一色登希彦(@ishikitokihiko)さんの人気ツイート(古い順)

76
「ファシズム」の怖い点って、 「それファシズム」と指摘すると 「うわファシズム呼ばわり!許されない!謝れ!」とファシスト側がイキることができる点で、近代社会に生きる人の論理と感情の未成熟に巧みに付け込むウィルスみたいな思想であるとこなんだよ。 これ立憲が迂闊に謝ったらかなりヤバい。 twitter.com/kyodo_official…
77
てか、どの関連報道を見ても伊藤さんの顔写真は出しまくってて、山口(さん(←忖度))の顔写真はいっさい見かけない。 結局この時点で圧倒的な「不均衡」が続いていることを、誰か、ちゃんと言い募ってくださいよ。 twitter.com/ishikitokihiko…
78
菅直人。 厚労大臣薬害謝罪、311東電乗り込み依頼の格好良さ。 当たり前なんだけど政治家はこれが最低限の標準であってほしい。 それへの評価は有権者がするから。
79
ファクトチェック以前に、そもそも、「ノーヘル」で「無免許」なら、警察官が殺傷力のある警棒で殴打して市民を失明させていいのかよ、という、根本の話があるわけ。 twitter.com/theokinawatime…
80
こういうことが起きてしまってる時点で、「ロシア非難・ウクライナ支持」の「ブーム」に加担したくないと思うんだよ。 関東大震災後の朝鮮人虐殺と同根。 国家と国民、属性と個人、それらはまったく別レイヤーなのだという知見が共有されない限り、「お前〇〇人だな、殺されて当然だ」が横行する。 twitter.com/mwiwai/status/…
81
誰もが知っているみたいな感じでいつも紹介しちゃうけど、『石の花』という作品を知らない人もいるだろうから主観的に紹介しておくと、坂口尚さんが描いた、第二次世界大戦時のユーゴスラビアを舞台にした漫画です。作家も作品も、自分としては日本の漫画史上で替えが効かない「特異点」のように思う。
82
圧倒的な画力で戦争を活写しながら(恐ろしいことに、悲惨なのだが読んで胸躍る)、「正義の不在」と「ナチスとファシズムだけを絶対悪と決めつけてそれで終わりで良いのか(俺翻意)」という問いを通奏低音に配しながら、全体の構成は「物語」ではなく「詩」になっているという奇跡のような作品です。
83
冷戦崩壊後のユーゴ紛争でユーゴスラビアという国がこの世からなくなる前、まだ冷戦時代、その末期に描かれていた…というのも、ものすごい。 個人的には世界に対するものの見方に決定的な影響をもらった作品で、数多の作り手受け手に強烈なインパクトを与えた作品です。 未読で興味あったらどうぞ。
84
青騎士コミックス『石の花』1巻試し読み|青騎士 @aokishimanga #note note.com/aokishi/n/n6e8…
85
「戦争だとしてもそれだけはやめときましょうや」という儚い決め事が次々に反故にされていくたびに、地球上に元々きわめて希薄にしか存在していない「奇跡的に人が安心して人でいられる領域」がガリガリに削り取られていく、その無惨さを見せられている。 twitter.com/afpbbcom/statu…
86
11年前、あれだけの天災とそれに続く未曾有の人災が起きたのに、ウチの国の社会は、結局何もせずに何も変わらなかった。 何十基もある原発を即刻廃することもしなかったし、代替エネルギーを模索しながら別の新しい社会に替えようともしなかった。 また同じことが起きて同じように途方に暮れてる。
87
やっぱりいちばん大きな「言葉の崩壊」のひとつは、 「爆発のような事象が起きたけど、放射能漏れは否定しないけど、でも、ただちに健康に影響はないっす」 だった。 あれ聞かされて、みんな一気に、「あ、みんなでもう言葉尻合わせて現実を歪曲していくしかないんだな」と諦めたんだと思う。
88
