた。あの人は今どうしているのだろう。
批判=悪口と思っている学生が多いので批判の仕方を教えるのに苦労する。批判という言葉を使わずに方法だけを示す(どんなバイアスが存在しているか、どんな論点が欠けているか、どう構成したらもっと良くなるか)と学生は上手くやるが、「今のは良い批判でしたね」と口を滑らすと皆凍りついてしまう。
大学もそうなのだ。他の学生の作業を見たり、他の学生に説明してもらったりして、理解していくことが多い。教員の解説だけで理解できる学生はそう多くない。大教室の講義だと友達同士固まって座るから、そのクラスタごとに理解度がまるで違う。あるクラスタは全員優、違うクラスタは全員不可のことも。 twitter.com/kw_mtl/status/…
弊学だけかもしれないけど、学生がノートを取らなくなってる。細かく説明したハンドアウトを配るのが当たり前になっているので、学生はそれに書き込みしたり下線を引いたりする程度。知識の伝達という意味では学生は満足するし、教員にはアリバイになる。しかし試験の記述レベルはむしろ下がっている。
いま読んでるスペイン風邪の史料より。 ロックフェラー財団国際保健委「体調不良者を広い兵舎でまとめて寝かせるな。観察と治療に便利?ふざけるな続々と肺炎起こしてる、これ伝染ってるよ」 陸軍「断る」 ロックフェラー「せめて大学生だけは。彼らの知識は社会に必要」 陸軍「だが断る」
来年度の時間割や授業開講形態の調整が進んでいる。その過程で恐れていたことが発生。対面授業を回避したい人、オンライン授業を回避したい人がそれぞれ退職を申し出てきている。時間割担当発狂中。例年この時期は公募はそれほど多くないものだが、今年はいつもより出てくる。うちも出るよ完全公募。
GHQが保健所網を整備して専門知識を持つスタッフを配置して母子保健を中心に保健業務を充実させようとしたが、保健師や助産師の専門性を引き上げる試みを日本文化に合わないとギリギリまで否定し、彼女たち現場の滅私奉公的頑張りだけを称揚してきた姿って、昔話として片付けられないものがある。
こういう話をすると、一昨年までの学生は「昔は大変だったんですねー現代に生まれて良かった〜」と言ったが、去年の学生は「……昔も今も変わりませんね。」