足柄(個人の感想です)(@asigaranyanko)さんの人気ツイート(新しい順)

論文書いててこれで最終段階となった時、こんな皆が知ってるようなこと書いて何の意味があるんだよと、全部消してしまいたくなりませんか。私はなります。実際には知らない人の方が圧倒的に多いんだけど、自分は何度も吟味してるから周知の事実のように思えて。
電車ですぐ隣に座っている高校生集団が世帯収入の話をしていて「年収6000万?それって大学教授クラスだろ」と言い出したので、情報の訂正をしたくてたまらない。
いま読んでるスペイン風邪の史料より。 ロックフェラー財団国際保健委「体調不良者を広い兵舎でまとめて寝かせるな。観察と治療に便利?ふざけるな続々と肺炎起こしてる、これ伝染ってるよ」 陸軍「断る」 ロックフェラー「せめて大学生だけは。彼らの知識は社会に必要」 陸軍「だが断る」
COVID19もあと6-7年くらいで市中感染症のひとつになるんだろう。いま私の中で市中感染症になるまでの社会的プロセスがどういうものになるかが熱い。公衆衛生史をやっている者にとっては毎日がフィールドワーク。
GHQが保健所網を整備して専門知識を持つスタッフを配置して母子保健を中心に保健業務を充実させようとしたが、保健師や助産師の専門性を引き上げる試みを日本文化に合わないとギリギリまで否定し、彼女たち現場の滅私奉公的頑張りだけを称揚してきた姿って、昔話として片付けられないものがある。
批判=悪口と思っている学生が多いので批判の仕方を教えるのに苦労する。批判という言葉を使わずに方法だけを示す(どんなバイアスが存在しているか、どんな論点が欠けているか、どう構成したらもっと良くなるか)と学生は上手くやるが、「今のは良い批判でしたね」と口を滑らすと皆凍りついてしまう。
「ひとりごちる」の話題を見てみたが、私的に一番ウケたのは一人でいいメシを食うことだと思ってたというやつ。このご時世だし、そのうちそっちの意味が優勢になるかもと楽しくなった。今日のお昼は何をひとりごちるかな。
こういう話をすると、一昨年までの学生は「昔は大変だったんですねー現代に生まれて良かった〜」と言ったが、去年の学生は「……昔も今も変わりませんね。」
ノースカロライナの天然痘流行の後日談。種痘を適切に施せない医者が続出したので医師免許試験を難しくしたが、すでに開業している医者の再教育には政治的に踏み込めず、結局は大幅な改善には至らず。その他、住民が古くからの馴染みの医者を信頼して、最新の教育を受けた医者を追い出したり。
ちなみにいま上げたのは現代ではなく20世紀初頭の話。でも今でも形は違えど似たようなことはあるよね。
いろいろな噂が出回った結果、ワクチン接種に出かけた医者が糞尿をぶちまけられたとか、学校で集団接種しようとしたら親が子供を学校から引き上げさせたとか。結局ワクチンを打たせるには強制接種しかなく、そのために誰がいつ打ったかの記録をきっちり取るようになり。しかしその記録の保管に失敗し。
ノースカロライナの天然痘流行を追っかけていると、ワクチン打つにもいろいろな配慮ポイントがあり、それをクリアするのが本当に大変。変質させずに集めて保管して配布しても、医者が扱い間違ってダメにしたとか。無事に接種まで行きついても子供だと患部をかき壊して別の菌に感染するとか。
公衆衛生史を研究していてつくづく思うが、一旦パンデミックが発生したら、ウィルス様の気が済むまで人間は頭を低くしてやり過ごすことしかできない。ワクチンは万能じゃないし、人の行動は制御しきれないし、環境も組織もすぐには変わらないし。そして過ぎ去った後に残るのは強化された管理。
そんな情報はネットですぐ調べられるのにどうして当時の人は調べなかったのですか?と学生に問われ遠い目になる案件続出。1980年代には君達のイメージするような「ネット」は存在しなかったんだよ。これって総合的な「歴史の授業」の問題なのか、それとも過去の事象に対する想像力の問題なのか。