やっぱりこんな国の原発はあの時を境にキッチリ止めて全廃しなければならなかった。 ただでさえ高齢化と人口が激減し始める社会のメンテとリデザインに全力を注がなければならないタイミングだった。 オリンピックみたいな面倒な集金システムの祭りの神輿の担ぎ手を名乗る余力はなかった。
89
「停電のおそれのチラつかせ」 なぜ再び今?とも思うけど、11年間何も変わらなかったな。 原発が全方位でアウトなのは言うに及ばずで、湯を沸かす発電なら火力に依るしかないし、水力さらに地熱を探るべきだった。 太陽光風力小水力は「蓄電」とセットのインフラなのだとの共通理解も進まなかった。
90
エイプリルフール、この10年ほど、「ホント1年じゅう間に合ってるんで要りません、帰ってください」感が続いてる。
91
「ここ25年間で年間所得が百数十万円減っているという衝撃の分析を示しました。」 「なぜ賃金は上がらないのでしょうか。」 / ・・・なぜ25年も経って、初めてようやく気づいた、みたいな言いっぷりなのでしょうか? twitter.com/mainichi/statu…
92
「表現の自由をおびやかすな」という怒りと主張はこういう事に向けられるものであって、やはり商行為のゾーニングの立て付けのせめぎ合いの議論(それはそれで勿論重要なことですけど)なんかにその御旗を掲げて乗り込んで行くのは全方位に筋悪だと、あらためて思いました。 twitter.com/fuku_tetsu/sta…
93
どんどん、誰も、「何があっても驚かな」くなってきてませんか。 電気・ガス料金、7月も値上げへ 1年で1~3割上昇、過去最高水準:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ5W… #
94
飲食やってると(他の業界もそうかな?)この1年ばかり、食材や光熱費がかつてないレベルの異様な値上がりをしている、そして今後も上がり続けていくことに驚くんだけど、いつも書くけど、それ以上に驚くのは、そのことに驚いたり怒ったりする人が減っていて、どんどん「慣れていってる」んですよね。 twitter.com/kitsunekirin/s…
95
「値上がりの急カーブ」に掛け算をするみたいに、「慣らされ度合い」のカーブがさらに急で、そのことのほうが僕はよりおそろしいと感じる。
96
「政治的なこと(は話題にしない(ほうがいい))」 「政治的なこと」っていう言葉がまとわされている「言外のルール」の悪質さは単純なんだけど根深い。 言わないほうがいいこと・考えちゃいけないこと・シロウトが口を挟んじゃいけないこと、の象徴みたいな扱いになってる。 いつからだろうね? twitter.com/hentonacyoyu/s…
97
たぶん、直近で確認できそうなことのひとつは、戦後の50年安保と60年安保をピークの、学生運動や社会運動が結果としては国家に徹底的に潰されきったところにある。 「社会をマシにしよう」「納得いかない事には声をあげておこう」と市民が路上に集ってデモに至る文化は普通にちゃんとあったんだよ。
98
市民の声を潰しながら、国は念入りに「国の方針に口を挟むのはアカ(共産主義者のレッテルのことです)」「政治的なことに口を出すと損しますよ」みたいなプロパガンダを、市民運動の内部腐敗から生まれるテロや醜聞などに上手にスポットを当てながら流布したのね。 時は折りしも高度経済成長期、
99
普通に市民運動や社会参加への意識があった人々にも、「そういう運動に時間割くのをやめて、皆でもう少しだけ労働時間を増やすと、けっこう豊かな生活が待っていますよ」という実際的な魅惑が、あの経済成長にはあった。 市民運動は貧困からの脱出を求める。ので「そっか経済成長が早道か」とはなる。
100
親たちの佇まいを、当時の彼らよりも年嵩になり、そしてテレビが白黒からカラーになっていった気がするあの頃の微かな社会の記憶を思い出すと、政治への関心を手放すことと引き換えに、ほんの少しの経済の繁栄を「日本人全員」で取りに舵を切った、その空気感の全体像には強いリアリティがあります。