1950年代に新型コロナが流行っていたらどうなったと思いますかと学生が。国民皆保険システムができてないから国民の過半数は病院に行かず、診断システムがないから今年の風邪はひどいねーで終わり、高齢化が進んでないから重症になる率が下がり、ワクチンが作られることはなかっただろうと答えた。
科研費や研究費から懇親会費計上しようとしたら研究に無関係且つ無駄と突っぱねられるが、この記事添付したら通るかな。(無理) 「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」自民党の二階幹事長、大人数会食批判に反論 jiji.com/jc/article?k=2…
そういう経団連の人たちは、採用時にコミュ力体力従順性ばかり評価して、金も出さないくせに自分たちに都合良く育成させようとして、社内での新しい提案をマメに拾うこともせず、既卒や転職組を積極的に採用せず。大学は八つ当たり用のサンドバッグじゃないんだよ。 twitter.com/news24ntv/stat…
来年度の時間割や授業開講形態の調整が進んでいる。その過程で恐れていたことが発生。対面授業を回避したい人、オンライン授業を回避したい人がそれぞれ退職を申し出てきている。時間割担当発狂中。例年この時期は公募はそれほど多くないものだが、今年はいつもより出てくる。うちも出るよ完全公募。
今回やったオンデマンド授業の採点が終わった。恐ろしい。例年に比べて格段に出来がいい。特にマメにコメントや質問した学生の、構造把握度や文章構成力が高い。私の授業は例年、一年生と二年生以上との差が大きい(二年生以上はあまり差がない)んだけど、今年はほとんど差がない。
ローズヴェルト、ローズベルト、ルーズベルト、まあ表記なんて教科書によっても違うし、そもそも英語の音を完全に日本語で表記できない以上どれも減点するほどじゃないよなあと思ってたけど、いま「ローズ・ウェルト」さんが出てきて私の寛容が試されている。
キムカン先生と同年代の私、大学でそこそこ勉強してたら、他大学に進学した友達に「なんでそんなに勉強することあるのさバカじゃねーの」と言われて涙目になった。勉強カルチャーの浸透してる大学は多分少なかった。だから同年代の連中は大学とは遊ぶ所と今でも思ってて、無駄だ潰せとすぐ言ってくる。 twitter.com/kankimura/stat…
マニュアル作りに奔走した私に痛いツイート。そうですよわからないものを無理に使わせてますよしかもマニュアル送ってこれを読めと言いましたよ。既存のものではなく教員がどう反応するかを考慮しながら作ったつもりですよ。マニュアル読みたくないから個人的に教えろメールが山のように来たがな。 twitter.com/oxomckoe/statu…
非常勤依存率の高い大学の中には、来年度の授業動向次第では、非常勤講師に逃げられてカリキュラムが成り立たなくなるところが出てくるかもしれない。非常勤講師に低賃金で無茶押しつけすぎている。これも大学のコストカット(専任を雇うと金がかかるから)が原因だけど、授業料上げるのは難しい。
zoomゼミの最後に学生が「後期は対面ですよね、早く大学に行きたいです」と発言、そしたら私も私も状態。「まだ決定じゃないけど、後期も一部オンラインが残りそう、むしろオンラインの方が多くなるかも」と言ったら非難轟々。目の赤い学生、パソコンを開いたら脱力する涙が出る、とも。ストレスだ。
共感を求めているだけという意見も見るけど、リアルでの共感の場が機能していない今、このハッシュタグはもやもやした気持ちを言葉にする機能を果たしている。Gotoが始まりそうで、各種イベントも配慮しつつ再開しているのに、大学生だけ何故というのはわかりすぎる。 #大学生の日常も大事だ